さて、この新たに読み進めている書籍は、我が国の古代を扱ったものであり、この分野の著作は、以前、自分なりに盛んに読んでいた時期がありましたが、関東に戻ってからは、ありませんでした。また、こちらの分野は、目にした遺跡や古墳などといった、実際に存在するもの、そして、その時の状況とも結び付いて記憶していることが多く、読み進める中で、書かれた地名や状況から、そうした記憶が想起されることも度々あります・・。
そのため、少し暖かくなってきますと、こうした状況の記憶が想起され易くなると云えるのですが、そうであっても、2020年来からのコロナ禍により、あまり遠方への外出が躊躇われますと、ある種の諦念が強くなり、そうした(遠出する)希望自体も徐々に減衰してゆき、そしてまた、その分野での、これまでに培った知識や知見なども、引き出し難くなっていくのではないかと思われるのです。つまり、端的には、興味が減衰すると忘れてしまうということだと思われますが、こちらは、私の場合、去る2009年以来、概ね継続していると云え、あるいは、こうしたブログのような発散もしくは発信活動を続けていなければ、それらの記憶は失われてしまい、そしてまた、より精神的に困難な状況に至っていたのではないかとも思われます。
つまり、2009年末頃から続いていると思われる欝々とした気分、デプレッションは、時に上下に波形を示しつつも、概ね、その調子を保持したまま、現在にまで至っているということになりますが、こうした継続する軽い鬱気味のような状態を、根本的になおすためには、どのようにすれば良いのかと考えることも度々ありますが、それはやはり、ありきたりではありますが、当ブログを続けてみることではないかと私には思われるのです・・。
これまで、当ブログにて、さまざまことを書き散らかしてきましたが、ここ最近では、初期の頃の、何と云いますか、洗練はされていないものの、自分なりの根源的な発信の型がある文章を作成することが困難になってきたと感じられます。しかし、その代わりに、そうした発想を内部に畳み込んだような文章が作成出来るようになってきたようも思われることから、単純に自分の文章に対する読み方が変わっただけであるのかもしれませんが、あるいは、多少の文章作成技術の向上などもあるのかもしれません・・。
また、先日の投稿記事にて述べましたが、読んで頂いていた記事から、私が、さらに別の記憶が想起されるということがあることにより、1000記事以降については、当ブログを続けることが出来ているとも云えますが、今後また、もうしばらくこれを続けてみますと、また別の、何と云いますか「相転移」のような現象が生じるのではないかとも思われるのです・・。しかし、こういった変化といったものは、主体として気が付くことは出来るものなのでしょうか・・?
今回もまた、ここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。
順天堂大学保健医療学部
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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