2020年10月16日金曜日

20201015 昨日、本日の出来事から思ったこと「自身でも分からない自分のことにについて」

 本日は新規の記事作成を止めておこうと考えていましたが、既投稿記事においても何度か登場し、かねてよりお世話になっている先生から別刷が届き、くわえて、同じく以前からお世話になっている歯科理工学分野での同門下の先輩から連絡を頂いたため、新たな記事作成を行うことにしました。

こうした刺激があると、どうも記事を作成したくなる傾向があると云えます。とはいえ、今現在、その記事主題は決まっておらず、何を書こうかと思案中でもあります(苦笑)。

手近なこととしては、先日来から読み進めている村上春樹著「羊をめぐる冒険」は本日上巻を読了し、下巻を読み始めたところですが、さて、北海道に渡った主人公等に一体どのような出来事が待ち受けているのでしょうか。

そして、北海道と云えば、本日届いた別刷の著者の先生が北海道のご出身であることが思い出され、そして、その門下二名が、先日投稿の記事に登場した文系院時代の先輩であり、また、その後輩であり輪読会・勉強会を一緒に始めた友人です。

私は彼等二人と下世話な表現を用いれば「よくツルんでいた」ため、この先生の知遇を得ることになり、また、その後も勉強会に参加させて頂くようになったと云えます。ともあれ、そのように考えてみますと、そこから、かれこれ10年以上経っています・・。

思い返してみますと、私がこの勉強会に参加させて頂くようになったのは2012年秋の鹿児島在住の頃からであり、また、当時の私には、よく分からない「勢い」のようなものがあり、いわば「躁気味」でした。

そして、この躁的とも云える「勢い」が一体何故生じたのかと考えてみますと、未だに判然とはしないものの、同時にそれは、自身内部だけに起因するものではないように思われるのです。何故ならば、それ以降、そうした出来事が生じたという自覚がないからです。

おそらくは、いくつかの要因が相互に作用して、そのように至ったのだと思われますが、その具体的な要因とは、学会での優秀発表賞の受賞や専門学校歯科衛生士学科での教養科目の講義経験、そしてほぼ一人で歯科理工学実習のロウ着項目を担当させて頂いた経験などであったのだと思われます。

また、このうちの最後の経験には、以前にも当ブログ記事にて書きましたが、自身にとって、画期的とも云える経験が含まれていたことから現在においても比較的強く記憶に残っています。くわえて、最近、村上春樹氏の小説を読んでいることによる影響からか、こうしたことを書くことに以前ほど躊躇しなくなったことから書きますが、この時期にみた夢で「さまざまな色の数多くの風船に満たされた歯科理工学実習室にて、困りつつも何か一生懸命に作業をしている自分」というのがありましたが、これは精神分析や夢占いの材料にもなり得るのではないかと思われます・・(笑)。

あるいはウソであると思われるかもしれませんが、これもまた、以前の投稿記事に書いた「山鹿灯篭祭り」の夢と同様、事実であり、また、そうしたことからも、私はフロイトによる「夢判断」には、ある程度の学問的な妥当性があるものと考えています。

もっとも、私はこれら出来事に触発されて当著作を購入したのですが、残念ながら当著作は最後まで読み通すことは出来ませんでした。おそらく、現在も本箱の何処かに収納されているはずです。

くわえて同様に、この当時のことを考えてみますと、そこには谷川健一氏の著作にて述べられている南洋特有の霊威「セヂ」のようなものも関与しているのではないかとも思われます。

つまり、良いものかそうでないかは別として、当時の私には「セヂ」に撫でられたか、あるいは憑かれていたのではないかとも思われるのです・・。

無論、こうした考えは非科学的的なものではありますが、同時に、在地の人々が信じていた(る)ことには、何かしらの事実の痕跡(あるいは事実そのもの)があるのではないかとも私は考えます。

それ故、地方は何年か住んでみないと分からないのだと思います。GoToはありがたいですが・・(笑)。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!



ISBN978-4-263-46420-5

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