2024年5月10日金曜日

20240509 実感される内面の変化への欲求から:ブログ記事作成と動画視聴と読書

おかげさまで、直近投稿の訪問記からのスピン・アウト記事も投稿後3日としては、比較的多くの方々に読んで頂けました。これを読んでくださった皆さま、どうもありがとうございます。

こちらの記事で述べた「環境の変化による内面の変化」は、以前より興味を持っていたことであり、当ブログ初期の2015~17年の頃にも、何度か記事題材としていたことが思い出されました。

そして、こうして書いていますと、これまた以前に当ブログにて述べたことではあるのですが、複数ある私の興味の対象の循環のようなものが感じられるのです。これは季節によるものであるのか分かりませんが、どうにか9年近くブログ記事の作成を継続していますと、そのようなこと(自らの興味の循環)が時折、感じられるようになるようです。

くわえて、去る2022年2月に勃発した第二次宇露戦争から、情勢の推移を知るため、いくつかの海外報道機関による動画を視聴する習慣が身に着きましたが、これは、以前のホテル勤務時代での外国人宿泊客への接客応対から、文系大学院修士課程での英語科目の講義や留学生の方々とのやりとり、そして歯系博士課程院生での論文読解や作成、海外学会での口頭発表や質疑応答といった経験により「基礎」のようなものがあったためか、しばらく継続していますと、また徐々に、いくらかは聞き取れるようになってきたように感じられます。

そして、去る2023年3月にドイツ・ケルンにて開催の国際デンタル・ショー(IDS2023)への特派員としての参加の際にも、これらの経験はいくらかは役立ったと云えます。

さて、上記のように、ブログ記事の作成と、海外報道機関による動画視聴の継続を並べてみましたが、前者と同様、後者の動画視聴においても、興味の循環はあるとは思われるのですが、他方で、2022年2月以降からは特に、新たなものとして、海外報道機関の動画を視聴することは多くなりました。

しかし、実際のところ、こうした動画を視聴しなくとも日常生活には大きな支障はないと思われますが、これを継続していますと、地上波であれ、動画サイトであれ、国内の報道番組を視聴すること自体が有意に少なくなりました。

そうしますと、それに伴って自らの興味もまた変化するようであり、そこから「日常生活には大きな影響はない」とさきに述べましたが、それは、ある程度の期間、継続することにより、徐々に内面での有意な変化が生じ、そこから、さらに大きな変化へと進展するのではないかとも思われるのです。

そして、そのように考えてみますと、前述のブログ記事作成の継続もまた、同様の経緯を辿ってもおかしくなく、9年近く継続しているのであれば、実感出来るような変化が多少はあっても良いのではないかとも思われるのですが、これまでに何度か述べましたが、そうした変化の実感といったものは皆無なのです・・。それでも「どうにか」ではあれ、継続していることは事実ですので、あるいは、遠からぬうちに、そのように実感されるような変化が生じるのかもしれません・・。

そういえば、トクヴィル著の「旧体制と大革命」は、その後も読み進めており、6割方は読みましたが、そこにはやはり、以前にも述べた「トクヴィル節」のようなものがあり、また、記載の考えや見解は現代においても適用可能なものも少なからずあるように思われます。

そこから、トクヴィルについて思い返してみますと、興味を持ったきっかけは、さきに述べた後者の動画視聴にありました。そうしますと、動画の視聴は、2022年2月の露軍の侵攻以降、たしかに海外報道機関による動画を有意に多く視聴するようになりましたが、それに加えて、我が国テレビ局による報道動画ではなく、大学研究室や企業等にて、ある程度専門的と云える動画の作成を行っているものがあるのですが、そのうちの一つが興味深く、視聴していたところ、そのなかで、その動画サイト運営者が書籍を刊行されたことを知り、こちらも興味深く思い、書籍を購入して読み進めていたところ、その中にトクヴィルについて記されており、そこから、さらに興味を持ち、トクヴィルの著作を購入したのが昨年の秋頃でした。

そして、それから解説本や著作を数冊読み、昨年暮れからは、以前より面識のある研究者の方の著作内で参考文献として挙げられていたオーランド―・ファイジズ著「クリミア戦争」上下巻を購入して読み進めたことから、トクヴィルから少し離れましたが「クリミア戦争」を読了後から、またトクヴィルに戻り、前出の「旧体制と大革命」を読み進めており、その後は、さらにトクヴィルの積読状態にある著作を読み進めようと考えていましたが、ここ最近興味深い著作を見つけてしまいました・・。それは、井上文則著「天を相手にする:評伝 宮崎市定」であり、おそらく、こちらも精読にて通読しますと、それなりに大変であると思われますが、先日、立ち読みしたところ、大丈夫であろうと思われたことから、「旧体制と大革命」読了出来ましたら、次にこちらの著作を入手して読んでみたいと考えています。

しかし、宮崎市定を私はどこで知ったのでしょうか・・。修士論文の参考文献には、その著書はなかったことから、それ以降であり、おそらくは鹿児島在住の期間であったように思われます。こちらについても、いずれ書いてみたいです。

ともあれ、今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます!

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