2017年4月27日木曜日

20170427 コンステレーション、深化そして進化発展の契機となるもの・・?

A「これまで継続的にブログ記事を作成していて思うことの一つに「現在こうして記事を作成している環境が大きく変化した場合、これまでのように継続的な記事作成は出来るのであろうか?」といったことがあります・・。

そして、そうしたことを不図思う契機とは、継続している日常とは異なる場所、空間に(暫間的にではあれ)身を置いた時が多いように思われます・・。

自身は心理学に関しては素人ではありますが、あるいはこうした状態とは、我が国では河合隼雄が紹介し、ある程度の知名度を得たユングの心理学における『コンステレーション』といったものに何かしら関係があるのではないかと考えます・・。

心理学での『コンステレーション』とは『一見無関係に並んだ何かを突如として、その(繋がった)意味を感知させるようなこと、状態』を指すコトバであると表して、少なくとも間違いではないと考えます。

そして、こうしたことはたしかに継続している日常生活の環境においてはあまり思い至ることが少ないと考えられます・・。

とはいえ、こうした内面にて生じる出来事とは、さまざまなことを考える、あるいは学ぶ上において極めて重要であり、おそらく時代精神、地域性といった漠然、抽象的なことがらから、主体が相対する具体的な個々の人々に至るまでを理解する上において、欠くことの出来ない要素であると考えます

そして、そうした要素が我々の心理に作用することから、我々の行うさまざまな行為とは内面において深化され、さらに進化発展を遂げることが出来るのではないかと思います・・。

おそらくこのようなことは、これを読まれている方々においても少なからず思い当たるフシがあるのではないでしょうか・・?

また一方、それ(コンステレーション)を感知する契機の多くが、日常とは異なる場所、空間に身を置いた時であるというのは、ある程度普遍化して云えることであり、吉田松陰著の「西遊日記」の冒頭にもその様なことが記され、また、そのコトバとは、映画『長州ファイブ』内にて、その主人公である山尾庸三が異郷の地にて述懐しているシーンがありました・・。

ともあれ、それ故に自身が現今継続的に作成しているブログ記事に対しても、時折、そのようなことを不図思うことがあるのです・・。


また、それ以前に、現在に至るまで、どうにか記事作成を継続的に行うことが出来た要因とは、これまでに作成した記事においても書きましたが、おそらく過去に在住したさまざまな地域での記憶であり、その意味において、あるいは今後、現在とは異なる日常に身を置いた場合もまた、今度は現在の日常の記憶が何かを書くための題材となるとなり得るのではないかとも思われるのです・・。

しかし、おそらくこうしたことは本質的には『賭け』に分類する方が適当であるのかもしれませんが・・(苦笑)。

今回もまた、ここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。
去る2016年に熊本、山陰東部そして福島県周辺において発生した地震により被害を被った地域の諸インフラの出来るだけ早期の復旧、そして、その後の復興を祈念しております。」