2018年7月16日月曜日

20180716 感覚から言語化までの未だ不可知の過程について・・【対話形式】

先日の西日本を中心とした大雨により、二次災害発生のおそれが残る地域が未だあるとのことです。これまでに発生した災害の復旧、また今後発生する被害が出来る限り軽微であることを祈念しております。

A「おかげさまで昨日投稿分の記事も思いのほか多くの方々に読んで頂けました。また、新たに記事を投稿しますと、その記事と関連する内容の記事が読まれていることが度々あるのですが、それが昨日投稿の記事においても見受けられました・・。これまでのそうした反応は『少し的外れかな・・?』から『的確且つ鋭く穿っている・・』まで多岐に渡るものであり、昨日のそれに関しては『なるほど・・そのように考えるのですね。』といったところであり、何方がそうした反応をしてくださっているか分かりませんが、勉強になりました。」

B「・・ふーん、自分の投稿した記事にそうした反応が為されるのは、なかなか面白いことですね・・。そうしたのを聞いてみますと、ブログ記事の作成も面白そうだなと思いますね・・(笑)。しかし、そうした反応が出るようになるまでは、ある程度の期間、ブログ記事の作成を続けないとダメでしょうから、それはそれなりに難しいのかもしれませんね・・。それで、その昨日の記事に為された反応はどういうものであったのですか?」

A「ええ、Bさんは昨日の記事を読んで頂けましたか?・・そこで著述家・思想家の格言・箴言は咀嚼し易くした哲学・思想あるいはその断片であり、また、それと同様の効果を持つのが文学作品であると書き、そしてそれらを若い時分に読んでおくことは重要ではないかと述べたのですが、それに対しての反応としてか、以前に記事として投稿したジョルジュ・バタイユの著作「ニーチェについて 好運への意志」からの引用部が複数の方々に読まれていました。そして、この反応はとても興味深いと思われた次第なのです。」

B「なるほど、それらの間の具体的な関連性についてはよく分からないものの、それでもそこに何らかの考え・思想の原型のようなものをAさんは見たわけですね・・。」

A「そうです。また、残念ながらその具体的な内容は、現在の私では能力不足であるのか、ある程度時間をかけて熟成?させないと上手いこと言語化出来ないのです・・。しかし、それでもそうしたことが不図した拍子に言語化されるといったことが度々ありますので、この未だ不可知である言語化までの熟成の過程を制御出来るようになれば、もう少し上手い、面白い文章が書けるようになるのではないかと思います・・。」

B「なるほどねえ・・たしかに感覚から言語化までの過程はあまり考えたことがありませんでしたね・・。それでも、何かしら新たな文章を創造していくに際して、それはなかなか重要なことでしょうからね・・。」

A「ええ、このはじめの「そこに何かあるのではないか?」という好奇心のような感覚が思いのほかに重要であり、あるいはそうした感覚の奥に集合的無意識といったものがあるのではないかとも思われるのです・・。」

B「ううん?・・そうした好奇心の奥に何故、集合的無意識があると考えるのですか?いえ、なぜそれらが繋がると思われるのですか?」

A「・・ああ、たしかにそうですね・・(笑)。それは、これまでどうにかブログ記事の作成を続けていますと、どうしたわけか、いや、どのようなメカニズムであるか分かりませんが、ともあれ『投稿した記事の内容と世間の動向が同調・シンクロしているのではないか?』と考えさせられることが時折あるのです・・。【これは単なる自意識過剰であるのだろうか?しかし、多くの人々は、たとえ自分の書いた文章からでなくとも、たとえば、応援するスポーツチームの戦績などから、そうした考えを抱くことがあるのではないだろか?】そして、この『世間の動向・世の流れ』といったものが集合的無意識と浅からぬ関係があるのではないかと考えることは、特に不思議なことではないと思われますので、それでもまあ、さきほどのように述べたのですが、これで説明になっていましたでしょうか・・?」

B「・・はあ、なるほど、そうした感覚は書き続けていないと分かりにくいものであると思いますが、一応ハナシの内容は分かりましたよ・・。また、これまたイマイチその具体的な意味・作用機序は分かりませんが、何れにせよ、それが継続的に文章を作成する一つの大きな意味であるのかもしれませんね・・。」


『今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』


~書籍のご案内~
増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5


~勉強会の御案内~
前掲著作の執筆者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料を扱った勉強会・講演会の開催を検討されておりましたらご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

~勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス~
conrad19762013@gmail.com 
どうぞよろしくお願いいたします。


数年前から現在までに列島各地、特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被災された地域の諸インフラの復旧および、その後の速やかな復興を祈念しています。












0 件のコメント:

コメントを投稿