2018年6月1日金曜日

20180531 書籍の読了から 自信と能動性について・・

1000記事への到達後、ブログ記事の作成を休むことにしましたが、それでもやはり出来る限り記事作成を行い、来月22日の丸3年間の記事作成到達の際に、あまり恥ずかしくない程度にはしておこうと考えています。

さて、先日より読み進めていましたスペイン内戦を扱った概説書(新書)を本日読了しました。しかし、読了したとはいえ、その概要をある程度認識したという自覚が全く伴っていないことから、今後も機会を見つけ、関連著作を読み進めていこうと思います。

ある程度、何かのことについての概要を認識し得たと感じますと、それについて表出したくなることは普通であると思われますが、現在の自身はスペイン内戦について全くその気が起きませんし、また、その自信もありません・・(苦笑)。

そのように考えてみますと、自信はこれまでにいくつかの事柄についてブログ記事を作成してきましたが『本当にそれらの事柄について記事を作成する程の自信があるのか?』と考えてみますと、それはよく分かりませんし、また、そのようなことを考えることもなく記事作成を行っていたと云えます。そうしますと、我々が行う能動的な活動の基層にある自信は、往々にして無自覚であることが多いのではないかと思われました。そして事後になり、作成した文章を読み、はじめて、何らかの自信を含めた内的状態・スタンスらしきものが認識されるといった傾向があるように思われます・・。

たとえてみますと、登山にて登頂して初めて、登ってきた道の全貌、その高さを認識し得るといった感じではないでしょうか?

その意味において、今回の読了からは、その(スペイン内戦についての)全貌も高さも認識し得ないものであり、また同時にそれは新たな歴史分野を学ぶ際に常に通る道であったことが今更ながらに思い出されもしました・・(笑)。そして今後も関連著作を読み続けることにより、その概要がボンヤリと認識し得るようになるのではないかと思われます。また、さらにそこから読み続けることにより、自信を意識することなく、それを題材として能動的な活動を行うことが出来るようになると思われます(これもまた一種の自信であるのかもしれませんが・・。)。

そうしますと、これまでに作成した、ある程度中身のあるブログ記事の題材に関しては、どこかで、その題材についての概要を認識し得たと実感したものであり、そしてそれは何と言いますか、昨今よく見受けられる最初から勝ち名乗りをあげるような、対外的ゼスチャーとも見えるような自信とは根本的に異なるように思われるのです・・。しかし一方で、我々はどうも、こうした自信(を装った態度)に対して弱いところがあるように思われるのです・・(昨今はこうしたものが多く流布しているように思われます・・。)。

このことは民俗学者の柳田國男そして経済学者の小泉信三がそれぞれどこかで述べていたと記憶していますが、どうもそうした我々の性質は現在に至るまであまり変わっていないように思われます・・(苦笑)。

また、このこととも多少関連があるのかもしれませんが、昨年暮れより当ブログにて告知・宣伝しています医歯薬出版株式会社刊の師匠による著作が、この度、増刷されることになりました。当ブログでの告知・宣伝がどの程度作用したものか分かりませんが、ともあれ、この場を借りて御礼申し上げます。どうもありがとうございます。
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くわえて、さきの著作の著者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の材料に関しての勉強会・講演などのご要望がございましたら、こちらも承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執った経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

この件に関する連絡先メールアドレスは groupsdent@gmail.com もしくはconrad19762013@gmail.com となっております。
書籍と併せ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

そして今回もここまで読んで頂きまして、どうもありがとうございます。

数年前から現在までに列島各地にて発生した大規模自然災害により被害を被った地域のインフラの回復および、その後の復興を祈念します。













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