2017年4月22日土曜日

20170421 医療・介護系資格養成課程の一部共通化について【対話形式】

A「作成記事が600に到達した後も、ほぼ流れにて数日間記事作成を行い、本日こそは記事作成を休もうと考えましたが、つい先ほど、不図、先日、知人との会話にて出てきたことを思い出し、これを書いてみようと思い立ちました・・(苦笑)。

以下、対話形式にて・・

B「・・どうだい、仕事の方は上手くいっていますか?」

A「ええ、ボチボチで、あまり良いとは云えませんが、それでもつい先日、直接的には仕事とは関係がないところでいくつか面白いことがありましたので、今後それらがさらに進展し、良い具合で進んでくれたら良いとは考えていますね・・(笑)。」

B「そうですか・・そういえば先日読んだ新聞記事で看護師、理学療法士、作業療法士などの医療資格と介護福祉士、社会福祉士といった介護系資格の学校での養成課程の基礎的な部分が、ある程度共通化することが模索されていると書かれていましたが、これは以前にAさんが話していたことに近くはないですか・・?」

A「・・ええ、たしかにその様な内容のことを以前、B先生にお話ししていたと思いますが、それは本当ですか?」

B「うん、つい先日の**新聞の一面記事に載っていましたよ。
私はこれを読んで「おお、Aさんの云っていたことに近いな。」と思って憶えていたのですが、こうした制度が出来れば、今後の社会にて見込まれる人材不足が、一人が複数の資格を取得することによって、ある程度は解消できるのかもしれませんね・・。
また、それに加えて君が云っていた医療・介護系の資格養成の専門学校と文系大学が合併するような動きが加われば、更に良くなるかもしれませんね・・。」

A「たしかにそれはそうなのですが、しかしそれは今現在の段階では、まだ多少困難ではないかとも思われます・・。
何故ならば、双方共にそれぞれの学問分野における既存の伝統といったものがありますからね・・。
つまり、その場合、それぞれの学校、大学の教育システム、カリキュラムを大幅に変えたり、さらにはそれぞれの組織自体もまた、大々的に変えないと多分ダメですからね・・。
ですから、B先生に云うのも何ですが、それは医学部、歯学部などといった、既に養成課程において伝統のある組織、カリキュラムがある学問分野と同一視して考えることは難しいのではないでしょうか・・。
・・とはいえ、やはり、そうした変革とは、必ずしも必要というわけではありませんが、今後その必要性が増大する可能性が高い、医療・介護分野における多職種連携においては、養成段階基礎教育の共通化によって使用専門用語が共有されることは大変都合の良いことであるとは思うのですが・・。」

B「・・まあ歯科医学分野においても医歯工連携やチーム医療の必要性が叫ばれてはいますが、それはあくまでも既存の各分野研究者、教員に対してのアプローチといった色彩が強く、それらを養成する段階、つまり学生たちに対する学部、学校教育に関してとは聞きませんから、やはり、こうした養成段階基礎におけるカリキュラム、履修科目の共通化とは、現段階では君のいう通り難しいのだろうねえ・・。
それと、資格養成の専門学校と文系大学との合併もまた、現在の社会が示す少子化に伴う大学全体の斜陽化に対して良い効果を齎すのではないかと思われますが、これもおそらく前と同様、難しいのだろうねえ・・。」

A「・・ええ、もちろん、現在の状況とは決して楽観視出来るようなものではありませんが、それでも幾つかの資格間の養成段階基礎における共通化とは、少なくとも悪い兆しではないと考えますので、今後もしばらく情勢を静観するのが良いのではないでしょうか・・?」

B「うん、とりあえず事態は変わってはきているようですから、現段階ではそれで良いのかもしれませんね・・。」

今回もまた、ここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。

昨2016年に発生した熊本、山陰東部そして福島県周辺における地震によって被害を被った地域の諸インフラの出来るだけ早期の復旧、そして、その後の復興を祈念しております。

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