以前の投稿記事にて「出来るだけブログ記事の文章は、形而上的である方が持続可能性がある。」といった主旨のことを述べましたが、それに対して昨日の投稿記事においては、ホテルフロント時代の経験から始まりましたが、全体としては主にモノについての意見を述べるといった感じの記事となりました。「これは矛盾ではないか?」と考えられる方々もあるいはいらっしゃるのではないかと思われます。しかしながら、多くの神経が集まる足を包むものとは、形而上的な作業を行うにさいしても大変重要な部位であり、ボクの実感からしますと、より多く歩き活動した日の方が、そうでない日と比べて、スムーズな文章作成が出来るといった傾向があるように思われます。
端的には、当ブログとは、主として散歩を含めた徒歩での移動と読書と日々の経験によって成立していると云えます。くわえて、現在もまた”緊急事態宣言下”にある首都圏ですが、昨年春のそれの時は、かつてないほどに人出が疎らであり、帰郷早々カルチャーショックを受けた記憶があります。また、そこから私も世間並に出来るだけ外出を控え、あまり靴を履かない自粛期間を過ごしましたが、同時に、その時のストレスによって悶々とした精神状態をバネとして一連の「架空の話」を書き始めたとも云えます。こちらも、今後、出来るだけ近いうちに続きを書き始めたいとは考えていますが、おそらく、それは当ブログが1500記事に到達した後になると思われます。
さて、1500記事と云えば、今回の記事投稿により総投稿記事数が1490に到達し、あと10記事の投稿にて当面の目標である1500記事に到達することが出来るわけですが、それでも、かねてよりの欝々とした精神状態は好転することなく、また、よく分からない圧のようなものは徐々に高くなり、記事作成を多少困難に感じさせるのですが、それと同時に、これまで記事作成によって得た経験や慣れから、どうにか毎回の記事作成を行っているのが現状と云えます。
おそらく、何であれ、あまり目標を意識し過ぎるのも良くないと云え、そうしたこともあり、以前の大きな到達地点であった1000記事の際は、あまり目標などと意識しないようにして、到達後もしばらくの期間は、何事もなかったかのようにして記事作成を続けた記憶があります・・。
しかし、その点において、今回の1500記事到達は多少事情が異なると云え、おそらく、その到達後は、しばらく書き続けることはせずに休息期間を設けたいと考えています。そして、その後また再度書き進めて行きたいと漠然とながら思ってはいますが、そこで果たして2000記事を目指すかどうかについては、現時点では全く考えていません・・。
また、側聞するところによりますと、ブログを3~4年継続するのは、それなりに希少であり難しく、そして1000記事以上の投稿もまた、それなりに困難であるとのことから、当ブログは、これらの見方によりますと、それなりに頑張っている方であるとも思われるのですが、おかしなもので、そうした情報を認識したこの期に及んでも、その実感は皆無に近く、むしろ欝々とした心情が相変わらず奥に控えて、ただただ記事作成を促しているように感じられるのです・・。
こうした心情の様相をあるいは「強迫観念」と称するのかもしれませんが、私にとっては、この心情がさらに活動を続け、そして次なる文体の相に至ることが出来るのではないかとも思われるのです。
そういえば、ここで突然「文体」というコトバが出ましたが、口語であれ文語であれ、その人独自の文章のリズム、癖というものは、おそらく、その当人が思う以上に強いものであり、また、そうしたものの集合体、あるいは最大公約数的なコトバ・観念が、同時代の時代精神に強く影響を及ぼしているのではないかとも思われます。
そして、この視座から、ここ最近の我々の社会を見ていて思うことは、たとえ明るくない状況にあっても、嘘でもいいから、とにかく明るい、前向きなコトバを発しようとしていることですが、それがやはり嘘(コトバとその本来示す意味が乖離する)ですと、徐々にそのコトバの本来の意味から離れていってしまい、何であっても明晰に考えられなくなってしまうのではないかと思われるのです。
その意味で、ボクが考えるに、現在の社会状況とは、後年になり歴史として記される段階になりますと「平成時代から次の令和時代においては、徐々に進行する経済力の衰退に対応するように、言語とその指し示す意味が乖離してゆき、また、文化においては活字文化が更なる衰退を辿り、それに代わってマンガ・アニメなどが主要文化と見做されるようになっていった。それはあまり文字に依拠しない、視覚・感覚的なものであると云え、この一連の時代では、PCやそれを基礎とした情報技術の進化によって、より一般的な文化は、視覚優位の状況に進んでいった。」といった感じになるように思われます・・。
*最後に、やはり靴だけは、出来るだけ、身の丈より少し上の高品質のものを履いた方が良いと思われます。
*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
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