2018年6月27日水曜日

20180627 文章・コトバに対する愛着もしくは執着により、専門用語体系の血肉化が為されるのか?

昨日分の記事投稿により総投稿記事数が1025に到達しました。先月末頃1000記事に到達しましたので、そこから現在に至るまで概ね継続的に記事作成を行ったきたと云えるのではないかと思われます。とはいうものの、それに対する自覚といったものはなく、以前にも述べた通り、それまでからの惰性にて書き続けているように感じられます・・(苦笑)。

そして、これまた以前に述べましたが、惰性にて記事作成を行うことが悪いというわけでもないことから、あるいは余計に始末が悪いとも云えるのかもしれません・・(苦笑)。何故ならば、他方において自身は、ある程度キリの良いところまで書き続けたら、記事作成を休もうと考えているからです・・(笑)。

そうしますと、この『ある程度キリの良いところ』が問題になってくるのでしょうが、それは今月(6月)一杯書き続けるであるとか、1030記事まで書き続けるといった感じになるのでしょうが、こうしたことは、予め具体的な目標を決めておいた方が良いと思われることから、ここに1030記事まで作成した後、しばらくの間(1カ月程度)記事更新の頻度は1週間に1,2回程度にすることを皆さまにお伝えします。

とはいえ、1週間に2回の更進であれば3、4日に1回は新たな記事を作成することになりますので、完全にブログから離れるわけではないのですが・・。本当の休息であるならば、記事作成から一たび完全に離れた方が良いのかもしれませんが、なかなかそれが出来ないところに、これまで継続してきたことにより生じた愛着のようなものがあることが再認識されるのかもしれません・・(笑)。

しかし、この愛着とは記事数が(どうにか)ある程度蓄積された当ブログに対する愛着であるのでしょうか?いや、あるいはこの愛着とは、より精確に表現してみますと、自身の文章、コトバに対する愛着いや執着ではないかと思われるのです・・。

自身で述べるのも聊か僭越ではありますが、おそらく、ブログを3年程度ないしは1000記事程度、どうにか継続することが可能であった人は、コトバに対しての執着のようなものが相対的にいくらかは強いのではないかと思われます・・(苦笑)。

このことは、丁度つい先日お目にかかった知人もまた述べられていたことであるのですが、学ぶ、研究をするとは、試料作成や実験、分析などといった手技・技術ももちろん大変重要ではあるのですが、そこから実験のモノガタリを抽出し考察、検討する作業において必須であるのが、その分野のコトバ(の体系)に対する執着と評しても良いものか、ある程度深い知見・見識であると云えます。

つまり、どの分野であれ専門家と称される方々は、各々の専門分野でのさまざまなモノガタリ(現象)を、たとえそれが複雑なものであったとしても適切に説明することが出来るだけの、その分野に対する深い知見・見識、血肉化された専門用語の体系を保持されており、また、それが通り一遍でなく、適宜、聞かれる方々に合わせての説明することが出来るような方々ではなかかと思われるのです。

また、こうしたことは、昨今急速に進化発展していると聞く人工知能が、どの程度まで出来るのであるか分かりませんが、こうした能力は、さきに挙げた手技・技術あるいはフィールド・ワークといった身体の活動により得られた記憶と『連動』することによって、より強く血肉化される性質があると考えますので、これら専門分野では、もうしばらくは我々人間の優位が続くのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか?

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

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ISBN978-4-263-46420-5
医歯薬出版株式会社


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