2018年7月3日火曜日

20180702 インディアナ・ジョーンズ氏の功罪?

唐突ですが、私の幼少期の夢はインディアナ・ジョーンズ博士こと『インディ・ジョーンズ』になることでした・・(笑)。また、そこからの延長と云えますが在和歌山時代、フィールド・ワークにて自動車で出る際は、はじめに『インディ・ジョーンズ』の曲をテーマ曲として車内にてかけていました・・(笑)。しかし、不思議なことに、こうしたことは現在では、なかなか自然に『やってみよう!』とはなりません・・。

そこで『果たして何時頃、そうした遊び心のようなものが減衰してしまったのか?』と考えてみますと、それは2013年の学位取得のあたりではないかと思われるのです・・。つまり、かねてより夢に描いていたこと(インディアナ・ジョーンズ博士になる)が、実際にその一面であれ本当に叶った(叶ってしまった)ことにより、そうした行為を対象化し、さらにそれを真似することを面白がることが出来る精神が著しく減衰してしまったということになります・・。

そしてまた自身の場合、その先にあったものが『燃え尽き症候群』とも云うべき精神的に不安定な時期であり、あるいはこれは現在に至るまで完全には寛解していないとも思われます・・(笑)。さらに社会システム上の問題も少なからずあると思われますが、博士号取得者の行方不明者・自殺者の率と、社会全体での行方不明者・自殺者の率と比較しますと、明らかに(格段に)前者のそれが多いことは、あまり議論されることはありませんが、自身の実感を述べますと、さきの『燃え尽き症候群』と、学位取得後に否応なく気が付かされる周囲の同世代の人々とのさまざまな感覚の乖離が、合併症のように作用し、その多くが生じるのではないかと思われるのです・・。

あるいはまた、自身がそのようになっていても決しておかしくなかったと云えます・・。そしてまた、この先もそれは同様であるようにも思われるのです・・。

そのように考えてみますと(学位の取得に)『果たしてそれだけの価値があったのか?』と思われるところですが、しかし、そうしたものをも予め含めて、その価値となるのではないかとも思われるのです・・。【果たしてこれは自分に対する弁解の類い、わゆる自己欺瞞なのであろうか・・?】

こうしたことは具体的には、これまでブログ記事にて書いたことはありませんでしたが、今後、知識集約型社会を目指す上我が国においては、何らかのカタチで解決する方策を考えてみても良いのではないかと思われますが、さて如何でしょうか?

とはいえ、今回もここまで読んで頂きまして、どうもありがとうございます。

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ISBN978-4-263-46420-5
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