2018年7月15日日曜日

20180714 自信を日常化するために行うこと、挑戦・創造を伴う活動? あるいは1000記事到達後のクール・ダウン?【対話形式】

過日、西日本を中心とした大雨により、未だ二次災害発生のおそれが残る地域があるとのことです。既に被害が発生した地域の速やかな復旧、そして今後発生する被害が出来る限り小さいことを祈念しております。

A「おかげさまで、昨日投稿分の記事は、ここ最近の中ではかなり多くの方々に読んで頂けました。また、ここ数日はあまり考えることなく対話形式にて記事を作成しましたが、時には、この形式にて記事作成を行うのも悪くないと思いました。」

B「はあ、そうですか・・。まあ、もともとAさんのブログは対話形式から始まっていると聞いていますので、たまにはそうやって以前の形式で書いてみるのも面白いのではないですかね・・。しかし、その後にまた独白形式の文体に戻るのですか?」

A「ええ、このように記事作成をしていますと、以前、対話形式にてしばらく記事作成を続け、その後、本当にフトした拍子で独白形式の文体で文章を作成することが出来るようになったことが思い出されるのです・・。ですから、この形式で今しばらく記事作成を続け、その後、休息期間に入るというのは、まあ1000記事到達後のクール・ダウンの仕方としては案外理に適っているのではないかと思うのです・・。」

B「・・なるほどねえ、クール・ダウンですか・・。しかし、その後の休息期間の後に再び記事作成が出来るようになるのですか?」

A「ええ、それは『やってみないと分かりません・・。』としかお返事することが出来ません・・。しかし、これまでどうにか1000記事以上作成することが出来ましたので、実際にやってみて、出来なければ出来ないなりに、新たな記方法を模索するのではないかと思います・・。そして、確信を持って書くことは出来ませんが、それが過去の自分に対する信頼に基づいた自信といったものではないかと思われるのです・・。また、案外と我々が行う挑戦的あるいは創造的要素を含む活動の多くは、厳密には出来るという確信はないものの、そうした自信によって支えられて行っていることが多いのではないでしょうか・・?」

B「そうですか・・自信を日常化する為に何らかの挑戦もしくは創造的な活動を日々続けるということですか・・。たしかに我々にはそうした心の傾向があるかもしれませんね・・。また、もう少し視野を拡大して考えてみますと、これまでの人類の進歩もまた、そうした心の傾向に基づいているのかもしれませんね・・。」

A「なるほど・・そこまでは考えませんでしたけれども、云われてみますと、そんな気もしてきますね・・(笑)。あ、そこで不図思い出したのがゲーテの格言なのですけれども『人間が、かつてできたことを今でもできると考えるのは、きわめて自然である。未だかつてできなかったことを、できると思う人があるのは、いかにもおかしいが、珍しいことではない。』ですが、何か関連があると思われますか?」

B「うーん、断言は出来ないけれども、少なくとも、何かに対する挑戦や、創造性を伴う行為を後押しする、是認するコトバではあるとは思いますね・・(笑)。」

A「ええ、その明確に白黒の判明していない部分に敢えて賭けてみるという行為の奥には、もちろんそこには危険を伴うのでしょうが、それでも原初以来我々人類が保持し続けてきた能動的な躍動する精神といったものがあるのではないかと思われるのですが、如何でしょうか?」


『ここまで読んで頂きどうもありがとうございます。』


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祝増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5


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前掲著作の執筆者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料を題材とした勉強会・講演会などの開催を検討されておりましたら、ご相談を承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

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数年前より現在までに列島各地、特に西日本において発生した、さまざまな大規模自然災害により被災された地域の諸インフラの復旧および、その後の速やかな復興を祈念しています。












2018年7月13日金曜日

20180713 専門分野の知識と社会での扱いについて・・【対話形式】

過日の西日本を中心とした大雨により、未だ二次被害発生のおそれの残る地域があるとのことです。これまでに被害が生じた地域の速やかな復旧、そして今後発生する二次被害が出来る限り小さいことを祈念しております。

A「昨日の投稿記事を読ませてもらいましたけれども、あの話相手になっている方は人文社会科学分野の研究者の方なのですか?」

B「ええ、まあそうですけれども、それでも特定の誰かを設定したわけではなく、知人である数人の人文社会科学分野の先生方のキャラクターから抽出したものと云えます・・。しかし、それがどうかしましたか?」

A「・・そうですね、残念ながら私にはよくは分かりませんが、おそらく、あちらの分野の先生方も大変な思いをされているのでしょうね・・。また、日頃、私を含めた医療関係者は、まさに書かれていた専門知識と臨床技術といった社会での直接的な有用性にて守られているため、あまりそうした意見を述べる必要はないのですが、それでもある程度生きてきますと、あるいは現在の我が国の社会を見ていますと、そういった歴史や思想の重要性といったものが何となく分かってくるのです・・。とはいえ、分かってはきても、それをどうやって学べば良いか、そして誰について学べば良いか、さらにはそうしたことを継続的にモノになるまで学び続ける自信も正直なところよく分からないのです・・。しかし、そのよく分からないままで何か意見を述べてしまい、それが何らかの影響を社会に及ぼすということにでもなれば、ある意味医療過誤よりも怖いですからね・・。ですから、まあ自分なりに色々と書籍を読んで考えてはいるつもりですが、これまであまり縁のなかった分野ですので、そのコツのようなものがイマイチよく分からないのです・・。」

B「・・いえ、これまでに医師・歯科医師といった医療従事者の方々から、そうした率直いや正直なご意見を伺ったことはありませんでした・・。これまでの私の実感ですと、さきの方々の多くは、常日頃より先生、先生と呼ばれていることから、あまり分からない分野のことまで臆することなく述べるといった傾向があり、それがその筋の本職の研究者達を戸惑わせるといった事態になっているのではないかと思われるのですが、他方で、Aさんのような方が今後更に増えていくことにより、より真摯な学際的交流が生まれ、そこから何かしら創造的な取り組みが為されていく可能性も生まれるのではないかと思われます・・。」

A「・・うーん、多分それは私だけでなく、多くの医療従事者、何もドクターに限らず、ナースもそして歯科衛生士さんも薄々は思っていることではないでしょうか・・?それにドクターでも、さきほどBさんが言ったような、何と云うのですか、その『歴史的文脈』?をあまり理解せずに、意見を述べ、そしてそれが社会においても既存の医療従事者としての権威?に便乗し、受け入れられてしまっているといった事態も決してないとは云えませんからね・・。そして、かつてならいざ知らず、現在のようなインターネットで多くの情報を入手することが出来る時代であれば、そうしたことは多くの場合、露見してしまうのではないかと思うのです・・。」

B「ええ、それは私もブログを書いていて時折思うことであり、また気を付けていることでもあります・・。ともあれ、また何か人文社会科学系のことでお話、ご質問などがありましたら、喜んで伺います。それに本当に不思議なことに我が国ではあまり云われることはないのですが、人文社会科学系の学問は、能動的に取り組むからこそ分かるようになり、さらには、その先の展開をも面白い思うこと出来るようになるといった性質があるのです・・。」

A「なるほどねえ、教養は強要出来ないということですか・・。なるほど、それでしたら私ももう少し勢いがつくまで読んでみるとしましょう・・。」

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。


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2018年7月12日木曜日

20180712 学問分野の違いと社会における評価について【対話形式】

過日、西日本を中心とした大雨により、未だ二次被害発生のおそれの残る地域があるとのことです。既に被害が生じてしまった地域の速やかな復旧そして今後発生する被害が出来る限り小さいことを祈念しております。

A「1000記事を越えてからも記事を書き続けているようですが、休息は入れないのですか?」

B「ええ、ほぼ毎日記事を書き続けていますと、休息であったとしても、止め時のようなものがよく分からなくなってくるのです・・(笑)。むしろ誰かから『この辺で休息を入れた方が・・』とでも云われた方が、あれこれ考えずに止めることが出来るのですが・・(苦笑)。」

A「まあ、そういうのは他者がアレコレ指図するようなことでもないと思いますので、自分の判断で行うのが良いのだと思います。しかしそれでも、このままずっと2000記事あたりまで書き続けるつもりですか(笑)?」

B「いえ、それはありません。現在思っているのは、この先1050記事、ですから、あと残り10記事程度作成したら止めて休んでみようと思っています・・。」

A「1050ですか・・あまりキリが良い数字とは云えませんが、まあ妥当なところではないでしょうかね・・。そういえば、昨日投稿のブログを少し読ませて頂きましたが、ここ最近では珍しく多少奮っていたように思われましたが、何かあったのですか?」

B「・・ええ、ここ最近は用事にて歯科医療機関や大学・専門学校などを訪問する機会が比較的多く、そうしたなか、話をさせて頂いた先生に対して『これはタダモノではない・・』と感じることが時折あるのですが、おそらくそうした感覚が何かしら作用してあのような記事になったのではないかと思われます・・(笑)。」

A「なるほど、その歯科医療分野の先生方はやはり優秀な方々が多いと思いますが、そのなかでBさんはどういったことを聞いてそのように思うのですか?」

B「ああ、それは話されている内容の広がりといいますか、物事の説明の際に用いるたとえの的確さと、その引き出しの多さといったところであると思います。しかしそれでも、そうした方々は、話をお聞きしていますと自然と分かるのではないかと思われるのですが・・どうでしょうか?」

A「うん、まあたしかに人文社会科学系分野でもそういったところはありますが、しかし、こちらでは悪くすると『衒学的』などと評されることもありますので、その点において歯科医療分野などはその基礎に医療技術・臨床技術というのですか?まあ、そういった割にシビアなものがありますので、いくらか好意的に見られるのではないかとも思いますね・・(苦笑)。」

B「ええ、たしかに我々の社会全般にはそういったところがありますが、それでも、その話される内容の的確さ、背景知識の信憑性などは、文系・理系を問わず科学と名乗るのであれば、重視されるところであると思いますので、あまり本質的なことではないように思われますが・・。」

A「・・理想論で云えば、たしかにそうかもしれませんが、人の生命や健康に直接関与することがない歴史・思想などといった人文社会科学系の学問は、いくら的確に、そして多くの引き出しを用いて語っても、こちらが本気になればなるほどバカにされるのがオチであり、多分、大半の連中の本音は「学校の授業や講義以外では絶対にそんなこと聞きたくない!」といったところではないでしょうかね・・(笑)。いや、これは何もバカにしているわけではなく、まあ、これまでの経験と観察からの実感です・・。とはいえ、その結果が現在の我が国の社会の様相ですので、私としては多少悲しいですが、それでも自分の考えがそこまで間違っていなかったということになるのではないかとも思われるのです・・(苦笑)。」

B「もちろん我が国の人文社会科学分野の方にも問題がないとは云えませんが、しかしそれ以上に率直を通り越して驕慢になってしまった我々の方にも問題があるのではないかと云うことですね・・。たしかにそれは分からなくもないですが、それでも漸進的ではあっても、改良していく以外にないと思われます・・。」

A「・・いや、そうやって改良していくのは至極結構なことであるのかもしれませんが、多分そのようなことをいくら行っても我が国社会を良くすることは出来ないと思いますよ、過ぎてしまった歴史を変えることが出来ないように・・。」

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。


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20180711 さまざまな要素の交わるところ・・思想家・哲学者に男性が多い理由?

本日は帰宅が遅かったことから記事作成を止めようと思いましたが、他方で本日、記事投稿をすることにより総投稿記事数が1040となり、いくらの区切りとはなるため、遅い時間(23:47)を押して記事作成を開始した次第です・・。

さて、時折小説などを読んでいますと、ある人物を中心・基点として歴史の流れにも関与するような出来事が次々と展開するといったことがありますが、読者の冷めた視点にてそれを読むと『それらはあくまでも架空の物語であり、実際には存在しないであろう・・。』と思われるのです。しかし一方、実際の歴史から考えてみますと、幕末期の薩摩加治屋町周辺、長州萩の松下村塾といった、たしかに多士済々と評しても良いと思われるような地域・場所が存在することもまた事実であると云えます・・。

そこから、こうした現象つまり、ある特定の地域・場所に、その時代の動きを担う・駆動させる人物が集中して現れるということは、実際にあり、またそこには、何らかの必然性・原因といったものがあるように思われるのです。

そして、その原因について考えてみますと、それは、ある人間(複数でも)が持つ個性が他者に伝染したり、あるいは時に競争などによって、全体的にエネルギーに満ちた地域・場所といったものが形成されていくといったことではないかと思われるのです・・。
【ここまで書いていて不図想起したのは甲突川に架かる高見橋の母と子供の群像です・・】

また、そのように考えてみますと、さまざまな映画・ドラマ・小説などを舞台として活躍する歴史上の人物に対しての考え・視点も、いくらかは日常的なものへと変化するのではないかとも思われます。

とはいえ、日常的とは云っても、それは映画・ドラマ・小説などを鑑賞する我々の日常性ではなく、おそらく、過去の時代のエネルギーに満ちた地域・場所の日常性は、実際にそれを身近なものとして認識すると、そのエネルギー消費の方向性の違いに総毛立つ・鳥肌が立つといった恐怖・畏怖に近い感覚(ドン引き?)を覚えるのではないかと思われるのです・・(苦笑)。

そしてまた、それはエネルギーに満ちた地域・場所のみに限られるものではなく、そうした経験を経てきた人物が持つ、ある種危険とも云える煌めきのようなものに我々は半ば無意識に畏怖・感服してしまうといった性質があるのではないかとも思われます・・。それ故、古には預言者、後代には思想家・哲学者などが時代の権威筋から恐れられ、あるいは時に弾圧された主な理由は、さきの『そうした人物の持つ危険とも云える煌めき』が周囲の人々の考えを意外と容易く変えてしまうといった性質によるのではないかとも思われるのです・・。【『魔の山』に登場するゼテムブリーニ氏のような方であろうか・・】

また、本当の意味での人文社会科学系学問の恐ろしさ、また奥深さ・重要性は、そういったところにあるようにも思われるのですが、さて如何でしょうか?


*ChatGPTによる添削後の文章
本日は帰宅が遅かったため、記事の投稿をやめようかと思いました。しかし、今日投稿すれば総記事数が1040記事となり、区切りがつくこともあって、23:47という遅い時間ですが記事作成を開始しました。

さて、小説などを読んでいると、時に一人の人物を中心に歴史の流れに影響を与える出来事が次々と展開することがあります。しかし、冷静に読むと「それは架空の物語で、現実にはありえないだろう」と思うことが少なくありません。しかし一方で、実際の歴史を振り返ると、幕末期の薩摩加治屋町や長州の松下村塾といった場所では、多くの有能な人物が生まれ、時代を動かしていたことも事実です。

このように、特定の地域や場所に、その時代の流れを担う人物が集中して現れる現象は、実際に存在し、その背景には何らかの必然性や原因があるのではないかと感じます。

その原因を考えると、ある人物や集団の個性が他者に影響を与え、時に競争が生じ、その結果としてエネルギーに満ちた地域が形成されていくのではないかと思います。ちなみに、ここまで書いていてふと、甲突川に架かる高見橋の母と子の像を思い出しました。

また、このように考えると、映画やドラマ、小説で描かれる歴史上の人物に対する見方も、少しは身近なものとして感じられるようになるのではないかと思います。

とはいえ、「日常的」という表現を使うとしても、それは我々の日常性とは異なります。むしろ、過去のエネルギーに満ちた時代や場所を身近に感じたとき、そのエネルギーの使い方の違いに対して、恐怖や畏怖に近い感覚を覚えるかもしれません。いわば「鳥肌が立つ」ような体験です(苦笑)。

さらに、この現象はエネルギーに満ちた場所だけでなく、そこから生まれた人物にも見られます。そうした人物は、ある種の危険な魅力を持ち、無意識のうちに畏怖や感服を呼び起こすのではないかと考えます。そのため、古代には預言者、後の時代には思想家や哲学者が権力者から恐れられ、時には弾圧されたのではないかと思います。彼らの「危険な煌めき」が周囲の人々の考えを容易に変えてしまう力を持っていたからです。【『魔の山』のゼテムブリーニ氏のような人物を思い浮かべます。】

また、こうした理由から、人文社会科学の本当の怖さや奥深さ、重要性があるようにも思われます。

ともあれ、今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

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2018年7月10日火曜日

20180710 書籍からの抜粋引用を続けることにより・・【前進する行動?】

過日の西日本を中心とした大雨により、未だ災害発生のおそれの残る地域があるとのことです。既に被害が生じてしまった地域の速やかな復旧ならびに今後発生する被害が出来る限り小さいことを祈念しております。

これまで数日間書いてきました書籍からの抜粋引用を主とした記事は、自身の文章によるそれと比べますと、かなり書き易く、おそらく、この作成法であれば、あまり時間を要することなく、ある程度の期間、作成し続けることが出来るのではないかと思われました。

しかし一方で、こうした記事を投稿し続けるのもまた、多少歯がゆいものであることから、本日はこうして自身による文章にて記事を作成することにしました・・(笑)。

くわえて、面白いもので数日間、書籍の抜粋引用を行っていますと、自身の文章を作成する意欲のネジが巻かれるような、あるいはエネルギーが貯まっていくといった効果があるようで、本日作成しているこの文章は、直近の自身による記事と比べ、かなり滑らかに作成することが出来ていると云えます。おそらく、こうした効果は、文章の着想が湧き難い時に、誰かの著作・文章を読むと不思議に文章が湧いてくるといった効果を更に強化・濃縮させたようなものではないかと思われるのですが、さて、如何でしょうか?

それ故、私見となりますが、ブログに限らず、何かしらの文章を作成するに際し、その着想が湧かない時は、多少遠回りであるかもしれませんが、心を静め、自身の好きな文章、あるいは書こうとする文章に近いと思われる文章をしばらくの間、キーボードを用いて写すことにより、保証は出来かねますが、何らかのプラスの効果が生じる可能性があると思われますので、よければ試してみてください・・。

『前進する行動においては、個々の何が称賛に値するか、非難に値するか、重大であるか、微小であるか、は問題ではない。全体においてどんな方向を取ったか、それから結局個人自身にとって、身近な同時代にとって、どんな結果が生じたか、そのため未来にとって何が望めるかが、問題である。』(ホトに、1830年4月19日)新潮社刊『ゲーテ格言集』p.87より抜粋引用

今後しばらく1050記事あたりまでは休まずに書き続けていこうと思います。また、今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。


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2018年7月9日月曜日

20180709 科学とテクノロジーの結びつきについて【書籍からの抜粋引用より】・・『再現可能性』

先日以来の西日本を中心とした大雨により、未だ災害発生のおそれのある地域があるとのことです。既に被害が生じてしまった地域の速やかな復旧、そして今後発生する被害が出来る限り小さいことを祈念しております。


株式会社河出書房新社刊 ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』下巻pp.70-72より抜粋引用
ISBN-10: 4309226728
ISBN-13: 978-4309226729

『何世紀もの間に、科学は数多くの新しいツールを提供してきた。死亡率や経済成長を予想するのに使われるもののような、知的作業を助けるツールもある。それ以上に重要なのがテクノロジーのツールだ。科学とテクノロジーの間に結ばれた絆は非常に強固なので、今日の人は両者を混同することが多い。私たちは科学研究がなければ新しいテクノロジーを開発するのは不可能であり、新しいテクノロジーとして結実しない研究にはほとんど意味がないと思うことが多い。
 じつは、科学とテクノロジーの関係は、ごく最近の現象だ。西暦1500年以前は、科学とテクノロジーはまったく別の領域だった。17世紀初期にベーコンが両者を結びつけたとき、それは革命的な発想だった。17世紀と18世紀にこの関係は強まったが、両者がようやく結ばれたのは19世紀になってからだった。1800年にさえ、強力な軍隊を望む支配者の大半や、事業を成功させたい経営者の大半は、物理学や生物学、経済学の研究にわざわざお金を出そうとはしなかった。
 私はなにも、例外がまったくなかったと言っているわけではない。優れた歴史学者なら、どんなものにも先例を見つけられるだろう。だが、さらに優れた歴史学者なら、そうした先例が全体像を曇らせる珍しい例であるときには、そうとわかる。一般的に言って、近代以前の支配者や事業者のほとんどは、新しいテクノロジーを開発するために森羅万象の性質についての研究に資金を出すことはなかったし、ほとんどの思想家は、自らの所見をテクノロジーを利用した装置に変えようとはしなかった。支配者は、既存の秩序を強化する目的で伝統的な知識を広めるのが使命の教育機関に出資した。
 現にあちらこちらで人々は新しいテクノロジーを開発したが、それは通常、学者が体系的な科学研究を行うのではなく、無学な職人が試行錯誤を繰り返すことで生み出したものだった。荷車の製造業者は、来る年も来る年も同じ材料を使って同じ荷車を組み立てた。年間収益の一部を取っておいて、新しい荷車のモデルを研究開発するのに回すことはなかった。荷車のデザインはときおり向上したが、それはたいてい、大学には足を踏み入れたことがなく、字さえ読めない地元の大工の創意工夫のおかげだった。
 これは民間部門ばかりでなく公的部門にも当てはまった。現代国家が、エネルギーから健康、ゴミ処理まで国家政策のほぼすべての領域で科学者の助言を仰いで解決策を提供してもらうのに対して、古代の王国はめったにそうしなかった。当時と今の違いが最も顕著なのが兵器の開発・製造だ。1961年、退任間近のドワイト・アイゼンハワー大統領が、しだいに増していく軍産複合体の力について警告を発したとき、その体制の一部を抜かしてしまった。彼は、軍事・産業・科学複合体について、アメリカの注意を促すべきだったのだ。なぜなら、今日の戦争は科学の所産だからだ。世界各国の軍隊は、人類の科学研究とテクノロジー開発のかなり大きな部分を創始し、それに資金を注ぎ込み、その方向性を決める。第一次世界大戦がいつ果てるとも知れない塹壕戦の泥沼に陥ったとき、両陣営は科学者たちの援助を仰ぎ、膠着状態を打ち破って自国を救おうとした。科学者たちはその呼びかけに応え、戦闘機や毒ガス、戦車、潜水艦、際限なく性能を上げる機関銃や大砲、小銃、爆弾など、新しい驚異の新兵器が各地の研究所から絶え間なく送り出された。』

この記述によると、おおよそ16世紀以降から科学と技術の結びつきがヨーロッパを中心としてはじまり、さらには、それが時代を経るごとに加速・進展し、帝国主義の萌芽となり、また現代国際社会の枠組み・基礎を形作るに至ったとも敷衍して述べることが出来るのかもしれません・・。

 また、そこからもう少し考えてみますと、以前読んだポール・ケネディー著『大国の興亡』も、著作内に記述されている歴史の流れが1500年代・16世紀以降から始まっていましたので、おそらく、さきの見解(おおよそ16世紀以降から科学と技術の結びつきが主にヨーロッパにてはじまった。)は、国際的な見地においても、ある程度妥当とされているのかもしれません。
 くわえて、原初的な科学と技術の結びつきの様相がフランシスコ会の修道士を通して生き生きと描かれている・活写されている著作として14世紀前半を時代背景としたウンベルト・エーコ著『薔薇の名前』が挙げられます・・。
 そのように考えてみますと、過ぎ去った時代の雰囲気・時代精神を生き生きと甦らせることが出来る、歴史の知識、そしてそれを表現することが出来る感性・文章力は、やはりなかなかスゴイものであり、私見としては、我が国では、こうしたものを本質的にあまり重要なものとは考えていない(あまりにも安易・気軽なものと考えている?)のではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか?

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2018年7月8日日曜日

20180708 有用な発明の伝播の仕方について【書籍からの抜粋引用より】

先日からの、おもに西日本各地での大雨により、未だそれら地域にて災害発生の危険性があるとのことです。これまでに被害が生じた地域の速やかな復旧、そして今後の被害が出来る限り生じないことを祈念しております。

株式会社 草思社刊 ジャレド・ダイアモンド著 倉骨 彰訳『銃・病原菌・鉄』下巻pp.84-86より抜粋引用
ISBN-10: 4794218796
ISBN-13: 978-4794218797

『有用な発明は、一つの社会から別の社会に二つの方法で伝播する傾向がある。一つは、その発明を実際に目撃したり教わったりした社会が、それを受容し、取り入れる方法である。もう一つは、その発明を持たない社会が、自分たちが不利な立場にたたされることを認識し、その発明を取り入れる方法である。後者の例は、ニュージーランドのマオリ族のあいだでマスケット銃がどのように普及したかを考えるとわかりやい。ニュージーランドでは、1818年頃に、マオリ族の一部族であるナプヒ族がヨーロッパの貿易商からマスケット銃を手に入れてから、マスケット戦争とよばれる戦いが15年間続いた、その結果、マスケット銃を持たなかった部族は、銃を手にした部族によって征服されてしまうか、あるいは自分たちも銃を持つようになり、1833年になると生き残ったすべての部族がマスケット銃を持つようになっていた。
新しい技術は、発祥地から別の社会にさまざまな方法で伝播する。トランジスタ(半導体)が1954年に合衆国から日本へ伝わったのは、平和的な交易を通じての例である。蚕が西暦552年に東南アジアから中東へ密輸されたように、技術がスパイ行為もどきに伝播することもある。1685年に、20万人のユグノー教徒がフランスから追放されて、フランスのガラス製造技術や衣服製造技術がヨーロッパじゅうにひろまったように、技術を持った人びとが移住することによって伝播することもある。そして戦争によって技術が広まった例が、中国の製紙技術のイスラム圏への伝播である。イスラムの製紙技術は、中国人の製紙職人が、西暦751年の中央アジアのタラス川の戦いでアラブ側の捕虜になり、サマルカンドに連れてこられたのがきっかけではじまった。第12章において、われわれは、文化が「実体の模倣」や「アイデアの模倣」で伝播することを考察し、実際に文字システムがどのように伝播したかに言及した。そしてわれわれは、この章のここまでの考察において、技術の伝播にも「実体の模倣」や「アイデアの模倣」があることを示す例をとりあげてきた。前の段落で紹介した事例はどれも「実体の模倣」によって技術が伝播している。ヨーロッパ人は、中国で発明された陶磁器技術を、長い時間をかけて自分たちで独自に考えだしたが、これは「アイデアの模倣」によって技術が伝播した例である。硬質の半透明な陶磁器は、7世紀頃に中国で誕生し、14世紀になると、シルクロード経由でヨーロッパに伝わり、非常に珍重された。だが、その製造方法はまったく知られていなかった。そして、それを模倣しようといろいろ試みられたものの、すべて失敗に終わっていた。今日のマイセン磁器が登場するには、1707年になってからのことである。これは、ドイツの錬金術師(アルケミスト)ヨハン・ベトガーが、長い時間かけてさまざまな実験を繰り返し、各種の鉱物と粘土の混合割合を編み出した結果である。その後、フランスやイギリスでも多かれ少なかれ独自の研究成果を踏まえて、セーブル磁器、ウェッジウッド磁器、そしてスポード磁器が誕生している。このように、ヨーロッパの職人たちは、中国で発明された製造法を自分たちで独自に考え出した。しかし、彼らが陶磁器の製造を思いついたのは、目標とするお手本が目の前にあったからである。』

今回の抜粋引用部は、あるいは比較的幅広い方面の方々にとって興味を持って頂けるかもしれません。
と云いますのは、まず前半部に述べられている19世紀ニュージーランドでのマスケット戦争を知りますと『持ち上げられ(神聖視され)がちな我が国の幕末維新・維新回転期の歴史も、あるいはそうした歴史(マスケット戦争のような)の流れの一つであったのかもしれない・・。』と考えさせられること、次いで、後半部にて述べられている陶磁器に関しての記述は、無機物・セラミックス等の研究をされている方でしたら、当記述を参考として用いることも出来るのではないかということ、です。ともあれ、今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。


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