2024年2月5日月曜日

20240205 令和・歯科医院訪問記①訪問に至るまでの経緯

昨年の初夏、突然、下顎の左側の小臼歯のあたりが痛くなり、当初は我慢していましたが、それも出来なくなり、以前から訪問の機会があった都内東部の歯科医院に問い合わせたところ、すぐに診察して頂けることになりました。

待合室からチェアに通されてエプロンをつけ、うがいをして待っていると、担当の歯科医師がやってきました。こちらの先生は、これまで何度かお話したこともある中堅どころの先生であり専門領域は口腔外科であるとお聞きしていました。

早速、診療がはじまり一通り診察してからレントゲンやCTの撮影を行い、あらためてチェアに戻ると、すぐに先生が戻って来て、今しがた撮影されたモニターの画像を見つつ症状の説明をはじめました。

それによると「この痛くなっている歯は、長年にわたる食いしばりの癖により、過剰な咬合圧がかかり、そのために歯全体に亀裂が入ってしまい、その割れ目から色々なものが歯の中に浸透し、それが歯髄の方にまで達して奥の方で炎症を起こし膿が溜まっている。」とのことでした。

こうした症状は「歯根破折による根尖性歯周炎からの歯根膿疱」といわれるものであり、特段珍しくはない症例とのことでした。

ともあれ、その治療法としては、まず歯の神経がある場合はそれを取り去り、次に根の方に溜まった膿を排出して、そこを清潔にしてから薬剤を詰め、再度炎症が生じないように処置を行い密閉して、そこから膿疱を起こした歯の処置を行うといった流れになりますが、こうした歯根破折(割れてしまった歯)の場合、一般的には、その歯はもう使い続けることは出来ないため、抜歯して、その欠損部に部分床義歯やインプラントなどによる補綴治療を行います。

しかしながら、こちらの先生によると「私は口腔外科が専門であり、これまで既に数多く治療してきているのですが、この割れてしまった歯を一旦抜歯して、その割れた部分を接着して使える状態にして、あらためて欠損部にその接着した歯を植えなおすことも可能ではあるのですが・・。」とのことでした。

この治療法は「破折歯の接着治療」と称されるものであり、以前に少し聞いたことはありましたが、実際に自分がそれを受ける可能性があるとまでは考えたことがなかったため、少し躊躇していましたが、先生の様子を見ていますと、至って平静であり、そこから「先生、割れてしまった歯を一旦抜いて、接着剤を用いて接着してから、また植え戻すということは本当に出来るのですか・・?」と尋ねると、これまた至って平静な様子で「ええ、まあ割れ目の走行の入り方などにもよりますが、これも見た感じでは、そこまで複雑に割れ目が入っていなかったようですので、おそらく大丈夫であると思います。」とのことで、出来るだけ自分の歯を生かして使いたい私としては、他の補綴方法よりも優先して、この「破折歯の接着治療」を受けることにしました。

ちなみにこちらの先生は、御実家は山梨県山梨市にあり、そこから首都圏の某老舗歯科大学に進学そして卒業されてから、沖縄にある大学病院にて臨床研修医を経て、同大学病院の歯科口腔外科に医員として6年間ほど勤務されてから、御実家の山梨市の歯科医院に戻り、そして週1日は、さきの都内東部の歯科医院にて勤務医をされているとのことでした。

山梨から東京の歯科大学へ、そして卒業後は沖縄に渡るといった背景には一体何があるのかと興味を抱き、治療に入る前のちょっとした雑談などから話が進展して、やがて私が山梨市の医院を訪問させて頂く運びとなりました。それが決まったのが昨年の暮れであり、そして訪問の日程は翌、本年の1月下旬に決まりました。

私としても、こうした取り組みは初めてであり、どのような要領で進めて良いのかよく分からないものの、とりあえず始めた次第です。また近日中に続編を作成予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
一般社団法人大学支援機構


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