2018年6月23日土曜日

20180623 『やる気・前向きな姿勢』と為された創造的行為の関係【惰性の産物?】

おかげさまで、昨日投稿分の記事は思いのほかに多くの方々に読んで頂けました。読んで頂いた皆さま、どうもありがとうございます。そして、本日に関しては昨日に当ブログを開始して丸3年を迎えたことから記事作成を休もうと考えていましたが、さきに述べた事情により『やはり何かしら作成しておいた方が・・』と思うに至り、さきほどから本記事作成を開始した次第です・・。

とはいえ、さすがに近日中にある程度まとまった期間、記事作成を休みたいとは考えていますので、キリが良いものか分かりませんが、とりあえず今月中は記事作成を続け、そして、その後しばらくの期間、記事の更新が止まっても、それはここに述べましたとおり所定の行為となります。

また、そのように書いていますと『あるいは私は記事作成を休むことを自然に出来なくなり、それを恐れているのではないか?』とも思われてくるのですが、たしかにここまで来ますと、新たな記事作成よりも休息の方が勇気を要する行為になりつつあるのかもしれません・・(苦笑)。

そして、そうした状態を指して『惰性』と云うのかもしれませんが、しかし同時に、であるからといって、そうした状態での記事作成を『惰性の産物』と見做し、無意味であると判断することは軽率なことであるように思われるのです・・。

何故ならば、これまでに作成した記事の中で、より多くの方々に継続して読んで頂けている記事は、その多くが、やる気に満ちた状態にて作成されたものではなく、むしろさきの『惰性の産物』とも云えるものであるからです・・(笑)。

このことは、以前にも述べましたが、しかし同時に、これまでの継続的な記事作成がなければ自身では分からなかったことですので、ここであらためて書いてみることは、自身にとっては再認識としての意味があり、また、読んで頂いている方々の中からも少なからず共感して頂けることではないかと思われるのです。

つまり、如何なる創造的な行為も、その当初のやる気・前向きな姿勢などにより、その価値・意味が判断されるのではなく、むしろ、ある程度の期間を要する創造的な行為においては特に、外から判断し得るとされる『やる気・前向きな姿勢』と、為された創造的行為の所産を結び付けることは困難であるように思われるのです・・。

しかし、我々はこのことを本当に忘れやすく、あるいはこのことが常時意識上にあれば、現在の我々の社会は、もう少しは良いものになっていたのではないかとも思われます。そして、ここからは私見となりますが、我々日本人は当ブログにて述べた『歴史意識』が乏しい代替として『外見からの本質の判断』の洗練に力を注いでいるのではないかとも思われるのです。【微分回路と積分回路】そして、その所産が現在の社会であるとするならば、それは果たして十全に機能している、概ね正しい判断が為されてきた結果と云えるのでしょうか?

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

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増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5
医歯薬出版株式会社


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