2017年4月1日土曜日

20170331 本年度最後の投稿  さまざまな出来事の基層に流れる性質? 

本日の首都圏は一日を通じて降雨そして気温もあまり上がりませんでした。

また、天気予報によりますと、明日も気温はあまり上がらずに真冬日になるとのことです・・。

とはいえ、ブログ記事の方も580記事に至り、目標とする600記事まで残り20記事を切りましたが、先日の記事に書いた通り、あまりそうしたことを考えずに今後もとりあえず600記事までは書き続けようと思います・・。

また、先ほどブログ頁を開いてみたところ、昨日投稿の記事も投稿翌日にしては多くの方々に閲覧して頂いたようでした。
読んで頂いた皆様、どうもありがとうございます。

そういえば、本日の帰宅の途中、先日投稿した記事に書いた『大変面白く読ませて頂きました。』との評価を頂いた書籍の指摘箇所を書店にて読んでみますと、その箇所に前後する文脈が、あるいは現在の我が国にて生じているさまざまな出来事に対する評価ともとらえることが出来、あるいはそちらの方がその方のご意見であったのではないかとも思われた次第です・・(笑)。
多少飛躍、考え過ぎの感はあるものの・・。

また、その書籍の著者とは、これまでに当ブログ記事にて数多く、その文章を抜粋引用している加藤周一であり、この著者のことを何かのきっかけで話しますと
『いやあ、でも、あの人はサヨクでしょ・・?』あるいは『一番タチが悪い、いわゆる進歩的知識人てヤツだ。』
といった評価を聞くことがありますが、たしかに一面においてはそういった主張は自身も分からなくはないです・・。

しかし他方で『ではさきに示したような評価をされる方々とは、その著作にて述べられていることがらについて、どの程度能動的に考えたことがあるのでしょうか?』と云ってみたくなることも少なからずあるのです・・(自身もそこまで考えたとはいえませんが・・)。

これも見方によれば非生産的として社会的に日の目を見ることが少ない元文系院生の戯言、恨み言とも聞こえるのかもしれません・・(苦笑)。

さらに、そのようなところから、さきに述べたような飛躍、考え過ぎの感に結節したのではないかとも考えられます・・(笑)。

そして、そのようなことを書くと今度は『では、その前後する文脈とやらを述べよ』といった反応が生じる可能性がありますので、記憶を頼りに書いてみます。

それは著作内の戦前期のことを述べた箇所であり、そこで著者加藤周一の大叔父にあたる帝国海軍軍人『急進的、狂信的な国家主義者・自称愛国者が台頭するようになると国がダメな方向に行く』という意味のことを述べていたことが記されています・・。

このことは現在の我が国での社会にて生じているさまざまな出来事を考える上においても示唆するものが多い、あるいは(少なくとも近代以降の我が国においては)普遍的な現象であるのかもしれないとも考えさせられます・・。

とはいえ、こうした現象の基層に流れている、ある種の性質とは、我が国が古来より保持しているかなり根強いものではないかとも考えさせられるのですが、さて如何でしょうか?

今回もここまで興味を持って読んで頂いた皆様、どうもありがとうございます。

昨2016年に熊本、山陰東部そして福島県周辺にて発生した地震によって被災された地域の諸インフラの出来るだけ早期の復旧、そして、その後の復興を祈念しております。」