2018年8月12日日曜日

20180811 異なった環境にて記事作成を行って思ったこと・・

『先日の主に西日本での大雨による二次災害発生の危険性の残る地域があるとのことです。これまでに生じた被害の復旧、そして今後の被害がないことを祈念しています。』

昨日より、ほぼ毎日のブログ記事作成を再開したわけではありませんが、本日に関しても何かしら書いておこうと思い立ち、現在こうして記事作成に取り組んでいます。

さて、ここ数日でブログ記事作成の環境が以前に比べ大きく変わりましたが、そこから『こうした環境の変化はブログ記事作成に対して何かしら影響を及ぼすのであろうか?』と考え、そして実際に影響があるのであれば、それを出来るだけ良い方向に転用することが出来るよう、ここで記事を作成しておくことは、少なくとも悪いことではないように思われるのです・・(笑)。

とはいうものの、この変化した環境を直接的な題材として文章(ブログ記事)を作成することは、あまり良策であるとは思われないため、多少ハナシがややこしくなるのです・・。

・・しかし、ここまで書いていて不図思ったことは『周囲の環境を題材として記事を作成することは何故、良策ではないと考えるのか?』ということであり、そしてまた、このことは案外と他のさまざまなことにも共通する何かがあるのではないかと思われました。

それはつまり直接的・即物的に対象を文章として表現することもまた大事・重要ではあるのですが、その一方で、そうした種類の文章のみを作成していますと、おそらく経時的にではあるのでしょうが徐々に己の持つ考え・思想およびそれに近いもの以外を理解することが困難になってくるのではないかと思われるのです・・。

これは、これまで3年程度ではあれ、ほぼ毎日、ブログ記事の作成を行っている間に醸成された考えであると云えますので、少なくとも自身にとっては、あるいは、さらにもう少しは普遍的に云えることなのではないかとも思われます。

もしくは、これを換言しますと『直接的・即物的な対象を描くような文章作成の更なる進化・向上を望むのであれば、多少遠回りではあっても観念・思想的な文章を書くことを続ける方が良い。』とも云えるのではないかと考えます。

さらにまた、こうした経緯があるからこそ、我々の普段の生活にはあまり役立つことがないとされる人文社会科学系の学問の意味・価値も、いくらかは理解することが出来るのではないかとも思われるのです。

いずれにせよ、ここで重要なことは『能動的に行う』ことであり、これが我が国全般が古来より培ってきた実利合理的な考えと、少なくとも表層的には折り合いが良くないように思われるのかもしれません・・。

しかし、そこで思い起こして頂きたいのがマックス・ウェーバーによる『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をはじめとする宗教感情と労働活動の関係性について述べられた著作・論考です・・。

無論、それらに書かれたことが全て実際のかつての社会ないしは史実を忠実・精密になぞったものであるとは云えないのでしょうが、それでも、ある程度大きな、それ故に普遍性をも持つ我々の精神の構造について考えるのであれば、さきに述べたものをも含め、何かした共通する構造、そして同様にそこから生じる動態・メカニズムのようなものがあるのではないかと思われるのです・・。

また、そうしたものの学習・勉強の仕方なども重要な課題になってくると思われますが、目下とりあえず大事なことは、『能動的に行う知的好奇心を満足させる行為』といったところになると思われますが、さて如何でしょうか?


『ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』

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祝増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5


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前掲著作の執筆者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料にしぼった勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、ご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

~勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス~
conrad19762013@gmail.com 
どうぞよろしくお願いいたします。


数年前より現在までに列島各地、特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害によって被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。











2018年8月11日土曜日

20180810 ある種の著作を読み始める契機について【対話形式】

『先日の西日本を主とした大雨によって未だ二次災害発生の危険性の残る地域があるとのことです。これまでに生じた被害の復旧、そして今後の被害が出来る限り少ないことを祈念しています。』

A「つい先日、新たに短い記事を投稿されていたようですが、何かあったのですか?」

B「ええ、あの記事、まあ記事と云うには少し短いですが、あれは移動中の宿泊地にて作成したものです。やはり作成する場所・機器といったものがある程度一定でないと、どうも現在の私では上手い具合に記事を書くことが出来ないようです・・(苦笑)。」

A「まあ、それでも、その投稿された記事は、これまでと違う機器・環境で作成されたわけですよね・・。まあ、それでしたら一応は進化ではないでしょうかね・・?ともあれ、またブログ記事の作成は再開するつもりなのですか?」

B「ええ、ここ最近は時折、そのことについて少し考えていまして、近いうちに再開してみようと考えています・・。あと同時に本格的に再開した後もしばらくは対話形式の文体で作成していこうと思っています。まあ、対話形式の方が書き易いですし、それに、私の場合、この形式にてしばらく書き続けることにより、割合スムーズに独白形式の文章の作成に移行できると思われますので・・(笑)。」

A「・・ええ、対話形式の文体にて書かれた作品は、読んでいても比較的面白いのが多く、なによりも読み易いですからね・・。まあ、もちろん、その質は多岐に渡ると云えるのでしょうが、それでも、この対話形式という文章作成の方法は洋の東西を問わず、大昔からありますからね、何と云いますか、思索する文章の原点に近いところにあるのではないかと思いますね・・。」

B「ええ、たしかに、以前、私のブログで抜粋引用させて頂いた文章に中江兆民著の『三酔人経綸問答』からのものがありましたが、ああした当時の口語体に近い文体にてハナシが展開していきますと、自然とこちらもその文体に乗せられて、知らず知らずに読み進めていってしまうようなところがあるように思いますね・・(笑)。」

A「・・ははあ『三酔人経綸問答』ですか・・。たしかにあの作品は登場人物三人による対話形式でしたが、小説などのように部分的に対話形式を用いているのではなく、全てが対話形式の作品で思い出されるのが、マーク・トウェイン著の『人間とは何か』ですね・・。この作品はだいぶ前に読みましたが、その時のショックというか、衝撃は結構大きいものでしたが、現在になりますと、おそらく残念ながらと評した方が良いのかもしれませんが、その時のショック・衝撃はあまり大したモノではなかったように思われてしまうのです・・(苦笑)。まあ、この作品が書かれた時代背景自体が大きく違うのだから、単純には評価することは出来ないのかもしれませんが・・。」

B「ええと、その作品もたしか岩波文庫から刊行されていましたね・・私も以前に読んだ記憶がありますが、私の場合、冒険小説のイメージが強いマーク・トウェインらしからぬ作品だと思いつつも、その後にどういった経緯であったかは忘れてしまいましたがアルベール・カミュ著の『異邦人』を読んでいた記憶がありますので、何と云いますか、当時は厭世的といいますか虚無的といいますか、まあ、そういった考えに惹かれていた時期であったのだと思います・・(苦笑)。・・いや、それでも私だけでなく他の多くの方々も、若い時分にはそうした経験をされていると思いますので、そこまで可笑しなことであるとは思いませんが・・(苦笑)。」

A「ふーん、マーク・トウェインの『人間とは何か』のあとにアルベール・カミュの『異邦人』を読んでいたのですか・・。それはなかなか興味深いですね・・。あるいはその時期はBさんが前々から読んでいた司馬遼太郎の時代小説あるいは夏目漱石といった、いくらか観念的要素がある作品から、より思想的・観念的要素を強化させた作品を読んでみようと努力し始めていた時期であったのかもしれませんね・・。」

B「・・今Aさんが仰った内容の後半部分に関してですが、まさしくその通りです・・。そして、さらにその後にさらにいくつかのそうした著作に手を出した記憶がありますので、現在考えてみますと、ああした時期はなかなか不思議なものがあるのかもしれませんね・・(笑)。」

A「いや、不思議であるかどうかは分かりませんが、それでも何かしらの契機といったものはあったのではないでしょうかね・・。そして、そうしたものは感受性の鋭い若い頃の方がやはり相対的に良いのでしょうが、それでも、少なくとも、そうした題材で、こうやって話すことが出来ているのは、その当時の読書の記憶のお蔭でしょう・・(笑)。」

B「・・ええ、あまりそうした実感はありませんが、それはたしかに仰る通りであるとは思います・・。また、それとも多少関連するのかもしれませんが、つい先日読んでいた著作に、さきに出た中江兆民著の『三酔人経綸問答』のことが書かれていまして、その内容が、書かれた当時の我が国社会のみならず、現在の社会を考える上でも面白いのではないかと思われましたので、後日、この部分を抜粋引用してみようと考えています。よろしければ、読んで頂き、またご意見を頂戴出来ればと考えています・・(笑)。」


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2018年8月8日水曜日

20180807 これまでと違った機器・場所にて記事を作成すると・・

現在出先にて、未だあまり使い慣れていない機器を用いて記事を作成しています。こうした状況は、やはり多少ストレスを感じますが、その一方で、まったく記事が作成出来ないというわけでもありません。また、今後もこの機器にて記事作成をしていこうと考えていますので、続けていくにしたがい、徐々に慣れていくのではないかと思われ、そして、そうなることを願っています・・(笑)。さて、現在西日本にいますが、ここまでは千葉県市川市の出立地から各駅停車・鈍行電車にて至りました。こうした試みは初めてであり、それぞれの乗換駅にて、徐々に土地の空気が変化していくことを実感出来ることは、なかなか面白いと思います。また、こうしたことを書いていますと夏目漱石著「三四郎」の冒頭部が想起され、そこから、おそらく昔の列車の旅は、こうした感覚が、より広汎且つ一般的であったように思われました。くわえて、そのようにして日毎の目的地に到着しますと、そこで得る感覚もまた、これまでとは異なるものであり、そして、このように記事の材料となり得るものであるとも云えます(笑)。
 さて、そうした経緯にて以前、数年間在住していた場所に至り、久しぶりにその地の温泉に浸かりますと、これまた面白いことに、温泉の湯気が持つ独特の香りからか、その地に在住当時の記憶、そして感覚が一気に思い起こされるのです・・。その意味から若い時分より温泉に慣れ親しむことは、多少は人によるのかもしれませんが、少なくとも悪いものではなく、あるいは温泉がもたらす健康への効果は、一つにそういったところもあるのではないかと思われたのですが、さて如何でしょうか・・?








2018年7月29日日曜日

20180729 未来社刊 丸山 眞男著 『現代政治の思想と行動』pp.19‐21より抜粋引用

未来社刊 丸山 眞男著 『現代政治の思想と行動』pp.19‐21より抜粋引用

ISBN-10: 462430103X
ISBN-13: 978-4624301033

『政治は本質的に非道徳的なブルータルなものだという考えがドイツ人の中に潜んでいることをトーマス・マンが指摘しているが、こういうつきつめた認識は日本人には出来ない。ここには真理と正義に飽くまで忠実な理想主義的政治家が乏しいと同時に、チェザーレ・ボルジャの不敵さもまた見られない。慎ましやかな内面性もなければ、むき出しの権力性もない。すべて騒々しいが、同時にすべてが小心翼々としている。この意味に於いて、東条英機氏は日本的政治のシンボルと言い得る。そうしてかくの如き権力のいわば矮小化は政治的権力にとどまらず、凡そ国家を背景とした一切の権力的支配を特質づけている。例えば今次大戦に於ける俘虜虐待問題を見よう(戦場に於ける残虐行為についてはやや別の問題として、後に触れる)。収容所に於ける俘虜殴打等に関する裁判報告を読んで奇妙に思うのは、被告が殆ど異口同音に、収容所の施設改善につとめた事を力説していることである。私はそれは必ずしも彼らの命乞いのための詭弁ばかりとは思わない。彼らの主観的意識に於てはたしかに待遇改善につとめたと信じているにちがいない。彼等は待遇を改善すると同時になぐったり、蹴ったりするのである。慈恵行為と残虐行為とが平気で共存しうるところに、倫理と権力との微妙な交錯現象が見られる。軍隊に於ける内務生活の経験者は這般の事情を察し得るであろう。彼らにおける権力的支配は心理的には強い自我意識に基づくのではなく、むしろ、国家権力との合一化に基づくのである。従ってそうした権威への依存性から放り出され、一箇の人間にかえった時の彼らはなんと弱弱しく哀れな存在であることよ。だから戦犯裁判に置て、土屋は青ざめ、古島は泣き、そうしてゲーリングは哄笑する。後者のような傲然たるふてぶてしさを示すものが名だたる巣鴨の戦犯容疑者に幾人あるだろうか。同じ虐待でもドイツの場合のように俘虜の生命を大規模にあらゆる種類の医学的実験の材料に供するというような冷徹な「客観的」虐待は少なくとも我が国の虐待の「範型」ではない。彼の場合にはむろん国家を背景とした行為ではあるが、そこでの虐待者との関係はむしろ、「自由なる」主体ともの(Sache)とのそれに近い。これに反して日本の場合はどこまでも優越的地位の問題、つまり究極的価値たる天皇への相対的な近接の意識なのである。しかもこの究極的実体への近接度ということこそが、個々の権力的支配だけでなく、全国家機構を運転せしめている精神的起動力にほかならぬ。官僚なり軍人なりの行為を制約しているのは少なくとも第一義的には合法性の意識ではなくして、ヨリ優越的地位に立つもの、絶対的価値体にヨリ近いものの存在である。国家秩序が自らの形式性を意識しないところでは、合法性の意識もまた乏しからざるをえない。法は抽象的一般者として治者と被治者を共に制約するとは考えられないで、むしろ天皇を長とする権威のヒエラルヒーにおける具体的支配の手段にすぎない。だから遵法ということはもっぱら下のものへの要請である。』

2018年7月28日土曜日

20180728 コトバの背後にあるものと我々の生命・魂の関係について・・

先日の西日本を主とした大雨によって、未だ二次災害発生のおそれの残る地域があると聞きます。これまでに生じた被害の復旧、そして今後発生する被害が出来る限り少ないことを祈念しています。

ブログ記事の作成を続けていますと、普段考えていることをコトバ・文章とすることに対しての抑制が弱まる傾向があると云えます。

他方、おそらく誰であれ、内心にて考えていること全てをコトバ・文章にて表出しますと不穏当・反道徳的と、とられかねない要素があるとも云えます。

また、それ以上に、さきに述べたように、ブログ記事作成の継続により、抑制が弱まり、放埓(あるいは真っ正直とも云える)と云える状態で内心にて考えていることを表出し続け
る行為は、どのような原因によるものか分かりませんが生命・魂をはげしく消耗させる何かがあるのではないかと自身の経験は語ります。またさらに、そこに実際の身体活動をも付随・連動させることにより、その消耗の程度は、よりはげしくなるとも云えます。

あるいは我々は、こうしたことを言語化するまでもなく、一種の暗黙知・身体感覚として知っているからこそ、社会における平穏が、ある程度維持されているとも云えるのではないかと思われます・・。

さらに他方で、我々は実際に考えていない、思ってもいないことをコトバ・文章として表出し続けることによっても生命・魂を消耗もしくは衰弱させる性質があるようにも思われます。このこともさきと同様に自身の経験は語ります・・。

そのうえで、一般的に我々は、人間関係において波風を立てないように処していくのが良いことであるとされています。そのためには実際には考えていない、思っていないことをコトバとして表出することも、たとえそれが嘘と云えるものであっても仕方がないこととされる傾向があると云えます。

そして、これらの要素を勘案し考えてみますと、自身の生命・魂の衰弱・消耗を避けるために、あまり嘘を、考えていないこと、思っていないことを表出しなければいけない環境に行かないようにするというのが良い方法となるのかもしれません・・。

しかし、こうした消極的な処世的態度では、生命・魂そのものを活性化させる刺激的要素全体からも離れるということにもなり、それはそれで結果的には比較的速やかに生命・魂の衰弱・消耗を招くとも思われますので、ここにも難しいけれども何かしらの『コツ』のようなものがあるのかもしれません・・。

あるいはこの『コツ』のようなものを、ある程度大掛かりに説明・解明しようと試みたのが古今東西の宗教そして思想・哲学であるのかもしれない・・。

而して、ここにあるのは夏目漱石著『草枕』内の『知に働けば角が立つ、情に掉させば流される』みたいなものなのでしょうか?


『今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』
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2018年7月23日月曜日

20180722 1050記事 ブログ記事作成継続のエネルギー・熱源について【対話形式】

先日の西日本を主とした大雨によって、二次災害発生のおそれの残る地域があるとのことです。これまでに生じた災害からの速やかな復旧、また今後発生する二次災害が出来る限り少ないことを祈念しております。

A「ここ数日間ブログ記事の更新をされていなかったようですが、どうかしたのですか?」

B「いえ、特にこれといった理由はありません・・。ただ、次に投稿する記事にて総投稿記事が1050となりますので、少し構えてしまっているところがあり、また、以前に書きました通り、1050記事の投稿の後、休息してみようと考えていましたので、一応、それなりの記事を作っておいた方が良いと、どこかで思っているのかもしれません・・(笑)。」

A「まあ、以前にも、あまり構えずに作成した記事の方が多く読まれていたと仰っていましたので、あまり構えず・気負うことなく、作成すれば良いのではないでしょうか?」

B「ええ、それは仰る通りであると思います。また、そのように考えてみますと『よくもここまで、ほぼ毎日記事を作成してきたな・・』と我がことながら少し思ってしまいますね・・(笑)。」

A「うん、まあ、そうしたものはその真っ只中ではあまり意識出来ないようなところがあるのではないでしょうかね?また、そうするとBさんがブログを始めたきっかけについては前に書かれていましたが、そもそも、そのエネルギー・熱源みたいなものはどこから来ているのでしょうかね?」

B「まあ、はじめに100記事くらい書きますと、そこからは半分慣れの惰性のような感じにて、どうにか書き続けることが出来るのではないかと思われます・・。いや、それでも300記事あたりまではそこそこ辛かったかもしれません・・。そうしますと、たしかにそのはじめの勢いみたいなものはどこから来ていたのでしょうかね・・(笑)。」

A「以前書かれていたように、たとえヒトから勧められても1000記事そして3年間ほぼ毎日書き続けるのは、少なくとも、そこまで簡単ではないと思いますからね・・。」

B「・・ええと、そうですね、その心当たりのようなものは・・以前にも記事にて少し書いた記憶がありますが、鹿児島在住時代の2012年から2013年の間の出来事そして、その記憶であるように思われるのです・・。その時(~2012年)までに指導教員(師匠)、講座の准教授の先生、講座の諸先輩方が退職、修了などで次々と去り、講座は助教の先生2人と事務の方1人と院生1人(私)の4人のみとなっていました。
現在考えてみますと、2010年暮れに指導教員(師匠)が去られた直後、他の大学院に移った方が良かったのかもしれませんが、ここで移るのは、余計に多くのお金が掛かかり、さらには歯科理工学の実習を行うことが困難になるといった講座の事情をも考え、指導教員不在のままで講座に残ることにしました・・。この時の鹿児島に残るという選択は、キャリア形成から考えてみますと良くなかったのかもしれませんが、経験としては大変素晴らしいものを得ることができたのではないかと思うのです・・。」

A「まあ、普通に考えてみますと、どの分野でも指導教員不在での学位取得は相当難しいですからね・・。そうしたなか、まあ事情も事情なのでしょうが、Bさんは講座に院生として残り、色々とやってきたわけですか・・。そして、その色々の中に含まれる経験がBさんにとって意義深いものであったということになるのですか・・?」

B「・・そうですね・・指導教員が去られてすぐの2011年はまだ講座の人手は足りていたのですが、翌2012年になっても新任の教授は決まらず『このままで歯科理工学の実習は出来るのか?』といった状況でした・・。それでも、講座におられた助教の先生2人は色々と考え、どうにか講義・実習を問題なく出来るようにしました。そして、この時に私はいくつかの実習科目を受け持たせて頂き、また同時に鹿児島市内にある歯科衛生士養成校の教養科目の講義も受け持たせて頂くことになったのです・・。しかも、それらは曜日が重なっていたことから午前中は歯科衛生士養成校、午後からは歯科理工学実習といった、それなりに大変なものでした・・。」

A「そうですか、2012年はBさんにとってなかなか大変な時期であったのですね・・。それでその歯科衛生士さんの養成校と大学は距離的にどのくらい離れていたのですか?」

B「ええと、たしか10キロメートルくらいではなかったかと思います・・。これは当時愛用の原付で移動していましたが、鹿児島市は中心市街地もしくは海沿いの一部地域以外は坂が多くて、これが少しヒヤヒヤしましたね・・『途中で原付が故障でもしたらどうしようか・・』といった感じで(笑)。」

A「・・それで、講義と講義の間、つまり移動に費やせる時間はどの程度あったのですか?」

B「・・それは1時間程度はあったと思いますが、実習は前の準備と後片付けがなかなか面倒でして・・ですから、この時期は朝早めに大学に行き、実習の準備を概ね行った後に歯科衛生士養成校に向かっていました。そして講義を終えると大急ぎで大学に戻り、直前の準備をして実習開始に備えていました・・。
・・いや、しかし、それよりも、この2012年の学生さん、まあ学部3年生の方々なのですが、どうしたわけか出席番号順にて女性が固まっている部分がありまして、それで1つの班10人が全員が女性ということがあったのです・・。まあ、似たようなことはこれまでにもあったのですが、それでも班員全員が女性ということは、さすがにありませんでした・・。くわえて、私がこの班を担当する前の週、詳しい事情は分かりませんが、実習後に、この班の方々全員が、担当されていた助教の先生に(激しく)抗議をされているのを見てしまったのです。その様子は、私にとっては恐怖の感情を惹起させるには十分なものであり、また、その直後に見た抗議を受けた先生の顔は大変印象深いものでした・・。ともあれ、そうした事情から、その翌週の実習は大変に気が重く、研究室のある5階から実習室に向かう下り階段では、恥ずかしながら少し失禁の心配をした程です・・(苦笑)。」

A「へええ、そんなことがあったのですか・・。まあ最近は歯学部・歯科大学の学生さんも女性が増えてきていると聞きますからね・・。しかし、たしかにそうした女性10人が激しく抗議している様子は迫力がありそうですね・・。それに、あちらの女性の気性は激しいところがあるとも聞きますからね・・。いや、それはともかく、それでBさんの実習の方はどうなったのですか?」

B「・・ええ、まあ、それでも学生さんは皆が皆、九州の方というわけではないのですが、それでも若いうちに2年程度在住していますと、同化と評して良いものか分かりませんが、少なくとも、その地域性に影響されるとは思いますからね・・。おっと!そうでした・・。それでその実習ですが『ええい、ままよ!』とばかりに気を付けつつも思い切りやってみたのですが、どうしたわけか最後に至るまで険悪な雰囲気にはならず、むしろ逆に、これまでの中でもかなりスムーズに進んだと云えるのです・・。また、その時の様子を多少仔細に観察しますと、色々と他の班員を手伝ったり、率先して後片付けをされている方もおりましたので、先週の彼女らの抗議の様子とのギャップでどうも面食らってしまったわけです・・(苦笑)。」

A「うん、まあ、好んで諍いを起こしたり、抗議をするような方々はあまり多くはないと思いますからね・・。まあ、そうしますとBさんにとってその恐怖は杞憂にて済んだということになるのですか?」

B「はい、そういうことになります・・。そして、これにはまた少し後日談がありまして・・この後日談があるから2012年から6年後である現在でも、割合鮮明にこの記憶が保持されているのではないかと思うのです・・。まあ、そのことはまた機会がありましたらお話しさせて頂きます・・。あまり大したことではないのですが、それでもそれは袋小路にあった当時の私としては少なくとも背中を押されるような出来事ではありましたので・・。また、その押された背中は、この一連のブログ記事の作成にまで及んでいるのではないかということで、さきほどのエネルギー・熱源の説明になるのではないかとも思われるのですが、さて如何でしょうか・・(笑)。」


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2018年7月19日木曜日

20180718 昨日(20180717)の投稿記事から ウィトゲンシュタインおよびロバート・グレーヴス【対話形式】

先日の主に西日本地域での大雨により、二次災害発生のおそれが残る地域が未だあるとのことです。これまでに生じてしまった被害の速やかな復旧、また今後発生する被害が出来る限り少なく、軽微であることを祈念しています。

A「昨日は主に書籍からの引用でしたが、二つの記事を投稿していましたねえ・・。」

B「ええ、あの二つは数日前から書き写していまして、1050記事までの投稿記事として適当であると考え、昨日完成させ投稿しました。また、両方の記事共に結構な文量であったにも関わらず、思いのほか多くの方々に読んで頂き、昨日はこの二つの記事だけで200人近い方々に読んで頂けました。」

A「・・ほお、そうですか・・。実は私も両方の記事共に興味深く読ませて頂きまして、それで・・私の専門はドイツ文学ではありませんが、そうした文学作品を用いて、歴史の流れを説明しようと試みるのは、なかなか面白く、また一般的な歴史の講義よりも分かり易く面白いのかもしれませんね・・。」

B「はあ・・そう云っていただけますと、とてもありがたいです。私もAさんが仰ったような形式の講義のようなものをドイツ語の原書とまでは行かなくとも、英訳本を用いて行うことにより、文学・歴史(近現代史・国際関係論)・外国語など複数の科目を包括して行うことが出来るのではないかと考えています。そして、この名付けて『総合教養科目?』は、たとえば昨今よく聞き、また当ブログにても何度か取り上げさせて頂いた来春開学の専門職大学の教養科目などとして適当ではないかと思われるのです・・。おそらく、こうした教養科目を開講し、その科目に含まれる何らかの要素(歴史・語学など)に対して学生さんが能動的な興味を持ち、その学習・研究方法を自然と身に着けることにより、あとあと教養ある専門職の方々を育成することにつながるのではないかと思うのです、いや願っているのです・・(笑)。」

A「なるほど、今度はジョン・S・ミルですか・・(笑)。何だか時代がマンやユンガーよりも更に100年程過去に飛びましたね・・。」

B「・・いえ、そうした思想的系譜で考えてみますとバートランド・ラッセルあたりの方が適当ではないでしょうか?それにラッセルでしたら、その弟子であり知人であるウィトゲンシュタインがユンガーと似たタイプの何かを持っているようにも思われますので・・。実は昨日の2著作に加えてウィトゲンシュタインによる適当な記述も追加しようと考えていたのです・・。ご存じのようにウィトゲンシュタインの有名な『論理哲学論考』は第一次世界大戦の戦場にて、その多くの思索が為されていました。しかしながら、その著作自体からは、そうしたことを全くといって良いほど匂わせていないのです・・。それで、他の戦場での経験を綴ったウィトゲンシュタインによる著作があると思い本箱を探してみたのですが、それが見当たらなかったため、さきの2著作としたのです・・。」

A「なるほど・・たしかにウィトゲンシュタインも第一次世界大戦に従軍していましたからね・・。それでも、たしかにそれを読者に気が付かされるほど、彼の著作全般には(戦争についての)具体的要素が乏しいとも云えるかもしれませんね・・。彼の戦場にてつけた日記のような著作があれば、それはそれで興味深いのですがね・・。」

B「ええ、そうなのです。それでも第一次世界大戦を描いた作品でしたら、さきに紹介しましたロバート・グレーヴスによる『さらば古きものよ』が興味深く読むことが出来ると思います・・。また、面白いことに、この著作とあわせて同著者による『この私、クラウディウス』を読んでみますと、それぞれの時代背景は2000年近く違うはずなのですが、何だか同じテイストにて読んでしまうことが出来るのです・・(笑)。おそらく訳者が優れているというのもあるのでしょうが(両著作の訳者はそれぞれ別ですが。)それ以上に著者による独特の語り口、まあ文体のようなものがあるのではないかと思われるのです。」

A「ふーん、そうですか・・。ロバート・グレーヴスの『さらば古きものよ』ですか・・。たしかこの方は『アラビアのロレンス』の著者でしたね?」

B「そうです。私も大分以前に『アラビアのロレンス』は読んでみましたが、どうも『さらば古きものよ』の方が強く印象に残っています・・。あくまでも私見ですが、こうした著作はあまり多くないと思いますので、よろしければAさんも機会がありましたら上下巻モノですが、同時にそこまでの長編ではないと思いますので、読まれてみては如何でしょうか?」


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