丁度、一週間前に和歌山から戻りましたが、その後、滞在期間およびそれ以前からの睡眠不足によるものか、文章を作成したり書籍を読む気力・意欲が湧きませんでした。おそらく、こうした散文形式のものであれば、多少強いれば作成することは出来たのかもしれませんが、しかし、そうはなりませんでした。
一方、こうした状況は以前にも経験したことがあり、その際には、読めそうな書籍を読み進めて、徐々に調子を取り戻していたことが思い出されます。おそらく、多くの方々がそうであると思われますが、読み易い書籍とそうでない書籍があります。そして、それが何らかのきっかけにより変化することがあります。そして、その変化を「これまでの書籍(文章)を読めなくなってしまった…。」と嘆くのではなく、現時点で読める他の書籍(文章)を探す努力をした方が良いと思われ、その意味においても図書館や書店は大変有益であると考えます。
かつて歯系院生であった頃、一日中、実験や論文の読み込みなどをして帰宅してから就寝までに、大抵の日は、何かしらの人文系の書籍は読んでいました。さらに、それが金曜日であったりすると、原付で丘を下り、オプシアミスミ内の比較的規模の大きい書店で立ち読みなどをすることも少なからずありました。つまり、丸一日、実験などの手作業をしつつ、ある分野の論文などの文章(英文含む)を読んでいても、その後に、興味がある異なる分野の書籍(文章)であれば、ある種レクリエーション感覚で読むことが出来て、そして、そうした文章もまた、ある程度硬質な学術的な著作であっても、楽しむことが出来ていたことは、現在まで(どうにか)継続出来ている当ブログにも、何らかの影響を与えているのではないかと考えます。
つまり、当時は、いや現在もあまり大きくは変わりませんが、あまり経済的な余裕がなかったことから、書籍を読み続け、そしてその後働くようになっても、書籍を読むことが出来なくなると、息苦しさを感じていたものですが、その意味から冒頭で述べた気力・意欲の減退・枯渇とは、やはり何かしらのシグナルであり、それを受容しつつも、他方で読めるものを読もうとする努力、あるいは姿勢は保持した方が、次なる内面でのギア合わせが出来易くなるのではないかと考えます。
そして、このギアが合っている状態で駆動することにより、良い考えや文章が生じるのではないかと思われます。そして、その視座から現在の私は、休止していると云えますが、しかし、こうした散文形式の文章であれば、これまで継続したブログ記事作成の効果から作成することが出来るようですので、引き続き、読める文章を読み、作成することが出来る文章を作成していこうと思います。そして、今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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