2020年4月9日木曜日

20200408 対話形式:神保町周辺での歩き話にて

対話形式:緊急事態宣言のもと、靖国通り神保町付近での歩きながらの会話にて

A「どうも、最近こちらに帰ってきたのですね。徳島と比べて首都圏はなかなかスゴイことになっていると感じたのではないですか?」

B「ええ、新幹線で東京に下車し、山の手線に乗り換えた時に「なんだかやけに人が少ないな・・」と感じましたね。その後、地元に着いてからも、人出が少ないことに驚きました。これまでにこうした現象・状況は見たことがありませんでしたので「これで大丈夫なのかな?」と思い、それが今日まで続いているといった感じです・・。」

A「うん、それはこちらでも同じでして、昔の戒厳令とまでは行きませんが、厳戒態勢にあることは度々感じさせられますね・・。あと、大学の方も、こうした状況ですので、キャンパスは普段に比べて閑散としていますね・・。これが何時まで続くのか分かりませんが、私としては、その後の講義などのシワ寄せがちょっと怖いですね・・。」

B「ああ、たしかに大学などの学校は自粛の対象になっていましたからね。それに東京にある勤め先の向かいにある大学や、その近くの商店街も人通りが少なく、また、そこにある飲食店の多くも店を閉ざしているのが目立ち、普段とは全く様相が違い、いつもの活気がありませんね・・。しかし、こうした状況は一体何時まで続くのでしょうか?」

A「いやあ、私は感染症分野の専門家ではありませんので、よく分かりませんが、今回の「緊急事態宣言」では一か月後までと云っていましたので、とりあえずゴールデン・ウィーク明けまではこの調子ではないでしょうか・・。しかし、この時期の一人暮らしの学生さんはツラいものがあるのではないでしょうかね・・。私の方も色々と考えてはいるのですが、それでも大学というところは、実際に人と会ってハナシをすることによって、色々な刺激を受けるところだと思いますので、いくらインターネットが発達しても、それに代わることは難しいのではないかと思うのですが・・。」

B「ええ、ここ最近、そうしたことは時折聞きますが、それでも実習のようなものは、分野を問わず大学教育などの高等教育において重要であると思いますので、さきにAさんが仰ったことは賛成します。それと、これは現在のような状況であるからというわけではなく、かねてから主張してきたことではありますが、我が国の大学教育における医療・介護系職種養成学部・学科の定員を大幅に増員するか、そうした大学を新設した方が良いのではないかと考えています。そうした大学の学部・学科においては、それぞれの職種において必要となる知識・実技と、実践的な英語、そして教養科目といった三点のみの習得に重点を置いた教育を行うのが良いのではないかと思います。大学で単位数取得のために多くの科目を履修するよりも、これら科目の血肉化が出来た方が、後になり有益であり、また持続可能性にも繋がるのではないかと思われるのですが・・。」

A「うーん、たしかにそれもそうであるかもしれませんが、多くの履修科目が有益であるかそうでないかを決めるのは、最終的には大学側でなく、それぞれの学生さんですからね・・。その意味で、何と云いますか、当初から可能性の芽を摘んでしまうようなことは出来るだけ避けた方が良いのではないかとも考えられませんか・・。」

B「ええ、それはたしかにそうであるかもしれませんが、また、こうしたことに関しては何であれ急な変革については懐疑的にならざるを得ないことは分かるのですが、しかし、これまでの人文社会科学系の学生がやけに多い大学での学部・学科の構成が、現在のさまざまな社会状況にも少なからず関与していると思いますので、さきに私が述べましたことは、たしかに賭けの部分もいくらかはあるとは思いますが、それでも有益な部分の方が大きいのではないかと思うのですが、如何でしょうか・・。」

A「うーん、それも一理あるかもしれませんんが、しかし、実際問題としては難しいのではないでしょうかね・・。」

B「ええ、そうであるかもしれませんが、その一方で、最近は専門職大学という新たなタイプの大学も設置されつつありますので、こうしたプラットフォームを利用すれば、そうしたことも出来るのではないかと思うのです・・。具体的なハナシになりますと、私個人としては、そうですね、まだ50代にも達していない、比較的若手で経営センスに長けていて、且つ学究肌の先生方が何人かで、歯科衛生士と歯科技工士の専門職大学が出来ればいいなあと考えています。しかし、考えてみてください。現在では老舗とされている私立の医科大学、歯科大学なども、設置当初は、そのような感じであったのですよ・・。そこから考えてみますと、さまざまな価値観が流動的になりつつある昨今の状況においては、そうした新たな大学の設置に関しては、一つの社会実験としてもお誂え向きの時代背景ではないかと思われるのですが、どうでしょうかね・・。」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senmon/index.htm
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/01/11/1410450.001.pdf
A「うーん、少しハナシが大きすぎて、すぐには判断できず、また意見についても上手く云えませんが、少なくとも面白いとは思いますね・・。」

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。



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2020年4月8日水曜日

20200407 現状の変革について

今回の記事投稿によって総投稿記事数が1270に到達します。そしてまた、そこからさらに30記事の新規投稿により、当面の目標としている1300記事の達成に至るわけですが、依然として、そうした実感はなく、ただ、出来るだけ早めに到達出来ればと考えている次第と云えます・・(苦笑)。

とはいえ、たとえ今後首尾よく5月中あたりに1300記事に到達出来たとしても、この1300という数自体があまりキリの良いものとは思われず、もしも、そこまで続けることが出来たのであれば、さらに200記事書き続け、1500記事まで到達することが出来るのではないかとも思われてくるのです。

しかし、何れであれ、それは未だだいぶ先のハナシにはなりますので、現時点では、これまで同様、1記事ずつ積み重ねて行こうと思います・・。

さて、首都圏に移り一週間が経過しようとしていますが、かねてからの新型コロナウィルス感染症についての状況は好転することなく、どちらかといえば、さらなる広がりを見せていると云えます。また、そうした事情から、あまり外出も出来ず、帰郷早々悶々とした日々を送っていると云えます・・(苦笑)。

他方、最寄駅周辺であっても、以前と比べ、あきらかに人出は少なく、おそらく多くの住民の方々は、私同様、引籠っているのではないかと思われます・・。また、こうした状況は首都圏の殆どの街において概ね同様ではなかろうかと考えます。

ともあれ、こうした状況が何時まで続き、そして、その後はどのような反動が社会において生じるのかは、大変興味深いものがあり、おそらく、それは未来の歴史に記されることになると思われます。さて、ここで「未来の歴史」と何気なく書いてはみましたが、そうしたことを考えてみますと、未来において過去としての「歴史」になる現在は、一体どのような背景を持ち、現在のものとして顕れているのでしょうか・・。

これについては、先日首都圏に戻って来た駅、電車内で強く感じた「アニメのキャラが多い・・。」が何かしら示唆するのではないかと考えます。さらに、これを多少強く云いますと、私はアニメ全般に対して特に悪感情・嫌悪感を持っているわけではありませんが、街中で目にするアニメキャラが多くなるにつれ、我が国の経済状態は徐々に衰退していっているのではないかと思われるのです・・。

こうした見方・考えは、アニメ文化が正義であり、さらに我が国のメジャー(主要)な文化であるといった社会全般にて受容されている認識にしたがえば「ケシカラン!」ものであるのかもしれませんが、それでも私はアニメ文化のメジャー化、国を代表する文化とされることに対し、未だ大変強い違和感を感じています。

くわえて、これに類似していると思われるのは、昨今テレビ番組にて多く目にする「お笑い芸人」の方々です。これにつきましても、私はさきと同様、悪感情を持っているわけではありませんが、しかし、こうした方々がある程度内容のある番組に出演され、あまり知性的とは云えず、むしろ、それを恃みにするような、ある種、威嚇的な姿勢で、さまざまな意見に食って掛かり、茶化し、そして視聴者を引き寄せ、人気を博するような状態とは、やはり、あまり良いものではないように思われるのです・・。

そしてまた、冒頭ちかくの新型コロナウィルス感染症についても同様ではありますが、これら状況のいくらかの変革を期するためにも、もう少し、こうした嗜好などについて考え直しても良いのではないかと思われるのですが、さて、如何でしょうか・・。

ともあれ、今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。







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2020年4月7日火曜日

20200406 心象風景とブログ記事の作成について

さきにも書きました通り、たとえ実家にではあっても、引越直後は落着かないものであり、さきほど、新たなブログ記事の作成をはじめはしましたが、イマイチ、ある程度までカッチリした主題の着想は得られず「さて、何を書こうか・・。」と思案中です・・。

そういえば、昨日は久しぶりの記事投稿ということもあってか、おかげさまで閲覧者数が伸びました。また、面白いことには、2018年に投稿した「1050記事 ブログ記事作成継続のエネルギー・熱源について【対話形式】」が数人の方々に読んで頂いていました。

この記事は、活性の比較的高い夏季に書いたものであり、現在読んでみますと、多少奮っていると感じられますが、その一方で、ここで書いた「熱源」については、現在においても自身にとっての価値は変わっていないと云えます。

また、この記事で書いた歯科理工学実習については、その後も幾度かブログ記事の題材としてきましたが、何と云いますか、その「熱源」の核心部分については、未だ文章として著してなく、後日、当ブログ開始5年を過ぎたあたりで一段落出来ましたら、書いてみたいと考えています。また、その際には、事前に予告や前置きをすることなく、おもむろに書きたいと考えていますが、それは、照れ隠しのためであると御認識頂ければと思います(笑)。

そしてまた、こうしたことを書いていますと、どうしたわけか自身は天文館の風景を思い出すのです・・。現在、私はまた関東、首都圏在住となりましたが、そうであっても心象風景の多くは、さきに書いたように鹿児島の天文館や和歌山のぶらくり丁であったりするのです。さらに今後、これに徳島での風景が追加されるかどうかは未だ分かりません。今現在においては、徳島で日常的に見ていた風景は、未だ現実感が強すぎて、過去の記憶として認識されていないのではないかと思われます・・。

また、徳島在住時に、度々足を運んだ高松や舞子、三宮などの街並みも自身としては印象深く、現時点では多少不謹慎であるかもしれませんが「今後、これまでの鹿児島や熊本同様、高松や神戸に住むことが出来ればいいなあ・・。」と少し考えさせられるほどです・・(苦笑)。

とはいえ、こうしたブログ記事の作成に関しては、自身の場合、現在の首都圏在住の方が好都合であると云え、これまでに感じてきた記事作成時の、多少の切迫感を伴う、よく分からない鈍い苦しみのようなものはなく、比較的スムーズに書き進めていることが出来ています・・。また、感覚的にではありますが、これは一過性のものでなく、自身の記事作成に関しては、ある程度普遍的なことであるように感じられます。とはいえ、それが、何らかのたしかな理由・原因に基づくものであるかどうかは分かりかねますが・・(苦笑)。

また、そうしたことを考えてみますと、これまでの徳島在住期間においても200記事程度は投稿してきましたので、それは「首都圏在住でなければならない」といったわけでもなく、むしろ、その土地にしばらく住んでいますと、徐々に慣れてくるといった性質の方が強いのではないかとも感じられます・・。

そして、こうしたことを書いていて思うことは、当記事を読んで頂いている皆様方におかれても、それぞれがお住まいになっている土地・地域を盲目的に愛し、そこが一番であると考えずに、他にも実際に住んでみて面白い、良いと思える土地・地域が国内外を含めて少なからず存在するのではないかと、少なくとも、その可能性を否定されないで頂きたいということです・・。

たしかに安定した生活を送るためには、どこかに根を張って生きる方が、都合が良いのかもしれませんが、多くの人々が発言はどうであれ、内心にて、そのように考えるようになってしまいますと、それに伴い、新たな何かが生まれるような精神的土壌が少なくなり、衰弱してしまうのではないかと思われるのです・・。

また、それが現在の我が国全般における大きな弱点であると云え、さらに、このたびの社会状況によって、今後、さらにこれが強化されるのではないかと多少懸念されるのですが、さて、皆様はこのことをどのようにお考えになるでしょうか・・。

ともあれ、今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。




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2020年4月5日日曜日

20200405 最近の引越しで思ったこと 徳島県の立地について

昨年暮あたりから、千葉県市川市の実家に戻ることを検討しはじめ、今年度からは丁度空きがあるとのことから、実家家業に入らせて頂くことにしました。そのため、ここ一週間ほどは引越し等の作業で慌ただしく、また、ブログ作成を行っているPCも早々に引越し荷物として梱包していたことから、ブログの更新を行うことが出来ていませんでした。これまで読んで頂いる方々におかれましては、申し訳ありませんでしたが、また本日から再開していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。【この間にご連絡頂いた皆様、どうもありがとうございます。明日から、出来るだけ早急に対応させて頂きたく思います。】

さて、本日の市川市周辺は、気温も低く、天気もあまり良くなく、また、かねてからの状況から、あまり出歩く人々もいませんでしたが、私の方は、生活必需品などの購入のため、何度か近所のスーパーに出向きました。そこでも、あまり客の入りは多くなく、どちらかといえば閑散とした様子ではありましたが、所望の品々を買い求め、早々に家に戻りました。こうした状況が何時まで続くのか分かりませんが、夏になるまでには、ある程度は収束していることを願う次第です・・。

書籍については、先日購入したユヴァル・ノア・ハラリ著「21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考」そして近藤義郎著「前方後円墳の時代」を読み進めていますが、先日来の引越しの慌ただしさから、あまり頁は進んでいません。また、私の場合、引越し直後の時期は、落ち着いて書籍を読むことが困難になる傾向があり、他方で、そこでも読み続けないと、さらに読むことが困難になることから、様子を見ながら読み進め、徐々に読書と自分の精神の歯車が合うように調整していきたいと思います。

また、以前に読了した横溝正史による「八つ墓村」「獄門島」そして山本七平著「私の中の日本軍」上下巻は、手荷物の中に入れ、移動中の電車、バスそして宿泊先のホテルで読んでいましたが、久しぶりということもあり、大変興味深く読むことが出来ました。とりわけ「私の中の日本軍」下巻に書かれている日本刀(軍刀)についての考察は、日本刀が静かなブームとなっている現今の我が国社会を考えるうえで示唆するものが少なからずあるように思われますので、こうしたことに興味のある方は、ご一読をお勧めします。

そういえば、さきほどの移動手段にて「バス」と書きましたが、徳島から関西方面の本州に渡る場合、最も手頃で便利な手段が高速バスを含めた自動車であり、一時間ほどかけて、市内から鳴門を経由し、そして淡路島を縦断しますと、神戸市の舞子に着きます。そして、ここからはJR山陽本線の舞子駅あるいは山陽電鉄の舞子公園駅から乗車しますと、神戸三宮、大阪など関西方面に割と気軽に出向くことが出来ます。【ちなみに私はこの舞子の高速バス乗り場、その周辺が大変印象的であると思います。他方、古来より舞子は淡路島を臨む風光明媚な土地でもあり、日清戦争の直後、当時外務大臣であった陸奥宗光が静養していた場所が、この舞子であり、三国干渉の報もここで受けました。】


これが徳島県の北隣の香川県になりますと、徳島県よりも西にスライドした位置にあることから、神戸まで出るのには、おそらく、どの経路を用いても二時間程度はかかり、それよりも瀬戸内海の対岸にある岡山までは電車にて一時間程度で着くことから、自然、高松は、さまざまな面において、関西圏とは異なる瀬戸内文化圏の方に親和性を持っているように感じられました。

その意味において、徳島県は神戸・高松双方へ高速バスを用いて一時間程度で着くことが出来るという、比較的恵まれた立地から、四国内においても、一種特殊な性質があると云え、文化全般などはどちらかというと、関西圏のそれに近いのではないかと思われました。

こうした性質は、三重県が関西圏あるいは東海圏の何れかに含まれるのかと、多少似たようなところがあると思われます。しかし、三重県の場合、双方圏域に対して陸続きであることから微妙であるのに対し、徳島県の場合、陸地では四国各県(香川・愛媛・高知)と繋がっていながら、周辺の海から臨むと、神戸、大阪、和歌山と比較的容易に往来が可能であることから、そうした性質を持っていると云えますので、これまたやはり特殊であると云えます。くわえて、こうしたことは、地域における遺跡や出土品の系統などから考えてみますと、その時代毎の変遷を理解することが出来ます。そして、徳島の場合、その視座においては、吉野川の存在が、かなり大きいと云えます。(河川や瀬戸内海のような内海は文化・物流の流通路となるのです・・。これは地中海でも同様のことが云えます。)

とはいえ、このようなことは、かつての和歌山在住時にはあまり考えず、また当時は実際に徳島に渡ろうとも考えませんでしたので、このたびの徳島在住期間において、何度か原付にてフェリーに乗り約二時間半かけて徳島から和歌山に訪問したことは、私としてはなかなか新鮮な経験であったと云えます。ちなみに徳島から大阪梅田までも、高速バスを用いると、概ねさきと同様、二時間半程度で着くことが出来ます。

ともあれ、今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。








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2020年4月4日土曜日

20200404 「物忌み」や「精進潔斎」の意味?【11年ぶりのラーメン二郎から】

つい先日、ほぼ11年ぶりにラーメン二郎を食べました。それ以前で最後にラーメン二郎を食べたのは鹿児島に移り住む直前の2009年春であり、また、それまでの首都圏在住期間(2007~2009)は、ほぼ毎週、ラーメン二郎目黒店に通っていました。

つまり、2009年からラーメン二郎を食べなかった理由は、当初は、鹿児島在住によって食べることが出来なかったからであると云えますが、その後の首都圏在住期間においても何故だか食べることなく過ごしました・・。

このことをヒトに説明する際は「2009年に兄が亡くなってからラーメン二郎を禁じた」と云っていました。たしかに兄の死は自身にとって大きな出来事であり今なおその死を完全には理解できていないと云えます・・。加えて翌2010年には鹿児島にて指導教員が退職されることになり、この時はさすがに「人生詰んだ・・。」と思い、原付の運転時に、特に灰や埃が舞っているわけでもないのに、わけもなく涙が出てくるような日が続きました・・(苦笑)。この時期につきましては、これまでに何度かブログ記事として書きましたが、こうした出来事によるショックで内面に何らかの「変化」が生じたのではないかと思われます・・。

とはいうものの、これに対して「変化」というコトバは必ずしも精確ではないように思われ、さきのラーメン二郎に関しては「そうした好みを抑えるようになった」といった表現の方が、より適切であると思われます。人は信じたくないような悪い出来事が続きますと、非合理的ではあるのでしょうが、ある種の反省もしくは内向防御の姿勢として、それまでの好みや嗜好を意図的に変化させるといった性質があるように思われ、また、これもその一つであり、くわえて、我が国古来の風習である「物忌み」や「精進潔斎」などにも、そうしたメカニズムが深く関与しているのではないかとも思われます。(遠く、3世紀の我が国の様子を描いた魏志倭人伝の「持衰」にも、こうしたメカニズムがあり、あるいは、我が国における(マツリゴトを司る)神官全般の淵源には、そのようなものがあるのかもしれません・・。)

ともあれ、その様な自身としては、いくらか重い背景を持ちつつ、11年ぶりに再び食べたラーメン二郎目黒店の味は格別であり、それは言語を以て的確に表現することは困難であると云へます・・(笑)。そしてまた、こうした言語表現が困難なほどの、大きな情動・感覚への衝撃は、思いのほかに重要であり、時には、そうした経験を持つように努めないと、我々の感情や感覚といったものは、徐々に酸化し、サビで覆われ、本来持つ表面の光沢によって外界を映し、それに対して反応することが困難になるといった性質があるのではないかとも思われます。

また、その意味で、逆説的に、好みや嗜好を意図的に変化させることにも意味があるのかもしれません。さらに、あまり実用的・実利的とは云い難い、映画や音楽や劇や絵画そして文学といった芸術全般の持つ大きな意味は、こうした作用を人の精神に生じさせるといったところにあるのではないかと思われます。

未だ現在、我が国を含め、世界中で困難な状況が続いていますが、この外出を控える期間において、「物忌み」や「精進潔斎」などのように、これまでの好みや嗜好を抑え、そして変えてみるのもまた、一つの面白い自己に対する実験になるのではないかとも思われますが、さて、如何でしょうか?

ともあれ、今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。




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2020年3月28日土曜日

20200327 力強い劇は続き・・

ここに来てまた、世の中が騒然としてきました。アメリカ合衆国にて新型コロナウィルスの感染者が激増したことは、我が国を含む世界に少なからず衝撃を与えたと考えます。

そうした中、ここ徳島では気温が上がったためか、夜になりますと、周囲からわずかながら虫の声が聞こえるようになってきました。ここ数週間での季節の春への推移は、自身としては喜ぶべきものがあると云えます・・。

さて、先日来から読み進めていた伊達千広(宗広)による「大勢三転孝」を一昨日に読了しましたが、こうした大きな意味での歴史区分による考え方は、なかなか重要なものであると再認識しました。

おそらく、一つでも、こうした歴史区分の考え方を、ある程度明瞭に血肉化されていますと、その後の学習により得た他の認識、たとえば源平政権交代説や平家物語と太平記の関係性、はたまた唯物史観に至るまで、それまで保持していたものと関連付け、絡めて考え、そしてまた後に得たさまざまな考えも自分なりに血肉化することが出来るようになるのではないかと思われます。

その意味で、他分野を専攻する方々と異種格闘技のような本気の議論を行うことは大変意味があると私は考えます。これは以前も当ブログにて書きましたが、自身は修士院生時代、本当によく議論を飽きずに行いました・・。あまりにも同じ場所(大学図書館の前)で長く議論をしていることから、図書館に本を借りたり、返しに来られる先生方もこの議論に入ってこられることが度々ありました・・(笑)。

ともあれ、こうした議論が原因となり少し発展し、空いている講義室を借り、それぞれの研究内容を講義形式で発表するような集まりが開かれるようになりました。この発表は、さきの図書館前での議論の延長であることから、空気を読んだり、遠慮をするということはなく、現在思い返してみますと、いくらか野蛮なものであったと云えます・・(苦笑)。

そしてまた、この集まりにも後に先生方も参加されるようになり、さらに他の院生も参加するようになり「院生自主研究報告会」という名も付けられるようになりました・・。

これは我々の修了後、大学院の行事として公式化されたとのことであり、あるいは他の要因もあったのかもしれませんが、図書館前で行っていた議論も白熱したものが続きますと、次第に情念引力のようなものが惹起され、周囲の方々をも巻き込むことが出来るようになるのではないかと思われます。そうしますと、ピーター・ウィアー監督、ロビン・ウィリアムス主演の映画「いまを生きる」(Dead Poets Society)内で引用されたウォルト・ホイットマンのことば「That the powerful play goes on and you may contribute a verse.」「力強い劇は続き、そして、君もその一編を寄せることができる」というコトバを想起せられますが、そこから、現在からしますと青臭いあの議論にも、それなりの意味はあったのではないかとも思えてきます・・(苦笑)。

そしてまた、そこから敷衍して、当ブログは今後、何かの一編に寄せることは出来るのでしょうか・・(笑)?

ともあれ、今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。





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2020年3月25日水曜日

20200324 競争や勝ち負けの中でなく分かることについて

今回の記事投稿により、総投稿記事数が1265に達し、残り35記事の投稿により1300記事に到達します。これを来る5月内で達成することは、そこまで困難であるようには感じられませんが、それでも、出来るだけ毎日の記事投稿を続けて行きたいと思います。

さて、先日来の伊達千広(宗広)による「大勢三転考」はなおも読み進めていますが、依然として、伝えられてるさまざまな歴史上の出来事を提示し、その論旨の説明に充てていますが、こうした、いわば帰納法的な書きぶりも、慣れてきますと独特の味わいのようなものがあり、それは近現代以降多くなった説明に重点を置く明解にして直線的な文章とはまた異なる、一種、暗示させるような理解の仕方があることを教えてくれます。また、以前に自身が作成した修士論文も、そうした帰納法的な書きぶりの部分があり、そこでは、論文内で示したさまざまな事例と、後の結論の章で述べた、まとめの文章がどうも釣り合わず「これら事例を統合する、まとめの文章はこのようなものではない。」と、当時なりに苦労してまとめを書いていた記憶がありますが、こうした、さまざまな事例からセンス良く統合・抽象するような能力は未だ自身としては満足とは云えず、あるいはどうにか継続している当ブログも、いくらかはそれに資しているのかもしれませんが、それでも、今少しの伸び代はあるのではないかと勝手ながら考えています(笑)。


とはいえ、一応4年半以上、曲りなりにもブログを継続していますと、文章の好みや、その背後を読む習性が多少は身に付いたのではないかと思われますが、ここに来ていくらか分かったと感じることは、こうした、いくらかの創造性を伴う作業の継続は、本質的に競争や他者との勝ち負けではないと云うことです。おかげさまで、現在までどうにかブログを継続していますが、その途中で競争相手と云えるような存在を見出したことはなく、また、勝ち負けについては尚更であると云えます。継続するのは、自身の意志ただ一つにかかっているわけですから・・この場合、よく云われるように競争相手は自分自身です。


しかしながら、他方で社会を生きていますと、陰に日向に競争が付きまとい、またそれに伴い陰にこもった悪意も醸成され、半ば当然のように社会を生き難いものと感じさせるに至ります。(これに関しては我が国独特の「悪意」のようなものがあるのではないかと思われます。)何かを行うと、誰かが真似をして奪い、また、真似が出来ないと分かると平然と打ち捨てるといった行動は、殆ど誰もが半ば無意識のように行っていることではないでしょうか・・。しかし、少し正気に戻って考えてみますと、こうした影響の循環は、まさに地獄絵図のようであると思われるのですが、さて如何でしょうか?


ともあれ、今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。





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