2018年6月3日日曜日

20180603 2012年初秋開催の勉強会での記憶から・・

以前に書きましたが、2012年初秋に和歌山市にて開催された勉強会での発表レジュメ冒頭にトーマス・マン著『魔の山』からの抜粋引用を用いました。

このレジュメはデータをUSBフラッシュメモリに収め、当日会場にてプリント・アウトして頂けるとのことでありプリント・アウトされたレジュメを出席者に配布していますと、一人の先生が『ほおお『魔の山』ですか・・これが今回の**さんの発表内容に関係があるのですか・・?』と興味深げに質問されました。

わたしは『ええ、炎の温度と用いる金属の種類、作成出来る焼き物の種類の間には密接な関係がありますので、この『魔の山』の記述は興味深く、発表のイントロに相応しいと思った次第です・・。』と返答しました。

すると、その先生は『なるほどぉ・・』と深めに頷かれたあと、少し間をおいて『では『魔の山』は何時書かれた作品であるかご存知ですか?』と大きくはありませんが幾分鋭い声で尋ねてこられました。

わたしは左斜め上を少し視線をおいたのち『ええと・・この物語は第一次世界大戦の戦場の描写で終わっていますので、書かれたのはおそらく1918年以降であり、且つその後1933年に政権を握ったナチスに対する批判らしきものが文中に見当たらないため、書かれたのは1918年から1933年の間であり、具体的には1920年代あたりではないかと思われます・・。』と口頭試問時の学生のような態度で返答しました。

すると、この先生は突如として笑顔になり『なるほど、そうですねえ!』と満足気に、持たれていたレジュメを机の上に置きつつ云われた。その時に『文系には文系の考え方、価値観のようなものがあり、私がそれを忘れていないかチェックされたのだろうか?』といった考えが不図頭をよぎりましたが、たしかに、そうした傾向はないとは云えないと思います。また、そこでどうにか即興で先生が満足される程度の返答が出来たことは、運ではなく、自身の実力であり、またそこでスマホや電子辞書を取り出し検索をはじめたら、それはダメであったろうと思います・・(笑)。

ちなみにこの時、わたしはD2病の真只中にいました・・(苦笑)。

こうした経緯から思うことは、おそらく本当の知識の獲得や勉強は、そこまで簡単なことではないと思われるのですが、現在の世間の動向を見ておりますと、どうもそうばかりではないようにも思われるのです。これはこれで今後の面白いことにつながっていくものなのでしょうか?
私には、イマイチよく分かりません・・(苦笑)。


~書籍のご案内~
ISBN978-4-263-46420-5

~勉強会の御案内~
前掲著作の著者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の材料に関しての勉強会・講演などのご要望がございましたら、こちらも承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執った経験から、さまざまなご要望に対応させて頂けます。

この件に関する連絡先メールアドレスはconrad19762013@gmail.com となっております。
併せて、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今回もここまで読んで頂きまして、どうもありがとうございます。


数年前から現在までに列島各地にて発生した大規模自然災害により被害を被った地域のインフラの回復および、その後の復興を祈念します。





2018年6月1日金曜日

20180601 記事作成の状態および一人による分業? 合理化による記事多産の可能性?

たとえブログ記事であっても、公表を前提とする文章を作成するに際しては、ある種の勢いのようなものが必要であると云えます。

つい先日、1000記事投稿への到達後、現在に至るまで記事作成を休息し、数日毎の記事作成としましたが、これまでの惰性によるものでしょうか、記事作成を行わないと、どうも落ち着きません(苦笑)。

その状態に耐えきれなくなり、また『この状態を題材として新たな記事作成が出来るのでは?』とも考え、つい先頃より記事作成をはじめた次第です・・(苦笑)。

そして、この落ち着かない状態からの脱却のために開始した記事作成ですが、その勢いにより、この程度まで文章を進めることが出来れば、これまでの経験上、波に乗ったと見做されても良いと云えます・・(笑)。

こうしたものは落語と同様、ハナシの枕、イントロのようなものが思いのほかに重要であり、あるいは多少誇張気味に表現しますと、この部分さえ、どうにか書き連ねてしまえば、あとは、何と言いますか、その乗った波・勢いのようなものに促され、半ば自動的に文章が作成されていくといった感覚があるようにも思われるのです・・。

また、面白いことに、この状態は、あまり自分を客観視することが出来ない状態でもあり、あるいはこの状態を保持することが出来ていれば、どうにか文章の作成は出来るようにも思われるのですが、しかし、この状態にて作成された文章は、そのままで公表出来るものも稀にはありますが、往々にして、それらはスジのみが、どうにか文章となっている状態、あるいは口述筆記されたままの文章とも云え、そこからの加筆修正が必要になります。

そして、この加筆修正を行う際における状態は、さきの波・勢いの乗った、自分を客観視出来ない状態では行うことが困難であり、それと異なる、どちらかというと日常に近い状態の自身がこの作業を行っていると云えます。

これは特に二重人格ではなく、おそらくこうした作業を行う際に、いくらか注意深く自身のことを意識していれば、自然と認識することであるように思われます。

つまり、こうした文章の作成は、あくまでも一人で行っていますが、その段階によっては、異なる状態の自身が分業のようにして行っているとも云えるのです・・。

また、このことも、ある程度の記事作成が継続されなければ理解・体得することが出来なかったと思われますので、あるいは、これも継続によって明瞭化していくといった性質があるようにも思われます・・。そして、このことを合理的に考え、そしてそれに随った行動をすることが出来るようになれば、もう少し記事作成を楽に行うことが出来るようになるのかもしれません・・。しかし、それが作成された記事の質に対してどのような影響を及ぼすのかとは、また別の問題であるとも云えるのですが・・。

もとい『楽をして良い記事をより多く作成したい』と望むことは、こうした多少は創造性を要する作業を行うに際しては、あまり意識を集中すべきことではないのかもしれませんが・・。

むしろそうであるならば、さきの波・勢いの乗った、自分を客観視出来ない状態をどのようにして、より長く保持するかを考えた方が多少は発展の余地があるようにも思われるのですが、さて如何でしょうか・・?

また、こうしたことは観念的、抽象的な疑問であり、本質的に普遍性のある解などは存在しないのでしょうか?しかし、疑問としてはいくらかの普遍性はあるのかもしれません。


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20180531 書籍の読了から 自信と能動性について・・

1000記事への到達後、ブログ記事の作成を休むことにしましたが、それでもやはり出来る限り記事作成を行い、来月22日の丸3年間の記事作成到達の際に、あまり恥ずかしくない程度にはしておこうと考えています。

さて、先日より読み進めていましたスペイン内戦を扱った概説書(新書)を本日読了しました。しかし、読了したとはいえ、その概要をある程度認識したという自覚が全く伴っていないことから、今後も機会を見つけ、関連著作を読み進めていこうと思います。

ある程度、何かのことについての概要を認識し得たと感じますと、それについて表出したくなることは普通であると思われますが、現在の自身はスペイン内戦について全くその気が起きませんし、また、その自信もありません・・(苦笑)。

そのように考えてみますと、自信はこれまでにいくつかの事柄についてブログ記事を作成してきましたが『本当にそれらの事柄について記事を作成する程の自信があるのか?』と考えてみますと、それはよく分かりませんし、また、そのようなことを考えることもなく記事作成を行っていたと云えます。そうしますと、我々が行う能動的な活動の基層にある自信は、往々にして無自覚であることが多いのではないかと思われました。そして事後になり、作成した文章を読み、はじめて、何らかの自信を含めた内的状態・スタンスらしきものが認識されるといった傾向があるように思われます・・。

たとえてみますと、登山にて登頂して初めて、登ってきた道の全貌、その高さを認識し得るといった感じではないでしょうか?

その意味において、今回の読了からは、その(スペイン内戦についての)全貌も高さも認識し得ないものであり、また同時にそれは新たな歴史分野を学ぶ際に常に通る道であったことが今更ながらに思い出されもしました・・(笑)。そして今後も関連著作を読み続けることにより、その概要がボンヤリと認識し得るようになるのではないかと思われます。また、さらにそこから読み続けることにより、自信を意識することなく、それを題材として能動的な活動を行うことが出来るようになると思われます(これもまた一種の自信であるのかもしれませんが・・。)。

そうしますと、これまでに作成した、ある程度中身のあるブログ記事の題材に関しては、どこかで、その題材についての概要を認識し得たと実感したものであり、そしてそれは何と言いますか、昨今よく見受けられる最初から勝ち名乗りをあげるような、対外的ゼスチャーとも見えるような自信とは根本的に異なるように思われるのです・・。しかし一方で、我々はどうも、こうした自信(を装った態度)に対して弱いところがあるように思われるのです・・(昨今はこうしたものが多く流布しているように思われます・・。)。

このことは民俗学者の柳田國男そして経済学者の小泉信三がそれぞれどこかで述べていたと記憶していますが、どうもそうした我々の性質は現在に至るまであまり変わっていないように思われます・・(苦笑)。

また、このこととも多少関連があるのかもしれませんが、昨年暮れより当ブログにて告知・宣伝しています医歯薬出版株式会社刊の師匠による著作が、この度、増刷されることになりました。当ブログでの告知・宣伝がどの程度作用したものか分かりませんが、ともあれ、この場を借りて御礼申し上げます。どうもありがとうございます。
『CAD/CAMマテリアル完全ガイドブック』
ISBN978-4-263-46420-5

くわえて、さきの著作の著者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の材料に関しての勉強会・講演などのご要望がございましたら、こちらも承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執った経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

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2018年5月29日火曜日

20180529 能動性の方向、興味の強さについて自身の経験から・・

1000記事への到達後、昨日1日記事作成を休んだところ、どうも落ち着かない感覚に襲われました。一応、当初からの目標は達していることから、昨日の休息は特に疚しい要素はないはずですが、こうした感覚が生じるのは一種の惰性によるのでしょうが、なかなか面白いものです・・(笑)。

また、今後、6月22日までは、この感覚との均衡を保持するためにも毎日の記事投稿ではありませんが、2~3日に1回は記事の更新を継続していこうと思います。しかし現在、まだ何もこれから作成する記事題材について考えていませんが、このようにPCの前に座り、文章を作成しつつ、次の流れをどのように展開させていこうかと、半ば無意識ながらに考えている、この状態がなかなか面白く、自身は好きであるようにも感じられるのです・・(笑)。

この状態を面白いと感じることがなければ、おそらく、これまでの記事作成の継続は出来なかったと思われますし、あるいはまた、記事作成の継続により、そうした感覚を楽しむことが出来るようになってきたのかもしれませんが・・。

何れがニワトリかタマゴか分かりませんが、何れにせよ、そこに『興味』があったからこそ、どうにか続けることが出来たと云えます。また、この興味とは、本質的には損得勘定を抜きにして自身の内側から湧き起こる能動性・力のようなものの方向性であるように思われます。

私は幼い頃より歴史に関しての書籍が好きであり、くわえて、途中からは、ある種の文学なども好むようになり、それが現在に至っていると云えますので、分類してみますと、根っからの人文社会科学系の人間であると云えます。

しかしながら、この性質は小中高を通して、あまり満たされることはなく、学校の授業での歴史・文学(現代文)などは特に面白いと感じたことはありませんでした。また、そうしたこと(歴史・文学)を友人らとの話題としても、あまりハナシは展開することは少なく、どちらかといえば、つまらなく感じていたと云えます・・。(しかし、これに関しては、中学校時代は日本全国相対的に見れば、かなり恵まれていた方ではないかとも思われますが・・。)。

ともあれ、そうした次第にて、この方面での楽しみが充足されることは半ばあきらめつつ、体育会の運動部に属し、主にダミー・チームにてブロックされたり、タックルされたりといった日々を数年間すごしてきましたが、引退1年前の春に文系の師匠に会い『世の中には私が興味を持っている分野に関して、これほど知っている人がいるのか・・!』といった驚愕とも云える感覚を持つに至り、以降、当時の体育会にて培った体力にものを言わせ、自身としては出来る限りの書籍を読んできたように記憶しています・・。

また、あの時期がなければ、おそらく読書好きの運動部員のままであり続けたのではないかと思われます。そして、何が原因となり、そうした能動性の方向への起動が生じたのかと考えてみますと、それは、さきにも述べたことですが『興味』そして、その強さではないかと思われます。つまり、自分の中にあるホンモノの『興味』の対象を見つけることが自然科学系・人文社会科学系であれ、とても大事なことではないかと思われるのです・・。受動的態度が望ましいとされる我が国では、あまり重視されないのかもしれませんが、個人としての持続可能性を考慮した場合、これが重要であると考えます。また、このテーマはスタンリー・キューブリック監督の『時計仕掛けのオレンジ』の主題とも被るのではないかと思われました・・。

そして、そこから多少迷信じみた意見にはなりますが、自分では未だ確信がなくとも、そうした『興味』の対象の近くにいますと、おそらく自然とその師匠が現れるといった摂理のようなものが世の中にはあるのではないかと私には思われるのです・・(笑)。【小林秀雄もそのようなことを何処かで述べていたと記憶しています・・。】

これまでにも何度か述べてきたことであり、また自画自賛とも聞こえるかもしれませんが、私は師匠運に関しては、かなり良いのではないかと考えています。あるいはまた、この師匠運によって、これまでの継続的な記事作成もどうにか出来たのではないかと思われるのです(皆さまに読んで頂けるような記事を作成出来ることは、師匠等のおかげでもあるのですから・・。)。

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

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昨年暮に師匠による著作が医歯薬出版より刊行されましたのでご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
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2018年5月27日日曜日

20180527 ルール違反から偽史・設定・コスプレそして思想・哲学・文学そして戦後社会

昨日の記事投稿により総投稿記事数が1000記事となりました。しかし、以前からの予想通り、その実感などは皆無であり感動・感興などが惹起されることはありませんでした・・(笑)。

こうした内心の状態は一般的であるのか分かりませんが、おそらく、ある程度の期間継続していますと、毎日記事を作成することが通常の状態となり、そこから、ある区切りにおける感動・感興の惹起などはむしろ生じ難くなるのではないかと思われました。

そしてまた、本日は休日ということもあってか、あまり意識しないうちに記事作成を開始している次第です・・(笑)。とはいえ、以前より来月22日までは継続するつもりであると述べてきましたので、今回の記事投稿は特にルール違反にはあたらないものと考えます。

さて、ルール違反というコトバが出てきましたが、現在多く取り上げられている大学運動部試合に関する事案ですが、以前も当ブログにて述べたことがあるかもしれませんが、自身は学生時代、このスポーツを部活動として行っていました。当時は映像記録技術が現在ほど普及していなかったことから、総じて記録映像は限られたものであり、自身の記憶から思い返してみますと、ああしたタックル自体はそこまで珍しいものでもなく、また、それにより、簡単に重篤な怪我を負うということも多くはなかったと思います。

それ故、今回の事案にて問題の焦点となるところは、プレーが終わり、明らかに事後でタックルに行っていることです。これが問題の核心です。

私見となりますが、これは強烈な個人的怨恨か、誰か上級者の(強い)指示がなければ行い得ない行為であると云えます。(意識して、敢えてルールを破っていますので。)

また、この件の発生以来、多くの方々がこのスポーツに関心を持って頂くのは大変に有難いことではあるのですが、おそらくこの関心は、ほぼ全てがネガティブなものであり、今後このスポーツが再び学生をはじめ社会一般からこれまでと同様の支持を得るようになるまでは、かなり長い期間を要すると思われます。

そのように考えてみますと、我々日本人は太平洋戦争の敗戦以後、アメリカ合衆国の文化を盛んに取り入れ、吸収し、社会全体において広汎に定着させてきたと云えますが、このスポーツに関しては、本場、元祖のアメリカ合衆国ほど定着しなかったことが、今更ながらに興味深く思われました・・(国の文化風土自体がこうしたコンタクト・スポーツに向いていないのかもしれない・・このスポーツが我が国の社会に定着していたら、このようなカタチで問題が大きくならなかったと考えます・・)。

おそらく我々は、コスプレに象徴されるような、外見のマネのみで比較的簡便に済むようなことに関しては、案外簡単にこれを受け入れ、また他方では、生活において切実に必要とされる医学・科学技術などに関しても熱心に学び、吸収しようとする国民性らしきものがあるように思われます。

加えて、料理などに関しても、上記と同様の傾向があり、これらのことを抽象してみますと身体にとって直接感覚的な要素に関しては熱心に真似て、これと同一化する努力をする傾向があると云えるように思われます。(観念的要素が少なく、ある意味即物的であり動物に近いとも云えるのかもしれません・・。)

他方、その文化の抽象性が比較的高い要素とも云える形而上的な思想・哲学・文学などに関してはあまり注意・関心を払わない、持たない(持てない?)といった傾向があり、これはおそらくアメリカ合衆国のみならず、他の欧米文化全般のそうした要素に対しても同様の傾向を持つと云えます。

但し、一つのコトバや簡単なフレーズに過剰な意味を持たせるように感じられることはしばしば見受けられますが・・(これも一種のコトバのフェティシズムかもしれませ
ん・・)。

また、こうしたことが、我が国において独特とも云えるアニメストーリーなどの設定に代表されるような、多くの偽史を跋扈させる一つの要因となったのではないかと考えます。

こうした流れはかねてより存在していたと考えますが、それらが社会のメインストリームに出てきて量産・享受されるようになってきたのが戦後以来の現在まで続く社会の特質ではないかと思われます・・。

そうしますと『現在の保守あるいはまた改革側の方々も、さきに述べた設定以上のものであるのだろうか?』と、今回の大学運動部試合に関する事案に対する反応を含めていささか疑問に思われてくるのですが、さて、如何でしょうか?

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

数年前より現在に至るまでに日本列島各地において発生した、そして現在も継続している大規模自然災害により被災された地域のインフラの回復および、その後の復興を祈念します。


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昨年暮に師匠による著作が医歯薬出版より刊行されましたのでご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
著書名:『CAD/CAMマテリアル完全ガイドブック』
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2018年5月26日土曜日

20180526 1000記事の到達、多く読んで頂いた記事について

おかげさまで今回の記事投稿により総投稿記事数が1000に到達します。しかし、それに対しての感慨・感興はほぼ皆無であり、そして、そうであるからこそ、あまり気負わずに現在この記事を作成出来ているのではないかと思われます・・(笑)。

また、これまでの経験から、気負った状態にて記事を作成し  
ていますと、かえって着想も湧かず、ただ気負いのみが先走りして悶々とした状態になることが多いと云えます(苦笑)。

この悶々とした状態は、その真っただ中にいますと、様々な考えが心中を巡ってはいるのですが、それらを上手く文章化することが出来ないといった状態であり、おそらく文章を書く人が陥るスランプとは、こうしたものではないかと推察します。

そして3年前この時期の私は、まさにそうした状態であり、それはそれで大変に苦しいものでした。また、そうした私の状態を悟ってくださったのか、偶然にも周囲の数人の方々から同時期に『何かしら書き続けたらどうですか?』『ブログをはじめてはどうですか?』といったご意見を頂戴し、当ブログを開設した次第ですが、その後概ね10日のうち9日は記事を作成・投稿し、そして今回、どうにか1000記事に到達することが出来ましたので、自身としては悪くない途中経過であるように思われます・・。

とはいえ、もとよりこれもあくまでも途中経過であり、今後、どこまで継続するか分かりませんが、少なくとも3年前の初めての投稿記録がある6月22日までは継続し、丸3年の継続と云えるところまでは続けてみようと思います。くわえて『石の上にも三年』ともいいますので・・(笑)。

また、これまで面白い記事ばかりとは云えない当ブログを読んで頂いた方々には心から感謝いたします。皆さまに読んで頂けていなければ、当ブログを継続することは出来ませんでした。また、さきに述べました通り、今後もしばらく記事作成を継続しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、1000記事目の投稿にしては、どうも凡庸・ありきたりな記事となってしまいましたが、しかし、これまでの記事作成の経験から思うことは、継続とは往々にしてそうしたものであり、時々作成される多くの方々に読んで頂ける記事は、そうした背景の中から半ば偶然に生じるのであり、それはおそらく意図して出来るようなものではなく、あるいは単発的には可能であるのかもしれませんが、しかし、そうした(先鋭化された?)意図に基づくものは、継続することにより、我々の精神にある活性・創造性を速やかに磨滅させていく何かがあるのではないかと思われるのです・・。
おそらくここに『有用性の限界』といったものがあるのではないでしょうか?

それ故、あまり意識しすぎない、気負わない継続が重要であるのではないかと思われるのです・・。

さて、こうしたことを書いていて不図思ったことは『これまでの1000記事の中で最も読まれた記事は何であるか?』であり、投稿された日時も全て異なることから、一概には評価出来ませんが、とりあえず調べてみますと3年前の12月14日投稿分の『大西巨人著「神聖喜劇」第一巻 光文社刊pp.221-223より抜粋』であり、その次が2016年9月29日投稿分の『 昨日投稿のブログ記事に関連して・・主に書籍からの抜粋引用』となっており、残念ながら双方共に書籍からの抜粋引用となっておりました・・(苦笑)。そこで自身作成の文章にて最も多く読んで頂いていた記事を調べてみますと2016年2月21日投稿分の『 歴史認識と国民性について』となっており、そこから自身のブログでは歴史・教養などを扱った記事が多く読んで頂いていることが改めて理解できました・・。

そして、さらに他の多く読んで頂いている記事を調べてみますと、やはり歴史・教養系次いで民俗学関連の記事がチラホラ見受けられるといった感じとなっていました。今後はもう少し多彩な分野の記事が多く読んで頂けるような記事作成を心がけていこうと思います。ともあれ、重ね重ね、皆さまのおかげでここまでブログを継続することが出来ました。どうもありがとうございます。ゲーテの『ファウスト』に『心をよみがえらす泉は自分の胸中からわいてこねば、心身をよみがえらすことはできない。』というセリフがありましたが、自身は自身の胸中にこの水脈・泉を見出すことは出来たのでしょうか?どうもイマイチよくわかりません(笑)。しかしまた、今後もしばらく継続することにより、現在よりかは多少分かってくるのかもしれません・・。

そして、今回もここまで読んで頂きまして、どうもありがとうございます。

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20180525 インターネット検索とcultivateの深さについて・・999記事

今回の記事投稿により総投稿記事数が999となります。しかし、さらに次の投稿により1000となりますので、今回のゾロ目もまた特に感興を惹き起すことなく、普段と変わらずに記事作成を行っているのが現状と云えます・・(笑)。

さらに、この調子で行きますと、明日作成するであろう1000記事目の投稿もまた、現在と同様の感じにて行うことになるのではないかと思われます・・(苦笑)。

しかしブログ開設当初100~300記事あたりの時期においては、1000記事到達直前に現在の平静とも云える心境を予測することは出来なかったと云えますので、やはりその間に内面、精神において、何らかの変化が生じていたのだと云えます・・。

そして、その変化は気分といった比較的表層にあるものではなく、もう少し精神の深いところから生じているのではないかと思われるのです・・。そして、このことは昨日投稿分記事とも関連し、インターネットの普及およびその各種端末機器の進化発展により特に注意した方が良いと思われることは、我々の知性・精神をまさしくインターネットによる蜘蛛巣状の情報網に絡めとられないように意識・努力することであり、これは現在、首都圏の電車内を見ていますと多少不安に思われてきます・・。

つまり、容易に情報・知識を得ることが出来る状況を所与・当然のものとせず、そうした環境の下にありながらも、能動的に何かの対象に対して興味・疑問を持ち、考えるか、あるいは新たな知識体系の獲得をインターネット検索に頼らず、書籍の読解や実際の手技を用いる実験を通じて行うといったスタンスを保持し続けることが、反時代的ではあるのかもしれませんが、今後より重要になって(人間を人間たらしめる?)くるのではないかと考えます・・。



そして、ここまで書いて不図、思い起こされたことは英語のcultivateは耕すという意味であると同時に、修める・洗練させるといった意味もあります。また、この「耕す」から、現在読み進めている我が国古代史についての著作にて、弥生時代後期~古墳時代初期にかけて、広く各種農具の先端を以前からの木製から金属製に替えたことにより、以前と比べ土を深く耕す(深耕)ことが可能になり、それに伴い作物の良質多収が為されたとのことでした。これは道具に用いる材料の変化による収穫量の増加であり、悪い要素はないとも思われるところですが、しかし同時に、この収穫の増加は個人あるいは組織の欲望をも増大させ、さらに即物的には金属(特に鉄)は、土壌に対してと同様、武器とした場合の刺突(殺傷)能力が既存武器材料と比べ著しく大きいことから、この原材料・精錬技術の獲得をも併せて結果的には戦乱を招き易くなるとのことでした・・。

さて、そこでハナシを現在に戻してcultivateについて考えてみますと、インターネット検索による情報・知識獲得の一般化・簡便化は、それが出現する以前と比べますと、より広汎な人々が一定の情報・知識を得ることが可能になったと云えます。しかしながら、この一般化・簡便化により、個々の人々のcultivateされる深さは、以前に比べ浅くなるものと考えます(容易に獲得された情報・知識はあまり価値を見出されないから。)。そしてまた他方でインターネット検索により入手した情報・知識を武器として匿名にて、たしかに正義ではあるのかもしれませんが不寛容な言説をインターネット上にて主張するのには、どうも違和感を感じてしまうのですが、さて、これを読んで頂いた方々はどのようにお考えになるでしょうか?

*これは以前のブログ記事にて述べたニーチェ著『ツァラトゥストラかく語りき』に出てくる『ツァラトゥストラの猿』あるいは少し自省的に考えてみますとカミュ著『転落』の告白者であるクラマンスとも相通じる何かがあるように思われます。くわえて、特にここ最近の我が国であれば、後者であるカミュ著『転落』を読んでみますと、自身も含めて何やら思い当たるのかもしれません・・。

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

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