昨日より、ほぼ毎日のブログ記事作成を再開したわけではありませんが、本日に関しても何かしら書いておこうと思い立ち、現在こうして記事作成に取り組んでいます。
さて、ここ数日でブログ記事作成の環境が以前に比べ大きく変わりましたが、そこから『こうした環境の変化はブログ記事作成に対して何かしら影響を及ぼすのであろうか?』と考え、そして実際に影響があるのであれば、それを出来るだけ良い方向に転用することが出来るよう、ここで記事を作成しておくことは、少なくとも悪いことではないように思われるのです・・(笑)。
とはいうものの、この変化した環境を直接的な題材として文章(ブログ記事)を作成することは、あまり良策であるとは思われないため、多少ハナシがややこしくなるのです・・。
・・しかし、ここまで書いていて不図思ったことは『周囲の環境を題材として記事を作成することは何故、良策ではないと考えるのか?』ということであり、そしてまた、このことは案外と他のさまざまなことにも共通する何かがあるのではないかと思われました。
それはつまり直接的・即物的に対象を文章として表現することもまた大事・重要ではあるのですが、その一方で、そうした種類の文章のみを作成していますと、おそらく経時的にではあるのでしょうが徐々に己の持つ考え・思想およびそれに近いもの以外を理解することが困難になってくるのではないかと思われるのです・・。
これは、これまで3年程度ではあれ、ほぼ毎日、ブログ記事の作成を行っている間に醸成された考えであると云えますので、少なくとも自身にとっては、あるいは、さらにもう少しは普遍的に云えることなのではないかとも思われます。
もしくは、これを換言しますと『直接的・即物的な対象を描くような文章作成の更なる進化・向上を望むのであれば、多少遠回りではあっても観念・思想的な文章を書くことを続ける方が良い。』とも云えるのではないかと考えます。
さらにまた、こうした経緯があるからこそ、我々の普段の生活にはあまり役立つことがないとされる人文社会科学系の学問の意味・価値も、いくらかは理解することが出来るのではないかとも思われるのです。
いずれにせよ、ここで重要なことは『能動的に行う』ことであり、これが我が国全般が古来より培ってきた実利合理的な考えと、少なくとも表層的には折り合いが良くないように思われるのかもしれません・・。
しかし、そこで思い起こして頂きたいのがマックス・ウェーバーによる『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をはじめとする宗教感情と労働活動の関係性について述べられた著作・論考です・・。
無論、それらに書かれたことが全て実際のかつての社会ないしは史実を忠実・精密になぞったものであるとは云えないのでしょうが、それでも、ある程度大きな、それ故に普遍性をも持つ我々の精神の構造について考えるのであれば、さきに述べたものをも含め、何かした共通する構造、そして同様にそこから生じる動態・メカニズムのようなものがあるのではないかと思われるのです・・。
また、そうしたものの学習・勉強の仕方なども重要な課題になってくると思われますが、目下とりあえず大事なことは、『能動的に行う知的好奇心を満足させる行為』といったところになると思われますが、さて如何でしょうか?
『ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』
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祝増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5
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前掲著作の執筆者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料にしぼった勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、ご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。
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conrad19762013@gmail.com
どうぞよろしくお願いいたします。
数年前より現在までに列島各地、特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害によって被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。
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