2019年7月6日土曜日

時代の変革期を描いた作品について

先日の九州南部を襲った大雨による被害が軽微であったこと、そして、その復旧が速やかに為されることを願います。

 今回の記事投稿により、総投稿記事数が1195に到達します。そうしますと、残り5記事の投稿により1200記事へ到達することになります。以前にも述べましたが、この1200という数字も、そこまでキリの良いものではなく、今後、たとえ首尾よく到達することが出来たとしても、それは1つの通過点と見るべきであり、今後も記事作成を継続した方が良いのか、あるいは、キリが良くなくとも、このあたりで当ブログの更新は止めるべきであるのか少し考えさせられるところです。もちろん、こうしたことは最終的には自身で決めることではあるのですが、他方で、こうして、思ったことを文章化しておくことは、少なくともブログ記事数カサ増し以上の価値はあるのではないかとも考えています・・(笑)。

さて、先日から読み進めているウンベルト・エーコによる「プラハの墓地」は、今週、比較的読書に充てる時間が少なかったことから、その後、漸う200頁まで至りました。今週末は出来る限り読み進めようとは考えていますが、果たして、どの程度まで進めることが出来るでしょうか・・(苦笑)。

ともあれ、ここまで読んでいて不図思い起こされたのはルキーノ・ヴィスコンティ監督の「山猫」という映画作品です。この作品の舞台、時代背景がおそらく「プラハの墓地」150頁あたりと同じであり、また、この映画作品は当時の時代精神、雰囲気がよく再現されていると思われますので、興味のある方は是非ご覧ください。こうした、まさしく「重厚」な映画作品は、ここ最近かなり少ないように思いますので、かえって楽しく観ることが出来るのではないかと考えます。
ルキーノ・ヴィスコンティ監督「山猫」

また映画「山猫」にて、すぐに思い起こされるのは、以前にも当ブログで取り上げました映画「大いなる幻影」(『La Grande Illusion』)・「日の名残り」(『The Remains of the Day』)であり、これら映画作品を起点として、あるいはそれぞれ作品内容の関係性から、近現代史あるいは国際関係論なども概説程度は学ぶことが出来るのではないかと思われますが、さて、如何でしょうか。

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

日本福祉大学



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