2020年11月7日土曜日

20201107 最近、読書の傾向にて気が付いたこと・・記憶の種類

 先日1410記事に到達し、今年中に出来るだけ1440記事の投稿まで近づけたいと考えています。そして今月11月内では、15記事程追加更新すれば、来月師走は、いくらか楽になるのではないかと思われます・・。

ともあれ、そうしますと、今月は概ね2日に1記事の追加更新を要するということになり、それはそれで大変であるように感じられます・・。また、そのように考えてみますと、明らかに現在はブログ開始当初と比べ勢いが鈍化しているとは云えます・・。とはいえ、他方では、当ブログがどうにか5年以上にわたり続いていることの方が本来、強調しても良いと思われるところもありますが、やはり、目標や希望と云うものは、先を示している方が良いと思われますので、さきの記事作成の鈍化もまた、記事を作成する自身を鼓舞するためにも注意しておいた方が良いと思われるのです・・(笑)。

そういえば、先日来の宮地正人著「幕末維新変革史」上巻は、それ以降も読み進んで、また、読んでいてタイムリーであると感じさせられる箇所が随所にあり、あるいは遠からぬ先の我が国もまた再び、こうした変革期に至るのではなかろうかと考えさせられます・・。

また、他方で最近気が付いたことは、我が国の古代史について扱った書籍を以前ほど熱心に読むことが困難になっていることであり、以前であれば、古墳について扱った書籍を読み進めていますと、記述にもよりますが、記述古墳の様子を想像することも出来ていましたが、どうしたわけか、最近はそうした頭の働きもまた、さきと同様、鈍化しているように感じられ、これはおそらく近在に記憶を想起させる元となる古墳の存在がなく、実感として掴めなくなってきているのではないかと思われます・・。

その意味で、自身の初めての西日本在住の経験となった和歌山・南紀在住期では、地域に歴史の積層の様相が自然なカタチで残っており、自然にそれらに対する興味を惹起させ、そして保持するにおいては、大変に良い環境であったと云えます。

あるいは、もっと具体的に書きますと、そうした古墳などの記憶は、それがある自然環境全般や、近在にて祀られている寺社などと近い位置に、書籍での記述があり、評するならば、野趣溢れる、あるいは感性と接続された記憶であると云え、その感性の基礎となる古墳などの存在から長らく離れていると、さきに述べたように、それらについて書かれた書籍も、以前ほど身を入れて読むことが困難になってくると云えるのかもしれません・・。

自身の希望としては、今後、装飾古墳が比較的多く存在する九州地域に、週のうち何日かを滞在出来るようにすれば、またその記憶は新たな要素と結合し、更新されると思われるため、そのようになれば良いと考えています・・。

ともあれ、現在読み進めている書籍上下巻を読了することが出来ましたら、その次は我が国の古代史について書かれたある程度ハードな新たな著作を見つけ、身を入れて読んでみようと思います。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!



ISBN978-4-263-46420-5

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