また、去る11月6日に、ツイッターにて「かつて、そういうこと(専門職大学の新設)を企図されていた若手の先生方から聞いた耳学問でしたが、やはり、時勢を鑑みるに現実的であるのかもしれません・・ 学科は管理栄養・言語聴覚・口腔衛生・歯科技工にて、ダブルライセンス取得も(6年制にて)可能なカリキュラムにて・・」とツイートをしましたが、こちらについては「いいね」を頂くことはありませんでしたが閲覧数の方は比較的伸びました。おそらく興味を持って頂いた方々が多かったのだと思われます。また、そこから「若手で(専門職)大学の新設など可能なのだろうか?」と思いつつツイートをご覧になった方々も少なからずいらっしゃったのではないかと思われます・・。
私もこれを聞いた当初は「何だか雲を掴むようなハナシだなあ・・」と思いましたが、他方で、医療専門職の養成を目的とした専門学校は少なからずあります。そして、それらの中で全般的に苦境にあると云えるのが、歯科技工士の養成を行う専門学校であり、私の知る限りでも、既に複数校が募集停止、閉校となっています。
その背景にあるのは、昨今のCAD/CAM加工技術の進化発展により、これまでの技工作業を経ずに、以前と同様の歯科補綴装置を容易に作成することが可能となったことから、これまでの歯科技工に関する技術体系全体が大きく変化せざるを得なくなり、さらに、そうした変化のただ中にあって、歯科技工業界は、労働と、その全体的な経済(給与)条件のキビしさで知られていることから、その「なり手」が継続的に減少し、そして、さきに述べた「複数専門学校の募集停止、閉校」といった事態に至っていると云えます・・。
しかしながら、如上のような状態であっても、歯科医療に付随する歯科技工自体はなくならないことから、さきのツイートで述べたように、若手の先生方が協力し、閉校予定の歯科技工専門学校を買い取り、これからの歯科技工において一般化するであろう諸技術への対応を可能にする講義・実習をしようと考えるのは、そこまで大きなことではなく、また、雲を掴むようなハナシでもなくなってきます・・。
そしてまた、近年、専門職大学という新たな種類、枠組みの高等教育機関が設置されることを知りますと「自らが関与する専門学校を専門職大学に改組出来るのであれば試みよう。」と考えることもまた、特に不思議はなく、そしてまた、雲を掴むようなハナシでもなくなってきます・・。
こうした背景がありますと、おそらく、さきに述べました「若手による専門職大学の設置」も、現実的にありうる一つの流れであると、ご理解頂けるのではないかと思われます。
また、専門学校であれ専門職大学であれ、医療系などによくある国家資格の取得を目的とする、いわば「養成機関」とは、資格の職といった実社会との密接なつながりがあることから、その資格職での知識・技能を担保するために教育カリキュラム、養成課程はカッチリと組み立てられています。
そこから、既存養成機関の運営に携わり、そして新規諸技術に対応できるような教育カリキュラムを模索検討し、順次そちらに切り替えていくことは、少なくとも、今後の歯科技工士養成において必要となる過程であることから、速やかに、そうしたモデルとなる医療介護系の資格取得を目指した養成機関(専門職大学)を(取り急ぎ)設置するのが良いと思われます・・。
ともあれ、こうした経緯を知って思うことは、医療分野の先生方の多くは、医療を通じ実社会と密接に関与しており、そこから医療の受益者そして、その未来の様相を考えると「自らで大学を設置した方が良いのでは?」と考えることも、そこまで突拍子もないなことではなく、さらに、たしかに彼等には、そうした行動力や活性のようなものがあると思われます。
もちろん、そこには経済事情といったものも少なからずあるのでしょうが、そうであっても、こうした発想力や行動力は、自分にはないものと云えますので、今後の展開は楽しみであり、是非、いくつかは成就して頂きたいと願うばかりです。
ともあれ、今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。
私もこれを聞いた当初は「何だか雲を掴むようなハナシだなあ・・」と思いましたが、他方で、医療専門職の養成を目的とした専門学校は少なからずあります。そして、それらの中で全般的に苦境にあると云えるのが、歯科技工士の養成を行う専門学校であり、私の知る限りでも、既に複数校が募集停止、閉校となっています。
その背景にあるのは、昨今のCAD/CAM加工技術の進化発展により、これまでの技工作業を経ずに、以前と同様の歯科補綴装置を容易に作成することが可能となったことから、これまでの歯科技工に関する技術体系全体が大きく変化せざるを得なくなり、さらに、そうした変化のただ中にあって、歯科技工業界は、労働と、その全体的な経済(給与)条件のキビしさで知られていることから、その「なり手」が継続的に減少し、そして、さきに述べた「複数専門学校の募集停止、閉校」といった事態に至っていると云えます・・。
しかしながら、如上のような状態であっても、歯科医療に付随する歯科技工自体はなくならないことから、さきのツイートで述べたように、若手の先生方が協力し、閉校予定の歯科技工専門学校を買い取り、これからの歯科技工において一般化するであろう諸技術への対応を可能にする講義・実習をしようと考えるのは、そこまで大きなことではなく、また、雲を掴むようなハナシでもなくなってきます・・。
そしてまた、近年、専門職大学という新たな種類、枠組みの高等教育機関が設置されることを知りますと「自らが関与する専門学校を専門職大学に改組出来るのであれば試みよう。」と考えることもまた、特に不思議はなく、そしてまた、雲を掴むようなハナシでもなくなってきます・・。
こうした背景がありますと、おそらく、さきに述べました「若手による専門職大学の設置」も、現実的にありうる一つの流れであると、ご理解頂けるのではないかと思われます。
また、専門学校であれ専門職大学であれ、医療系などによくある国家資格の取得を目的とする、いわば「養成機関」とは、資格の職といった実社会との密接なつながりがあることから、その資格職での知識・技能を担保するために教育カリキュラム、養成課程はカッチリと組み立てられています。
そこから、既存養成機関の運営に携わり、そして新規諸技術に対応できるような教育カリキュラムを模索検討し、順次そちらに切り替えていくことは、少なくとも、今後の歯科技工士養成において必要となる過程であることから、速やかに、そうしたモデルとなる医療介護系の資格取得を目指した養成機関(専門職大学)を(取り急ぎ)設置するのが良いと思われます・・。
ともあれ、こうした経緯を知って思うことは、医療分野の先生方の多くは、医療を通じ実社会と密接に関与しており、そこから医療の受益者そして、その未来の様相を考えると「自らで大学を設置した方が良いのでは?」と考えることも、そこまで突拍子もないなことではなく、さらに、たしかに彼等には、そうした行動力や活性のようなものがあると思われます。
もちろん、そこには経済事情といったものも少なからずあるのでしょうが、そうであっても、こうした発想力や行動力は、自分にはないものと云えますので、今後の展開は楽しみであり、是非、いくつかは成就して頂きたいと願うばかりです。
ともあれ、今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。
順天堂大学保健医療学部
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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