このような感じで365記事まで到達したいところではありますが、さて、今後どのようなことが生じるかもよくわかりませんので、まあ、引き続き、肩の力を抜いて、一つ一つの記事を作成してゆこうと考えております。
そういえば、先日、数年前に購入した書籍を読んでいますと、そこに記されている内容が、これまた何故であるかわかりませんが、大変新鮮に感じられ、その書籍を購入した以前の自分とは、もしかすると現在の私よりも優れていたのではないかと考えさせられました・・(笑)。
そのように考えてみますと、何であれ知識、学識、見識そしてそれらを統合したいわゆる「才能」といったものは、そのピークといったものがあり、人から聞いたハナシによりますと、理系学問分野におけるピークとは大体30代に訪れるそうで、そうした時期は、何かしら神がかっているようにも見えるということです・・。
それに対し、文系学問分野における才能のピークとは、一般的に理系学問分野のそれに比べて若干遅いということであり、まあ40代がもっとも創造的であるということです・・。
これらがどこまで科学的な意味で事実、本当であるかどうかは分かりませんが、少なくとも面白い意見であるとは思います・・(笑)。
また、たしかに理系学問分野、文系学問分野双方において才能を示す、創造的である時期は、各々の学問の性質上(理系が演繹法的、文系が帰納法的)により、何かしらの相異があり、また文系学問分野のそれは理系学問分野におけるそれよりも「遅いであろう」ということは漠然と、体感的にではありますが納得できます・・。
それ故、一つの試みとして、理系学問分野に進んだ方々は、自身が興味関心を持つことの出来る文系学問分野の一つを副専攻のような形で学び、研究するということは、知性の持続可能性を保持するという意味において、多少は有益であるように思われます。
他方で、文系学問分野に進んだ方々は理系学問分野において同様のことをするのです・・。
学問、研究、職業などの専門性が重要視される一方で、持続可能性もまた大事であると説かれている昨今ですが、これは社会、組織などといった集団に「のみ」に該当することを企図したものなのでしょうか・・?
個人の能動的な活動による知性の持続可能性(発展持続性)とは、長い目で考えてみますと、無視できない影響を社会に対しもたらすのではないかとも思われますが如何でしょうか?
とはいえ、ここまで記していて不図想起したことは、冒頭に挙げた「数年前に購入した書籍」を読んだ影響がここに出ているのではないかということです・・(笑)。
また、そのようなことを記しておりますと、今度はつい先日、抜粋引用した野上彌生子著の「迷路」下巻を想起します・・。
以前、この著作については「今後、抜粋引用することがないであろう。」と記しましたが、この箇所を面白く思い、つい書写してしまいました・・(苦笑)。
願わくは、この記事を読んだ(より多くの)方々が、その著作に興味を抱いて頂ければと思います。
また、今後機会がありましたら、冒頭に挙げた著作からも抜粋引用してみようと考えております・・。
その著者は、何度かこれまでのブログ記事に記したことがありますが、現在読んでいても「これはスゴイ!」と思える何かがあります・・。
こうした感覚とは、一体何処からくるのでしょうか・・(笑)。
ともあれ、ここまで興味を持って読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。
また、さる四月の熊本の大地震にて被災された地域の早急なる復旧それに続く復興を祈念しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿