2020年9月25日金曜日

20200924 村上春樹氏の小説を読み始めるまでの経緯について・・

和歌山在住時に何人かの知人・友人から「村上春樹を読んでいるの?」と、訊ねられた記憶があります。彼等・彼女等は村上春樹氏の小説を読んでいたようであり、その後、何度か読むことを勧められました。そこで、メッサ・ガーデンパーク和歌山内の大規模書店に立寄り、文庫本を立ち読みしてみましたが、当時は特に興味を惹くことなく、途中数頁で読むことを止めて棚に戻した記憶があります。

 その後、鹿児島在住時にも、2012・2013年の学生さんから、さきと同様「村上春樹を読んでいるの?」と訊ねられたことがありました。その際は「いや、読んだことはないけれども、前に和歌山に住んでいた時も同じことを何人かに聞かれたことがありますよ。」と返事をして、さらに「でも、何でそのような質問をするの?」と付け加えたところ「何だか村上春樹の小説を読んでそうだから・・。」という返事がきました・・。

さらに丁度同じ頃、一つ上階にある研究室の院生と3階にある電子顕微鏡室で深夜に試料観察を行っていた際、何故だか小説の話題になり「村上春樹氏の良さが分からないのだが、あれはスゴイのか?」と聞かれたことがありました。

それに対し私は「読んでいないから分からないし、立ち読みした時は面白いとは感じなかった。」と返事をしました。すると、さらに彼は「作中に出て来た「レーゾン・デートゥル」というコトバの意味を知っているか?」と訊ねてきたため「多分、フランス語あたりの「存在する理由」といった意味だと思う。」と返事をしたところ、彼は納得したようで、作中で、そのコトバが出て来た背景・経緯を笑いながら話し「そんなことを気取って外国語使うなんて・・。」といった見解を述べ、これには私も笑いながら同感の意を表した記憶があります。

その後も、恒例の勉強会で会う友人等との会話にて、時折、村上春樹氏の話題が出ることがあり、その度に書店にて、氏の著作を手に取ってみましたが、面白いと感じることはなく、以前と同様、数頁にて読み続けるのを断念していました・・。

そして最近、YouTubeにて氏による著作が原作の同名映画作品「風の歌を聴け」の予告編を観てから、どうしたわけか興味を持ち、先ずは映画作品DVDを購入して視聴したところ、何故だか面白く感じたため、本日出向いた書店にて講談社文庫の「風の歌を聴け」を購入して読み始めました。

帰路の御茶ノ水から本八幡までの電車内にて30頁以上まで読み進みましたが、特に面白いと感じることはないものの、以前と違い、どうにか普通に読み進めることが出来ています。おそらく、氏の小説を読まなかった期間に私の何かが変わったのだと思われますが、それが一体何であるかは、未だに分かりません・・。

これを読了してみると、また少し風向きも変わるものなのでしょうか(笑)?

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!








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