2018年2月23日金曜日

20180223 トラウマのようなものがあるから文章を書き続けることが出来るのだろうか・・?

明日土曜日の首都圏は、日中気温が上昇するとのことですが、本日に関しては、これまで同様冬らしい寒い一日であったように思われます。

さて、昨日投稿分のブログ記事ですが、これも驚くべきことに投稿翌日にして250人以上の方々に読んで頂けました。

読んで頂いた皆様、どうもありがとうございます。記事投稿翌日に閲覧者数が200人を越えることが、ここ数日間続いていますが、これが所謂『バズる』といった現象なのでしょうか?

また、これら投稿記事内容は、それ以前に投稿した記事と比べ、必ずしも優れているとは思われないことから、さきの閲覧者数が増加した原因については未だよく分かりません。

しかし、いずれにせよ、投稿した記事が多くの方々に読んで頂けたことは、自身にとっては大変ありがたいことであり、これまで継続的に読んでくださっている皆さま、今回初めて読んでくださっている皆さま、よろしければ、今後とも引き続き読んで頂ければと思います。

さて、以前にも述べました先日より読み進めている国際政治学の著作上巻は、何ごともなければ、おそらく明日の電車内にて読了に至ると思われますが、その後直ぐに下巻に取り組み、そして後日、上下巻読了出来ましたら、著作全体の興味深いと思われる記述を当ブログに新たな記事として抜粋引用してみたいと考えています。

また、現在では、こうした割合硬質な専門書とも云える著作は、読了後しばらくインターバルを置いてから次の著作を読み始めることが多いと云えますが、こうしたこと(読書のペース・種類など)をあらためて思い起こしてみますと。以前、院生当時(特に後半)は専門書・小説などジャンルは問わず、かなり無造作に現在以上にチャンポンにて読んでいた記憶があります・・(苦笑)。
おそらくそれもまた一種の勉強であったのでしょうが、しかしやはり、あまり効率の良いものではなかったように思われます・・(苦笑)。
そしてまた、何故、当時そのような読み方をしていたのかと考えてみますと、それは、さまざまな嫌なコトからの逃避といった意味合いがあったからであると考えます・・。

またおそらく、現在の読書においても、同様の側面があると思われますが、当時のことを考えてみますと、それは現在よりもかなり強くそうした意味合いがあり、またそれがなければ、自身としてはあまり想像したくないような事態になっていたかもしれないと思われます。

この時期(院生後半期)のことに関しては特に読書などに関してはある程度記憶しているのですが、その一方で同時期の心理・心の持ち様などに関しては、記憶どころかあまり思い出せないですし、思い出したくもないのです・・。


こうした心理とは、他者に理解して頂きたいとは思いませんし、またある程度年齢を経れば、各々何らかのそうしたトラウマらしきものはあるのではないかと思われます・・。

とはいえ、それが現在において、こうして文章化出来ていること、あるいはトラウマと言語化さらには客体化出来ていることは、かなりの進歩・寛解であると云え、それは当時の周囲におられた方々のおかげであると云えます、

おそらくこの感覚については、現在の私ではたとえコトバを尽くして説明してもあまり分かって頂けないように思われるのですが、それでもなお、そうした一種不可解ではあるものの、同時に強い感覚といったものがあると思います・・。

そして、今後当ブログが1000記事まで到達することが出来ましたら、あるいは、この感覚に言語を付与しある程度広汎に理解して頂ける程度まで文章化することが出来るのではないかとも思われますが、さてどうなることでしょうか・・?

ともあれ今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

昨今
、列島各地において生じた地震・大雨・水害・火山噴火といった大規模自然災害により被害を被った諸地域の復興を祈念しています。


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20180222 用いるコトバに対する認識が深化・進化すると・・

昨日投稿分の記事『一昨日投稿の記事の閲覧者数が伸びたことから思ったこと・・』もまた、どうしたわけかかなり多くの方々(250人以上)に読んで頂けました。

自身の作成した記事が1日にて、これだけ多く読んで頂けたことは、正直なところ、うすら怖い感じもしないでもないですが、これが契機となりヴィトゲンシュタイン著『論理哲学論考』・司馬遼太郎著『空海の風景』がいくらかでも多く読まれることになれば、それはそれで少なくとも悪いことではないと思われます。おそらく、その中からまた、更に深く、そして面白く読み解いていく方々が出てくると思われますので・・。

また、以前にも述べたことではありますが、これら著作は全て院生当時に読んだものであり、さらに詳言しますと、これら著作は実験作業の合間に研究に関連する論文・文献と並行して読み進めたものです。そうした行為は、研究内容に関係がないものとして批判の対象になりそうですが、当時は夜中まで一人で実験室にいることが多く、また講座の先輩院生方が修了された後は、益々この状況に拍車が掛かりましたので、少なくとも自身に関しては、その他の状況をも加味して、この行為を批判の対象とされることは、必ずしも適当ではないと考えます。

そして、ともかくも自身はこうした状況にていくらかの文献・著作を読んできたのです・・。

また、そうした行為が多少の紆余曲折を経て現在の継続的なブログ記事作成に結び付いているのではないかとも、いささか牽強付会・我田引水気味ながらも考えることが出来るのではないかと思います・・(笑)。

とはいえ、他方、現在のブログ記事作成とは、この当時をも含め、過去のそうした経験全てを土台としていると云えますので、より精確には『この当時の経験が相対的に現在のブログ記事作成に有意に影響している』ということになるのでしょうが、そのように考えてみますと、果たして、そういったことは、数値化して、その有意の程度を認識することが出来るのか?とも考えるに至るのですが、そうした認識はおそらく困難であり、また個人の経験に対し、そうした客観的評価を与えようとすることは、それが可能であったとしても、果たして行うだけの価値・意味があるのことかと、いささか疑問にも思われますので、そうしたことは特に必要がある場合を除いて敢えて詳言する価値・意味合いは乏しく、口語・文語であれ通常用いる言語としては曖昧なままで良いのではないかと思われます・・。

また、こうしたことを考えはじめますと、不思議なことに、こうした文章をも書くことが難しくなってくることに気が付くのです・・。

現在になり思い出してみますと、かつて全く文章を書くことが出来なかった時期とは、こうした考えが循環論法的に去来していた時期でもありました。つまり、頭は作動しているが、その表出が出来ない、何かが自身が制限するといった感覚であり、決して心地よいものではありませんでした・・。

そして時折聞く『面倒くさいヒトはイヤだ!』といったご意見は、これと類似あるいは同一の感覚から生じているのではないかとも思われます。

しかし同時に、おそらく御存知であるとは思いますが、何であれ『専門を持つ・知る』ということは、この『面倒くささ』と付き合うことによってのみ得られる感覚・認識であると云えますので、人によっては、そうした『面倒くささ』と徹底的に付き合うことを日常として、また他者に対しても無意識ながらそのように振る舞ってしまう方々も少なからずいるのではないかとも思われます・・。

そして、そこから日常的な会話において、さきの『面倒くさい』ことを話す方々に対する嫌悪感らしきものが生じるのでしょうが、おそらくそれはテレビのワイドショーなどにおいても同様の構図を見出すことが出来、またさらに我が国おける反知性主義的な傾向の多くもまた、それと同根ではないかと思われることが時折あります・・。

これは果たして我が国特有の傾向であるのでしょうか?
また、それは何処であれ、おそらくその用いるコトバに対する認識のギャップから生じる違和感が基層にあるのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか?

そしてまた、用いるコトバに対する認識を深化・進化させる行為が総じて勉強というものでしょうが、それは『面倒くさい』の代表的なものとされています。

しかし一方で、おそらく個々人にとって『面倒くさい』と感じることがより少ない勉強、すなわち、コトバに対する認識を深化・進化させる方法といったものがあるのではないかと思われるのです・・。【勉強とは本質的に決して苦行であってはならないし、それを勘違いされた方々がエラくなると、おそらくその社会はダメになると思われます。我が国のとりわけ地方の衰退とは、少なからずこのことが関与しているのではないかと思われます。是非胸に手を当てて考えてみてください・・。】

そして、方法は問わず、一度その深化・進化がある程度為されると、それは横方面に他分野に対して広がっていく、横断していくといった性質があるのではないかと思われるのです・・。その意味で昨日のヴィトゲンシュタインも空海も、それを実践された方々ではないかとも思われます・・。
もちろんその顕現の仕方は一様ではありませんが、何かしらそうした傾向があるのではないかとも思われるのですが、さて如何でしょうか?

ともあれ、今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

近年
、日本列島各地にて発生しました地震・大雨・水害・火山噴火などの大規模自然災害によって被災された諸地域の復興を祈念しています。


書籍のご案内
師匠による新たな著作が医歯薬出版より刊行されましたのでご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
著書名:『CAD/CAMマテリアル完全ガイドブック
ISBN978-4-263-46420-5