そういえば、毎年、この時季になりますと太平洋戦争を題材とした各種テレビ番組が報道されますが、そうした番組をテレビ放映の開始から時系列にて観ていきますと、一つの視点としての戦後史にはなり得るのではないかと思われます。先日書店にて「日本の戦争映画」という新書がありましたので、少し立ち読みしましたが、おそらくは、これと類似した試みであると云えます。
しかし、それでもこれまで当ブログにて述べてきましたが、我々日本人の歴史に対する意識は、同国の経済や理系を主とする科学技術全般の水準からしますと、劣った状態といいますか、何やらおかしな状態にあるように思われます・・。
私は幼い頃から歴史に関する科目が好きでしたが、それら科目の成績は悪くはありませんでしたが、決して「特に優秀」というわけではありませんでした。それでも、私の「歴史好き」の傾向には周囲とは異なる「何か」があったらしく「授業中よく発言したりする割には成績はイマイチだな・・。」といった感じがあったように記憶しています・・(苦笑)。
とはいえ、後になって分かったことは、こうした人物はそこまで珍しいわけでもなく、時折居て、私にもその傾向が少なからずあると思われますが「アスペルガー症候群」的と云えます・・。
多くの人々は、その好むものが年代によって変わっていくのでしょうが、私の「歴史好き」に関しては、多分、小学校入学以前から変わらず、また、そのために人生の方向性も変わったと云えます。おそらく、方向性を変えずにそのまま生きていれば、団塊ジュニアのロスト・ジェネレーションに属する私は、もっと良い人生になっていたのか、はたまた、そうではないのか分かりませんが、自身としては、失ったものも少なからずありましたが、今までのところは、そこまで悪くはなかったように思われます。いや、より精確には「私のような進路変更が比較的多いとも云える生き方の割には、まあ、生きていられるだけ良いのかもしれない・・。」といったところになります・・(苦笑)。
しかしまた、聞いたハナシによりますと「アスペルガー症候群」的傾向を持つ人々は、その独特な性格などにより、周囲と馴染めず、必ずしも自らの意思によらずして転職を繰り返すことが多いとのことでした・・(苦笑)。
さて、この程度まで当て嵌まると、やはり私にはその傾向がないとは云えないように思えてきます・・(苦笑)。また、これまでにお目に掛かった社会的地位もそれなりに高い、所謂制度的知識人の方から、あるいは多少の含意があったのかもしれませんが「擬態のように知識人を演じられるというのもなかなかスゴイことなんだ。」といったご意見を伺ったことがありましたが、これは、私が知識人であるかどうかは別として、少なくとも「擬態」としてのそれではなく、むしろその対極にあるものであり、これまた歴史から考えてみますと、決してカッコいいものではなく、むしろ残念ながら、私の方がホンモノではないかと思われるのです・・(笑)。もしくは、あるいは少なくとも、人の才能の顕れ方には様々なものがあるのではないでしょうか(笑)。
そして、本質的に、そうしたことを口では認めつつも、感覚的には耐え切れず排斥し続けてきたさきが現在の我が国ではないでしょうか・・(笑)。
*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
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