2017年1月8日日曜日

20170108 内視鏡検査を受けて思ったこと

A「本日の首都圏は雨が降り、気温も上がらずまさに寒々しい一日です。

さて、年賀状を送って頂いた方々でこれをご覧になっている皆様、どうもありがとうございます。

また、新しい年となり、昨年暮に受けた健康診断の結果も届きましたが、これによると胃に病変があり「精密検査を要す」とのことでした・・。

そして、その後早速内視鏡による精密検査を受けた結果、特に悪性のものは認められないとのことで一安心しました・・。

私自身、これまでの人生で胃が悪いという認識はまったくありませんでしたので、この一連の出来事には大いに驚き、そして今後はあまり胃に悪いことはしないように心がけます・・。

それに加え、これまで仕事にて時折口にしていた経鼻による内視鏡検査の実体験とは、なかなか貴重なものであったと思います。

内視鏡による検査とは、そのスコープの届く範囲までの体内の動態・様相を観察することが出来、たとえば、概ね歯科領域といっても良い摂食嚥下の機能検査などの場合、摂食物が気管・食道部位に至るまでの動態・様相を観察・診察することを目的としております。

一方、先日私が受けた内視鏡検査とは、スコープが食道をも通過し、さらにその先にある胃・十二指腸までも観察・診察されるものでした。

おそらく双方共に用いる機器の間に大きな差異はないものと考えますが、そうした意味からも、この内視鏡とは、ある意味、学際的な医療機器であるように思います。

とはいえ、スコープが先端に取り付けられた管・ファイバーが体内に入っている感覚とは、やはり大変違和感を感じるものではありましたが・・(苦笑)。

しかしながら、あの程度の違和感にて、さまざまな体内器官の様相・状態を観察・診察出来るのであれば、内視鏡による検査とは大変有意義なものであり、今後更なるその画像による診察・診断技術および使用機材性能の向上が望まれるのではないかと思います・・。

さらにそのとき聞いたハナシではありますが、現在は管・ファイバー先端に取り付けられたスコープを用いる内視鏡検査ではありますが「今後は薬剤カプセル状のものにスコープが内蔵されたものが出現するのではないだろうか?」とのことでした。

このハナシを聞いたとき、不図、大分昔に観た映画「ミクロの決死圏」(「Fantastic Voyage」1966)のことを想起しました。

ちなみにこの映画作品の監督とはジュール・ヴェルヌ著の「海底二万海里」の映画作品(「20000Leagues Under the Sea」1954)もまた以前に監督しており、そこから双方の間に何やら不思議な共通点を見出した感じがします・・(笑)。

また、そうしますと、かなり久しぶりにまた「海底二万海里」を読んでみたくなってきました・・。
あの著作を読んだのは一体何時の頃であっただろうか・・?
また、今度は英文でも読めるであろうか・・?

今回もここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。

さる熊本、山陰東部、福島周辺にて発生した大地震により被災された地域の出来るだけ早期の諸インフラの復旧およびその後の復興を祈念しております。」