2010年年末から2011年年始にかけて鹿児島では記録的な大雪が降りました。
記録によりますと鹿児島市内にて約25㎝程度積もったとのことですので、本格的な積雪が滅多にない鹿児島としては、これは異例、珍事であったといえます。
また、その折も私は帰省せずに実験室に通っておりました。
加えて、たしかこの期間(冬休み)は全館暖房が夕刻までしか機能しないことから、その後の時間は講座研究室の先生の好意によりガス・ストーブを使用させて頂いておりました。
そして年も改まった残雪著しいある日、帰宅しますと昨2010年秋の学会発表(東海地方開催)において優秀発表賞を受賞したとの通知葉書が郵便受けに入っておりました。
この受賞は自身としてまったく予期していないことでしたので大変嬉しかったです。
それとまた同時に、このことはさきに述べた鹿児島での記録的な大雪とは関係がないものと考えます・・(笑)。
とはいえ、この受賞通知を受け取り、そのまま関係各方面の方々にその旨をお知らせするメッセージを作成、送信し、さらに翌日、講座にて周囲の先生方にお伝えしました。
しかし、講座の先輩院生方とは、大抵何らかのカタチでこうした賞を受賞されておりましたので、それは快挙というよりも、どちらかというと「講座での受賞歴の轍を前進させた」といった意味合いの方が強かったように思われます・・。
また、お知らせした先生方の中には「うん、それは良かった。しかし今春の学会は韓国での国際会議と合併開催の予定であるから授賞式は今秋の学会にされるだろうね・・それまで悪いことをしないように気をつけなさい・・。」と親切に忠告してくださる方もいらっしゃいました・・。
ともあれ、その後同月23日には、未だ残雪多い紫尾山に講座の先輩方と登っておりました・・。
この紫尾山とは、ある伝説により内輪にて大変おそれられていたのですが「今回はある程度雪も残っているから大丈夫であろう・・」とのことで登山を試みた次第ですが、その登山路とは想像以上に残雪が多いことから、かえって難儀したことを記憶しております・・(苦笑)。
しかしながら、同時にこれは大変良い経験でした。
何故ならば、はじめての雪山の登山が南国鹿児島であったという方々は、あまり多くないと考えるからです・・(笑)。
このような調子にて2011年はスタートしていた次第ですが、この年は年始から大雪、受賞(の通知)といった平穏ではない滑り出しではありましたが、同時にそれは前年後半から生じていたさまざまな出来事に付随、継続するようなものであったのではないかと思われます・・。
そして、ここまで書いていて不図思い起こされたのが、現在読んでおりますエルヴィン・シュレーディンガー著「生命とは何か」第4章「量子力学によりはじめて明らかにされること」の「遷移」についての記述です。
この著作は「まえがき」が大変面白いと思い購入した次第ですが、正直なところ、中には意味がよく分からない部分もあります・・(苦笑)。
しかし、全体として大変興味深いことが記されているのではないかと思いますので、興味がある方は読まれてみては如何でしょうか・・?
今回もここまで興味を持って読んで頂いた皆様、どうもありがとうございます。
昨年発生した熊本、山陰東部そして福島周辺における大地震により被災された地域の出来るだけ早期の諸インフラの復旧、そしてその後の復興を祈念しております。」
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