2018年2月27日火曜日

20180227 アンビバレントと絶対矛盾的自己同一:創造性と合理性? ブログの継続から・・

昨日投稿分の記事は投稿翌日であるにも関わらず、また比較的多くの方々(150人近く)に読んで頂けました。読んで頂いた皆さま、どうもありがとうございます。

さて、以前からの目標であった今月内での910記事到達は一昨日に達成されたことから、本日は記事作成を休もうと考えていましたが、やはり多少時間は押していても何かしら書いておかないと落ち着かないことから、本日もまた記事作成を開始した次第です・・(苦笑)。

ともあれ、こうした調子にて記事を作成し続け1000記事に到達した場合、あるいはその後もまた同様の調子にて記事作成を継続してしまうのではないか、といった危惧も最近は感じられるようになってきました・・(苦笑)。

しかし一方で、自身にとって、このブログ記事作成とは、あくまでも嬉戯であり、何らの義務感に駆られて作成しているものではないはずです・・。

そして、そうであれば何故、目標として定めた1000記事に到達した後においてもまた記事作成に対する危惧を感じるのでしょうか・・?

おそらく、こうした感情をアンビバレントと称するのでしょうが、これまで記事作成を継続して思うことの一つに、こうしたアンビバレントな感情の重要さが挙げられます。

おそらく、嬉戯・義務の何れであれ、どちらか一方の感情・思いのみでは、何であれ継続的な作業とは為し得ないのではないかと思われます・・。

それら矛盾・相反する要素を含むものが、我々の内面にて葛藤するところに、そしてそうした状態に慣れ、意識せずにそれを行い得るところに、さまざまな創造的な発想・活動といったものが生まれるのではないかと思われます。

つまり、いくらかは創造的活動とも云える毎回の記事作成とは、喜んでのみ為し得るものではなく、一方で義務感でイヤイヤながらのみでも為し得るものではなく、そして、そうであるが故にこそ継続することが出来ていると云えるのです。

とはいえ、こうしたいくらかの精神を要する継続的活動の原理・メカニズムを観照的に見極めたと認識したとしても、それにより記事作成が多少なりとも楽になるものでもなく、以前と変わらず疲れている時などは、かなりイヤイヤながら作成しているのです・・(苦笑)。

そして、おそらく多くの方々は、こうしたことを既に自明のこととして認識しているのではないかと思われますが、こうしたことは認識したとしても、それを他者に説明しても、その他者自身が認識しないことには何も変わらず、また認識したところで少しも楽にならないことから、わざわざ言語化されるといったことが少ないのかもしれません・・(それでも、否、それ故にこそ、(時折は)そのことを言語化する意味があるのかもしれません・・文系学問の一つの存在意義?)。

ともあれ、こうした我々の内面における葛藤こそが創造的活動の源泉・原動力であり、おそらくそこには合理性の付け入る隙はないものと思われます。

しかしながら、その一方で我々の社会において合理性とは共通理解・普遍性を齎すものとして重要視される傾向があるとも云えます。

そして、そのように考えてみますと、あるいは社会において合理性が勝ち過ぎると創造性を犠牲にし、また創造性が勝ち過ぎると合理性を犠牲にするといった構造らしきものがあるのかもしれないと考えさせられます・・。

もちろん、これはあくまでも仮説ではありますが、全てが間違いというわけではないようにも思われますが、さて如何でしょうか?

そういえば、先日来より読み進めている国際政治学の著作上下巻は昨日ようやく上巻を読了し、本日より下巻を読み始めましたが、上巻に引き続き大変興味深い内容であり、今後下巻を読了しましたら、その興味深いと思われた記述を当ブログにて抜粋引用してみたいと考えています・・。

また、抜粋引用により、この著作の記述がより多くの方々に読まれることにより、当著作を読み始めたり、あるいは他の同じ分野の著作が読まれることにより、何らかの良い刺激そして葛藤がわずかではあれ、社会において生じるかもしれませんので、それはそれで少なくとも無意味ではないものと考えます・・。

絶対矛盾的自己同一・・?

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

昨今
、日本列島各地において生じた地震・大雨・水害・火山噴火といった大規模自然災害により被災された諸地域の復興を祈念しています。


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