2018年4月21日土曜日

20180420 日常性における相違から地域性が看取される

本日は帰宅が遅く、また目標とする5月内での1000記事到達まで若干の余裕があることから、記事作成をやめようと考えましたが、本日以降もまた、こうした日がないとは断言出来ないことから、半ば惰性のようにして記事作成を開始した次第です(苦笑)。

さて、天候に関しては本日は良い陽気であり、日中はかなり温暖であったといえますが、しかしやはり日が翳ってきますと急激に気温が下がり冷涼となり、今後しばらくは春物のコートをしまうことが躊躇されます。他方、南九州でのこの時期四月後半は、既に気温も大分上がり、暑いと感じる日が徐々に増えてきた頃であったと記憶しています。
そして、当地でのこの時季は半袖シャツの上に以前も当ブログにて書いた薄手のファティーグ・ジャケットをよく着用していましたが、当時よく着用した一着はさすがにボロボロになりましたので捨ててしまいましたが、これは以前も書きましたが、和歌山市のぶらくり丁はずれの洋品店にて購入し、以降数々のフィールド・ワーク、千葉県市川市に戻ってからの日用大工に用いました。そしてその頃から、いい具合に色が落ち、ペンキのハネなども付いてクタビレてきましたので、さらに頻繁に用いるようになりましたが、こうした古着のジーンズに対するような審美感覚は、国内においても普遍的ではないようであり、その後鹿児島にてこれを着用していますとミリタリー・ジャケットを着ている≒右側の方々、あるいは、ペンキのハネがある色落ちしたヨレヨレ気味のジャケットを着用している≒粗雑な感性の持ち主という評価に収束し易い傾向があることを知るまでに多少時間がかかりました・・(苦笑)。

そして、その点においては少なくとも関西南部地域(大阪府南部・和歌山県)は事情が異なるようであり、特に和歌山においては『タキシードとジャンパー』というコトバがあるくらいに、ハレとケの衣服が画然とされ、また余程のことがなければ、ハレの衣服を着用する習慣がないことから、当地の男性の日常的な服装から、その背景をも安易に判断することは困難であるといえます。また、同時に、そうした文化土壌の地域であったことから、自身もさきのファティーグ・ジャケットを当地在住の期間、違和感なく着用出来ていたのかもしれません・・(余談となりますが和歌山県では古代より続く国造家があり、ある意味で我が国全体の縮小図を見ている感じがありました。)。

ともあれ、それは人の評価において、見た目以上の何かを大切にしているのか、あるいは単に実用一辺倒の価値観の所産によるものか分かりませんが、こうした日常性における価値観の相違から、計測可能な数値的なものとは異なるものの、ある程度明瞭にそれぞれの地域性らしきものの輪郭が一部ではあれ見えてくると思われるのですが、さて如何でしょう?そして、こうした認識や判断において重要なことは記憶であり、個人の記憶を現在の損得に基づく打算による同調圧力にて封殺しようと試みるのは、国内・国際双方における我が国のお家芸であると昨今は国際的にもある程度認知されるようになってきたのは、おそらくインターネット・PCによる、さまざまな情報の記憶技術の進化発展によるものが大きいのではないかと思われます。

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

霧島連山の硫黄山の噴火が沈静化しつつあるとのことですが、今後も近隣の方々のご無事を祈念します。

過去数年より現在に至るまでに列島各地において発生したあるいは現在も発生している地震・大雨・水害・火山噴火といった大規模自然災害により被害を被った(被っている)諸地域の安全の確保、諸インフラの復旧そして復興を祈念しています。

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