2018年12月21日金曜日

20181220 日帰りの東京出張にて思ったこと・・【書籍の読了から】

本日は徳島へ移り住んでから初めて日帰りにて東京に行きました。徳島を発ち、羽田に着き、そこから本日の用務先に比較的近い実家クリニック分院に立ち寄りましたが、本日は休診日であることから誰もおらず、そこで一休みした後、早々に出立しました。

また、本日移動中の電車内にて徳島在住以降初めて購入した書籍であるユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社刊『ホモ・デウス』上下巻を読了しました。この書籍は今後も折を見て読み直してみようと考えており、また同著者によるさきの著作『サピエンス全史』同様、興味深いと思われた記述をブログ記事として抜粋引用しようと思います。

以前にも触れましたが、本日読了した『ホモ・デウス』は前作『サピエンス全史』と比べ、具体的な歴史上の事物に即して述べるというよりも、より思想的・観念的色彩が強いと思われ、それにより前作に比べ、理解しながら読み進めるのに多少苦労しましたが、前作を既に読んでいることから、何と云いますか、記述の流れのようなものがどうにか分かり、そして読み進めるにつれて徐々に面白さが増していきました。それ故、こうした著作に興味がある、あるいは今後の人類の進む方向についての参考となる考え・意見を知りたい方々にとっては大変面白く読むことが出来ると思われます。

ちなみに自身はこの後、出来ればジャレド・ダイアモンド 草思社刊『文明崩壊』上下巻あるいは同著 慶應義塾大学出版会刊『歴史は実験できるのか』を読んでみたいと考えています。くわえて、こうした歴史全般を扱う書籍でなく、具体的な歴史に関する書籍であれば、平安時代末期の治承寿永の乱【源平合戦】の頃を扱った所謂『平家物語』に関係する書籍を読んでみたいと考えています。徳島も含めて四国そしてさらに西の九州【鎮西】もまた、この時代の歴史の進行方向を大きく左右したことは大変興味深い史実であり、当時のそれぞれ地域勢力の源平の戦いに対する反応、対応の仕方を、これら書籍を通じて知ることにより、その地域が辿った歴史、さらには現代にまで貫かれる普遍的な地域性の発露のようなものをも見出すことが出来るのではないかと思われます。

たとえば、もしものハナシになりますが、屋島を根拠としている平家を追い討つため、摂津の渡辺津を船出した源義経率いる軍勢が、阿波の勝浦【現小松島市】に上陸した際、この地の土着勢力が平家方である阿波民部こと田口成良によって名実ともに統一されていたならば、源義経率いる軍勢の上陸は困難であり、あるいは神武東征の浪速 白肩之津での上陸戦のようになっていたことも考えられます・・。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。


~書籍のご案内~


ISBN978-4-263-46420-5
医歯薬出版株式会社

~勉強会の御案内~
前掲書籍の筆頭著者である師匠による歯科材料全般あるいは、いくつかの歯科材料に焦点を当てた勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年、大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

*上記以外、他分野での研究室・法人・院内等の勉強会・特別講義のご相談も承ります。

勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス
conrad19762013@gmail.com 
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数年前より現在までに日本列島各地・特に西日本・九州にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧そして復興を祈念しています。
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