直近の投稿記事にて「自由な立ち読み的読書が個人・社会の双方での創造性の活性化に何らかの良い効果があるのではないか?」という見解を述べました。そして私自身の経験で、この見解を裏書きすると考えられることは、2013年の学位取得から2015年の当ブログを始めるに至るまでの期間でのことです。しかしまた、そこには伏線があり、それは鹿児島在住期間での習慣です。当時、私は平日は通常、夕刻過ぎまでは大学研究室におり、その後、近くの自宅アパートに帰宅していましたが、翌日が休みの金曜日は概ね、夕刻過ぎの帰宅の際、すぐには帰宅せず、原付でキャンパスがある丘を下りて、県道217号・産業道路沿いのオプシアミスミと云う比較的大規模な書店が入ったショッピングモールや、当時、近くにあったツタヤに行き、立ち読みをしたり、DVDをレンタルしていました。また、この金曜日の原付で丘をおりる時のワクワク感は、さきほど、当文章を作成するためにGoogleMapのStreetViewにて街並みを見ていて思い出されました…。ともあれ、そうしたワクワクした状態で書店内を徘徊し、立ち読みをすることは、なかなか楽しいものであり、さらに、それは、週末の天文館での複数大型書店での立ち読みや照国表参道沿いのドトールでの論文読みや読書、その後の宇宿までの長めの散歩といったお楽しみの序章といった趣もありました。そして、2012年のそうした折に加藤周一著「日本文学史序説」上下巻を購入しましたが、以前にも当ブログにて述べましたが、当著作は、学位取得までは多忙のため読めずに積読状態でした。そして翌2013年初秋に帰郷後、不図思い出して当著作を手に取り読んでみますと「これは面白い!」となり、その後集中して読み進め、丁度、同時期に出席させて頂いた和歌山での勉強会においても、こちらの著作を「面白い!」と云い、またその時にも、当著作購入に至るまでの前述経緯を述べていたことが思い出されました…。そして、この記憶は、この時(於 和歌山)に口語(会話)として述べていたことから、今回も含め、何度か当ブログにて文章化することが出来ているのだと云えます。
ともあれ、当著作は、鹿児島在住期の立ち読みにて見つけ購入し、そして帰郷後にはじめて、ある程度時間を掛けて読み進めた人文系著作であると云えますが、では何故、当著作を興味深く感じられたについては、おそらく、その文体にあると考えます。と云うのも著者である加藤周一は、元来が職業的な文学史研究者ではなく、血液学を専門とする内科医師であったことから、その医系論文・文章にも通じる明晰な当著作の文体が、医系分野に含まれる歯系分野(歯科生体材料学)の和洋文献を、ある程度は読んだと云い得る私にとって大変読み易く感じられたのだと思われます。そして、その続きにつきましては、また次の機会に述べさせて頂きます。今回も、最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。

ともあれ、当著作は、鹿児島在住期の立ち読みにて見つけ購入し、そして帰郷後にはじめて、ある程度時間を掛けて読み進めた人文系著作であると云えますが、では何故、当著作を興味深く感じられたについては、おそらく、その文体にあると考えます。と云うのも著者である加藤周一は、元来が職業的な文学史研究者ではなく、血液学を専門とする内科医師であったことから、その医系論文・文章にも通じる明晰な当著作の文体が、医系分野に含まれる歯系分野(歯科生体材料学)の和洋文献を、ある程度は読んだと云い得る私にとって大変読み易く感じられたのだと思われます。そして、その続きにつきましては、また次の機会に述べさせて頂きます。今回も、最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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