2018年9月1日土曜日

20180831 首都圏にて思ったこと・・主に書店について

ここ数日は所用のため首都圏に来ています。首都圏での日中の暑さは、徳島とあまり変わりがないように思われますが、日が暮れてからの気温・過ごし易さに関しては、徳島の方が若干快適であると云えます。

とはいえ、さまざまな文化的な刺激に関しては、やはり首都圏の方に軍配が上がり、就中、自身の趣味となりますが、書店の数、およびその充実度に関しては、圧倒的に首都圏の方が優れていると云えます。

現在において書籍は、その多くが大手通販サイトにて購入可能ではありますが、私見を述べますと、書店での立ち読みにて偶然に、そして実際に手に取って出くわした著作から、何と云いますか、より大きく決定的とも云える影響を受けると思われるのです・・。

また、若干の希望的観測も入りますが、書籍を習慣的に読まれる方々の多くもまた、この考えを少なくとも否定されることはないと思われますが、さて、如何でしょうか?

ともあれ、それ故に、実際の書籍が大量に並ぶ神保町のような町並みは【少なくとも】自身にとっては大きな意味・価値を持ち、そしてまた、そうしたいわば物理的要素を敷衍したところに首都圏・東京の持つ一つの文化的な価値があるのではないかと考えます。

しかしながら、やはり全体として考えますと、周囲の西日本的な自然環境に抱かれた地方都市の方が生活する上では相対的に優れているのではないかとも考えるのです・・。

そして、そのように考えてみますと、手軽に書籍を購入できる大手通販サイトもたしかに良いかもしれませんが、それと同時に、かねてより地方都市にて存在してきた書店・古書店は、その地域の文化環境を構成する大切な要素であるようにも思われるのです・・。

おそらく、時代の変化は『いいとこ取り』は出来ないのでしょうが、それでも我々は、その変化する時代に付随する諸要素の配合については、もう少し考えて関与することも出来るのではないかとも思われますが、さて如何でしょうか・・?

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます!


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