2018年1月30日火曜日

20180130 文体の獲得の目的?【口語的なものと文語的なものの違いについて】

本日の首都圏もまた、この時季らしく大変に寒い一日であり、特に足の方から冷えてくるのはなかなかこたえます・・(苦笑)。

くわえて記事作成においても本日はこれといった主題がないままにて書き始めた次第ですが、面白いことであるのか、ある程度継続的にブログ記事を作成していますと、作成されたブログ記事自体を題材として新たな記事が書けるようにもなり、たとえば、本日これまでに閲覧された記事の特徴およびそこからの考察らしきことを述べることも出来、それにより、ある程度の文章を作成することは出来るようになるようです・・(笑)。

また、それとは毛色が異なるものが、これまでに時折作成・投稿した歯科材料・民俗学・歴史関連を題材とした記事であり、それらを主題として記事を作成する際は、周囲に参考とする書籍を置きつつ、少し作成しては書籍を開き、インターネットにて検索し、といったことを繰り返しつつ行っています・・。

それは少なくとも、さきに述べた、自身の過去の記事を題材として記事を作成するよりも、いくらかは面倒な作業であると云えます・・。

しかしながら、そのようにして作成された記事と比較して、そうした過程を経ずに作成された記事の方が往々にして多くの方々に読んで頂けるのです・・(苦笑)。

そうしますと『では何故、わざわざそうした書籍を開き、ネット検索を行いつつ記事を作成する必要があるのか?』とも考えるところではあるのですが、少なくとも自身に関して述べますと、それら種類の記事とは、必ずしもより多くの方々に読んで頂くことのみを目的としているのではなく『自身の文体の獲得およびその定着』といったことを明瞭ではないにしても目的にしていると云えますので、そのためには、それら種類の異なる文章を作成する際の刺激とは、それぞれ不可欠であるように思われるのです。

そこから、おそらく余程の才能に恵まれた方々は別として、そうした一種右往左往するような路程を辿り、漸進的に文体の獲得とは為されていくのではないかと思われるのです・・。

しかし一方において、この『文体の獲得』自体には一体どのような目的があるのかと考えてみますと、それがイマイチ自分のことながら分かっていないのです・・(苦笑)。

とはいえ、おそらくそれが為されることにより、人のハナシをより深くまで理解することが可能になり、あるいは自身の述べたいところをより精確に述べることが出来るようになるのではないかと思われるのです【双方共に私が苦手とするところです・・(苦笑)】。

そしてそれはあらゆる他者との対話において、少なからず有効に作用するのではないかとも思われるのです・・。

また、そこから考えてみますと、テレビなどにて面白いとされている方々のその面白さの真髄とは、さきの『文体の獲得』といった一種文語的とも云えるものとは異なった相にある口語的な面白さではないかとも思われるのです・・。

くわえて、その文語的なものと口語的なものの相違とは、文字による小説とマンガとの間にある相違にも近いのではないかと思われるのです・・。

このことは、仔細に考えてみますと、更に奥が深いように思われますが、それでも、そこから自身の思うことを簡潔に述べますと、たしかに文系の学問は重要であるのですが、おそらくその更に基層・内奥にあるものとは、実際に存在する事物と、それらに付与されている名称の対応関係が明確な体系ではないかと思われるのです。
そして、そうした体系の代表例がさまざまな理系学問ではないかと思われるのですが、その対応関係がアイマイなままにて文系学問を重ねていくと、おそらく変に感覚的なものとなり、よく分からないオリジナルとは離れた感受性の鋭さを競うようなものとなってしまうのではないかと思われるのです・・。

あるいは、我が国におけるさまざまな工業製品の所謂ガラパゴス化とは、こうした状況に播種されているようにも思われますが、さて如何でしょうか?

ともあれ、今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

近年、国内各地にて発生した地震・大雨・水害・火山噴火などの大規模自然災害により被災された諸地域の復興を祈念しています。

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