2021年7月4日日曜日

20210704 「メモランダム」の文章からブログ記事作成を行おうとして覚えた躊躇いについて

 以前に購入した「メモランダム」ですが、こちらは現在も持ち歩いています。ただ、それを開き、文章を書き記す頻度が若干、購入当初と比べては少なくなってきたように思われますので、このあたりで、そのことを敢えて記事に書いて「喝」を入れてみようと思いました・・(苦笑)。

この「メモランダム」には、何かしら思いついた断片的な考えや、あるいは漫然と頁を開き、その時の即物的な状況や、それらについての感想のようなことを書き散らかしているわけですが、それらの殆どは、その時の状況にのみ付随する文章であると云え、その後、現在になり、それら書かれた文章を読んでみますと、何と云いますか、あまりにも即物的であり、現在作成しているの当ブログの記事として記すことには躊躇いを覚えるのです。

しかし、であるからといって、そこには特に過激な言説が書かれているというわけでもなく、言い換えてみますと、端的に書かれている文章の「深度」のようなものが異なるように思われるのです。

そして、その視座から眺めますと、一応、当ブログでの文章は公開を前提として作成しており、あくまでも自分なりではありますが、作成する文章の内容や言い回し、そして表現には、それなりに気を使っており、また、おそらくは、そのために文章作成の速度も、さきの「メモランダム」での文章作成と比べ、有意に遅いと云えます。

あるいはまた、そこから、当ブログ開始当初の頃、記事作成に苦慮していた理由の多くは、公開を前提とする文章を作成する自己のキャラクターが確立していなかったからであると想起されるのですが、他方で、この「文章を作成する自己のキャラクターの確立」とは、特段難しいことでないと思われる方々もいらっしゃると思われますが、こうしたブログ記事とは理系論文のように各種データに基づいて、普遍的と思われる見解を提示するといった性質のものではなく、云うなれば、その書き手の持つ偏った部分も少なからずある考えを文章にて提示するものであることから、必然的に批判などを受けやすい性質を持つと云えます。

そして、そうした批判は理系論文などのように、実験手法や結果の見解などについて理路整然と行われるものではなく、多分に情念的なものが多く含まれることが予想されると云えます。それ故、書き手は、己の書く文章についての背景や根拠あるいは類似した事例などについては予め、ある程度、認識、通暁しておく必要性があると云えます。

その上で、そうした偏った部分もあると思しき文章を、少なくとも表層的には、あまり過激な態にならないようにして、ある程度の期間にわたり書き続けることは、思いのほかに面倒であるようにも思われるのですが、さて如何でしょうか。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

日本赤十字看護大学 さいたま看護学部 


一般社団法人大学支援機構



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