2026年2月23日月曜日

20260222 文章作成の根源にあるものについて:読書の習慣と記号接地

 ここ最近、関東では、以前より少し暖かいと感じる日が増えてきたように感じられます。丁度立春を過ぎたばかりですので、立春の基にある「二十四節気」と云う古い暦の他の節気にも、それなりに意味があるのではないかと思われました。さて、さきにも述べました「二十四節気」の大寒から立春まで寒い時期が続きましたが、どうにかそれを耐え忍ぶと、何やら暖かくなり、徐々にまた、生命力が湧いてくるように思われます。そして、そのことを当ブログでの記事作成に関連させてみますと、何やら合点が行くのではないかとも思われますが、ともあれ、ここ最近は、さきに述べた生命力の減衰によるものか、あまり、文章作成をしたいと思うことが少なく、また読書についても、あまり好調とは云えませんでした。そして、そうした時に、良いと思われることは、自分にとって文章作成の基本となったものを読み返すことであると云えます。文章作成とは云っても、さまざまな段階でのそれがあり、私の場合、文章作成の基本となったのは、おそらく司馬遼太郎の文章であり、それは小学校高学年の頃に知り、中学校の頃は、小遣いを文庫本に換えては、何やら呼んでいた記憶があります。そして、そこから高校、大学、社会人の期間、長らく司馬遼太郎の作品を読み続けてきました。社会人はホテルマンであったことから、世間の休日は稼ぎ時であり、休日は平日に一人であることが多く、そのような休日で外出をしない日は、一人で読書をしていることも度々ありました。そして、南紀白浜在住時に、司馬遼太郎が、この土地について書いた著作があった事を思い出し、検算のつもりで、その著作を読んでみたところ、大きく感動出来るような私の在住経験との合致点はなかったものの、同時に、そこまで空疎なことを述べているわけでもないことが理解出来ました。それは、おそらく視座の問題であるのだと思われますが、おそらく、そのようにして、ある程度、書籍を読み続けるなかから、自らの文体が立現れてくるのだと思われますが、しかし、我が国でも2022年以来、人工知能が徐々に社会に浸透し、そして2026年現在においては、かなり普及したのではないかと思われます。具体的に、この汎用化された人工知能を用いますと、大抵の用途のドラフト的な文章の生成などは即座に生成することが出来ます。また、私にとっても大変勉強になるものであり、文量の多い英論文なども、普通に読むことが出来るようになり、さらに、何と云いますか、直線的な文章の作成においては、かなり有用であると云えます。しかしながら、こうした即興に近い散文のようなものの作成(生成)は、今なお難しいのではないかと思われます。その意味において、私が当ブログを2015年から今なお継続していることの大きな意味とは、人工知能が登場、普及した後の時代においては、自力での文章作成をしてきた証拠になると云うことです。ともあれ、そのように述べる私の、この文体の根本にあるものは、少なからず、小学校高学年の頃から読み続けてきた司馬遼太郎の諸著作があり、それが南紀在住の折、その著作「街道をゆく8 熊野・古座街道・種子島みちほか」をあらためて読み、記号接地の感覚らしきものを得てから、また地域の歴史や文化などにも、新たな興味を向けることが出来るようになりました。とはいえ、以前にも述べましたが、こうした変化とは、若い時期であったとしても、極めて緩慢なものであると云えます。そうして、こうした自らの歴史や文化に、このようにして記号接地するためには、やはり、何らかの読書の経験が重要であるのではないかと私は考えます。つまり、私は司馬遼太郎の著作を読む習慣があったからこそ、そこで記号接地の感覚を得て、そこから当地域の歴史文化について述べた他の著作についても、読むことが出来ると云う感覚を得ることが出来たのだと云えます。そして、おそらく、司馬遼太郎が同志社大学の著名な考古学者である森浩一先生(故人)と親交があったことから、森浩一先生の著作も同様に読むことが出来る様になり、そして、そこから和歌山市の岩橋千塚古墳群や御坊市の岩内一号墳や紀州・和歌山での銅鐸の出土様相などについて興味を持ち、知り得ることが出来る様になり、それが元になり、修士論文のテーマとなったことから、小学生以来、断続的ではあれ継続していた読書の習慣が、思いのほかに多く、役に立ったのではないかとも思われます。ともあれ、冒頭に戻りますと、私の場合、文章作成の基本となったものとは、司馬遼太郎に加え、加藤周一による「日本文学史序説」(上下巻)もそうでした。この著作をあらためて読み始めますと、抜粋引用したくなるような記述によく出くわします。そう、当ブログでは少なからず、当著作からの引用記事があるのです。そして、この著作は2013年に学位取得後に初めて読んだ分野外の著作であり、この著作は、その後数年読み続けましたので、それが当ブログの開始時期である2015年にも被るのです。ともあれ、このような現在作成している自らの文章の基本となったものを読み返すことは、当ブログの作成以外にも、今後のブログ記事作成においても、活かすことが出来ると思われることがありましたので、やはり、それはそれで良いことであると思われました。

そして、今回もここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。



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