昨日投稿記事の引用元であった筑摩書房刊 加藤周一著「日本文学史序説」下巻は、久しぶりに頁を開いてみますと、しばし読み入ってしまいました。当著作は以前、ブログ記事にて述べましたが、2012年頃に鹿児島にて購入して、しばらく積読状態にあり、翌年、学位を取得して帰郷後に本格的に読み始めました。当著作上下巻を興味深く読んで、そしてまた何度か読み返し、さらに英訳本が刊行されていることを知り、古書にて全巻入手して、電子辞書を用いて読んでいた時期もありました・・。
そうした経緯もあり、当著作からの引用記事は、開始当初の頃に多く、その後も散発的に投稿し続け、そして昨日の引用記事に至ったのだと云えます。
ともあれ、そうして2000記事到達後、思いのほかに早く25記事の更新に至った感があります。しかし、以前にも述べた通り、もうしばらくの期間、基本的には記事作成を休止しますが、何かしらの機会や、思い立った時には、本日の様に記事作成を随時行い、そして来る再開まで、元々たいしたものではありませんが、腕が落ちないようにしたいと思います・・。
そういえば「記事作成の腕」と述べましたが、現在までの休止期間では、特に大きな内面での変化はないと感じられますが、それと同時に、現時点では、あくまでも判断は出来かねますが、何と云いますか、自らの考え、想念のようなものが、いくらか明瞭に言語化されるようにも感じられます。
これについては、ブログ記事の作成には、いくらかは言語化の能力を用いると云えるため、現今の休止期間では、その能力を、これまでよりも用いることがなくなったことにより、さきのように感じられるようになったものと思われます・・。
くわえて、現在読み進めている株式会社ゲンロン刊 東浩紀著「観光客の哲学」増補版は、以前にツイートしましたが、半分以上はよく分からずに読み進めていますが、時折は知っていることも書かれており、その既知のことがらの理解から架橋するようなかたちで、その他の、これまで知らなかった記述についても、自分なりに理解を試みています・・。また、当著作は私にとっては久しぶりの硬質な著作であり、読み進めるのに多少苦労はしていますが、しかし、思想書は分からないなりに読み進めていますと、さきのようなことが蓄積してか、しばしば「なるほど!」と、これまでとは異なった次元での理解・解釈が生じると思われるのです。
私見としては、先述した、これまでとは異なった次元での理解・解釈のようなものを、より明瞭に体感出来るのは、抽象的とも云える思想分野などが多いと思われるのですが、さて、如何でしょうか?
今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
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