2023年10月25日水曜日

20231024 記憶発現の流路および引用記事作成の効用について

おかげさまで、昨日分の投稿により総投稿記事数が2060に到達しました。今月中も引続き、出来るだけ多くの記事を投稿出来ればと考えています。とはいえ、以前に述べた今月内の目標である2060は既に達成され、くわえて本日は、昨日午前に鹿児島から帰ったばかりということもあり、記事作成を休止しようと考えていましたが、さきほどから動画サイトにて報道動画をいくつか視聴していたところ、どうも落ち着かなくなり、こうして新規での記事作成を始めた次第です。

さて、さきに述べた鹿児島訪問ですが、これは久しぶりであり以前の訪問は4年前でした。その訪問時と比較しますと、鹿児島の中心市街地は、さらに新たな要素が追加され、変化もまた数多く見受けられました。そして繁華街である天文館界隈は相変わらず活気があり、到着当日の天文館ではアーケード入口にてジャズ・コンサートが開催されており、関東・首都圏とはまた異なった様相の賑わいを見せていました。そして、おそらく、この「異なった様相」をさらに精査することにより、その街、都市、そして地域の一側面を理解することが出来るのだと考えますが、それについては、ここでは扱わず、今回の記憶を加上して引続き考えていきたいと思います。

また、面白いもので、久々に「勝手知ったる」と勝手に思っている街を一人で歩いていますと、周囲の景色、あるいは呼吸する大気からも、これまでとは異なる在住期間での記憶が想起されるのですが、これらの記憶は捏造したものではありません。おそらく、我々は記憶の捏造を行うことにより、肝心の「記憶」本来の機能が徐々に損なわれていってしまうのではないかと思われます・・。

この「記憶の捏造」は、異言しますと「自己欺瞞」とも云えますが、こうしたことは、おそらく私を含めて大半の人々が半ば日常的に、あるいはごく自然に行っているとも云えます。また、これには自分の精神を守る機能もあるのだと思われますが、この「記憶の捏造」の仕方、傾向にも地域毎に特色のようなものがあり、そうしたことはその土地に住みつつ、そこでの神話や口碑などをある程度読み込むことにより、何となく理解することが出来るようになると考えます。

そして、そうしたことを述べますと「記憶の捏造」や「自己欺瞞」を行って損なわれる「記憶」も、そこまで重大でものではないとも思われるかもしれませんが、それらが日常化して自然な行為になってしまいますと、それが徐々に蓄積して、精神にある記憶を発現するための流路のようなものを塞いでしまい、そこから、これまでに得た経験や知見などを活用することが出来なくなってしまうのではないかと思われるのです。故に、露悪的にまで正直になる必要はないとは考えますが、それでも自己が外界、あるいは内面にて認識した内容は、出来るだけ精確に言語化・文章化しようと試みることが思いのほかに重要であり、そして、この出来るだけ精確な言語化、文章化のための有効な習慣として、以前にも述べましたが、能動的に活字を読むことがあると考えます。そして、この場合の活字について、それは電子書籍などのモニターを通じて読まれるものであるか、あるいは実際の書籍から読まれるものかによって精神に与える影響は異なるのかと考えてみますと、あるいはこうしたことは、PCやスマホを扱い始めた時期、年代によっても異なるのかもしれませんが、あくまでも私見としては、書籍を通じて知った文章は、比較的記憶に残り易く、またその記憶が必要である時にも、比較的容易に参照することが出来るのではないかと思われるのです。そしてまた、そうした文章を引用記事とすることにより、また一層認識は深まり、時宜に応じ、その記述を想起することが出来るようになるのではないかと考えます。それ故、公表の是非は別として、書籍にある興味深い記述を手作業にてPCに移し替える作業は、一つ一つでは意味が乏しいようにも思われるかもしれませんが、数年継続していますと、あくまでも自らの経験に依拠するものではありますが、それら記述を時宜に応じて想起することも多少は出来るようになるのではないかと思われます・・。そして、これは自分としてはここ数年で新たに憶えた感覚であることから、私にも、もう少しは「伸びしろ」があるのではないかと思われましたが、さて、これもまた実際のところはどうなのでしょうか?いずれにしても、今しばらくの継続と注視、検討が必要であると思われます・・。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

一般社団法人大学支援機構


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ISBN978-4-263-46420-5

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