私はそうしたことを聞くことが出来る東京・首都圏の開業歯科医師はD先生のみしか知らないため、S教授に「一人、ここK大学歯学部のOBの先生を存じ上げていますが、その先生は医専大口腔保健工学科の先生方とも繋がりがあります。くわえて、そこで勤務している歯科衛生士さんは、医専大口腔保健学科のOGでして、たしか飯田橋に本学がある**歯科大学が運営している吉祥寺の方にあるクリニックで接触嚥下機能のリハビリテーションの研究をされてマスター(修士)を取得されたと聞いていますので、この一件もおそらく親身になって対応して頂けると思われます。」と、自らの見解を述べた。
E先生は教授に「ええ、それは良い考えであると思います。しかし、そうした先生をこちらにお呼びして実習なり講義をお願いすることになると思うのですが、それに掛かる費用はどこからか拠出することが出来るのでしょうか?」と、現実的な質問をされた。それに対し教授は「ああ(医専大の)HとMには少し前に軽く云っていたんやが、ワシや補綴の先生方で以前から歯科技工の新技術に精通された先生を医専大の実務家教員にて用いることを提言していたんやが、それが県庁かK大学執行部を通じて医療専門職大学運営機構に届いて、今回ようやく少し予算がついたんや。」とのことであった。
そして、E先生と私は、教授からの指示により、CAD/CAMなどの歯科応用についての先進的な取組みをされている東京・首都圏の歯科医師とコンタクトを取り、そして、可能であるようならば医専大の実務家教員の話をして、次に進める準備を整えてくることになった。また、今回の東京訪問に際しては、教授が以前勤務されていた**歯科大学の歯科理工学講座に挨拶がてら、以前に作成依頼を受けていた測定試料を渡し、そして可能であれば、その測定試験にも立ち会い、条件が同一であることの確認をしてくるといった用向きもあった。
さらにE先生の方は、御自身の母校に設置されている口腔保健工学科に訪問して、実務家教員に相応しい先生をあたるといった用向きも別途追加された。
ともあれ、その後に実習補助のためにまた医専大に行くと、実習前の時間にH先生から「今度、東京に行ってD先生に会うみたいだね。「どうぞよろしく」と伝えておいてください。それと、今回選ばれる先生がウチ(医専大口腔保健工学科)に来て実習や講義をすることになったら、その先生が運営する歯科医院に、ウチの学生さんが見学や研修で訪問させて頂くことになるかもしれないから、その歯科医院の技工設備・規模も一通り見てきて欲しい。」とのことであった。
今回もまた、読んで頂き、どうもありがとうございます!
日本赤十字看護大学 さいたま看護学部
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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