帰国翌日は時差ボケのためであるのか日中眠く、怠かったですが、そこからは持ち直しつつ現在に至っています。そして参加したIDS2023のことについてはまた後日述べようと思います。
ともあれ、今回の訪独は、私にとって10年以上振りの海外渡航となりました。過日投稿の記事にて述べた通り、やはり私はそこで度肝を抜かれました。これを異言しますと「カルチャー・ショック」となるのでしょうが、実際に自分が異文化の中にしばらくいますと、これを実感させられます。
また、帰国後数日経っていますが、未だ、この衝撃の余波が体内に残響しているようであり、そして、それを利用して訪問企業ブースで頂いた資料や製品パンフレットなどを眺めていますと、そこで新たな疑問が生じたり、あるいは、現地で入手した他の情報についての見解なども伺ってみたくなり、さきの残響を利用して、その旨を記したメールを作成して、いくつかの企業さま宛てに送信しました。
それが、一昨日、つまり帰国翌日です。この動きは私としては、比較的速やかであると云えますが、帰国前に研究室の先輩が「帰ったら忘れないうちに資料をまとめておこう」と云われていたことが思い出され、自分なりに実行しました。
企業さまへの問合せのメールの返事は、時差があることからすぐにではなく翌日に届くこともあります。これまで数社メールにて問合せましたが、そのうち、今日までに返信があったのは2件でした。
そしてまた、しばらく経つと返信があると思われますが、これまでの感触としては、思いのほか丁寧な返信であり、また、当然であるのかもしれませんが、この先の歯科医療や、その市場の動向などについても、明瞭な見解を持たれていました。そして、こうした欧米を基準とする近現代の歯科治療のど真ん中にいる企業さまの考えや動向は、如何なる形であるか分かりませんが、今後、我が国の歯科医療にも、そしてそれに関連する企業や市場の動向にも、少なからぬ影響を及ぼすものと思われます。
とはいえ、それが何時頃になるか、そしてまた如何なるカタチになるかといった具体的なことは、未だ結像までは至りません。
しかしまたそれは、近年の新型コロナ禍や宇露戦争などにより、否応なく変化せざるを得なかった欧米諸国の社会から生まれたものであり、今後の旧西側世界あるいは自由主義陣営においては徐々に、さきの見解に基づいた考えが規則のようになっていくのではないかと思われます。
他方で、今度はそれを旧西側世界以外の国々においても応用可能であるのかと考えてみますと、それはおそらく困難であると思われます。
我が国の場合であれば、現地に法人や支社がある企業さまであれば、おそらく、こうした事情は既に御存知であり、その対策も検討済みであると思われますが、それが実際のところ、我が国の企業や社会に対してどのような効果を持つのであるか、引続き、経過を注視していきたいところです。
今後もしばらく、このIDSを題材として記事作成をするつもりですので、今回も含めて引続き、どうぞよろしくお願いいたします!
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
どうぞよろしくお願い申し上げます。
0 件のコメント:
コメントを投稿