2018年6月3日日曜日

20180603 2012年初秋開催の勉強会での記憶から・・

以前に書きましたが、2012年初秋に和歌山市にて開催された勉強会での発表レジュメ冒頭にトーマス・マン著『魔の山』からの抜粋引用を用いました。

このレジュメはデータをUSBフラッシュメモリに収め、当日会場にてプリント・アウトして頂けるとのことでありプリント・アウトされたレジュメを出席者に配布していますと、一人の先生が『ほおお『魔の山』ですか・・これが今回の**さんの発表内容に関係があるのですか・・?』と興味深げに質問されました。

わたしは『ええ、炎の温度と用いる金属の種類、作成出来る焼き物の種類の間には密接な関係がありますので、この『魔の山』の記述は興味深く、発表のイントロに相応しいと思った次第です・・。』と返答しました。

すると、そのその先生は『なるほどぉ・・』と深めに頷かれたあと、少し間をおいて『では『魔の山』は何時書かれた作品であるかご存知ですか?』と大きくはありませんが幾分鋭い声で尋ねてこられました。

わたしは左斜め上を少し視線をおいたのち『ええと・・この物語は第一次世界大戦の戦場の描写で終わっていますので、書かれたのはおそらく1918年以降であり、且つその後1933年に政権を握ったナチスに対する批判らしきものが文中に見当たらないため、書かれたのは1918年から1933年の間であり、具体的には1920年代あたりではないかと思われます・・。』と口頭試問時の学生のような態度で返答しました。

すると、この先生は突如として笑顔になり『なるほど、そうですねえ!』と満足気に持たれていたレジュメを机の上に置きつつ云われた。その時に『文系には文系の考え方、価値観のようなものがあり、私がそれを忘れていないかチェックされたのだろうか?』といった考えが不図頭をよぎりましたが、たしかに、そうした傾向はないとは云えないと思います。また、そこでどうにか即興で先生が満足される程度の返答が出来たことは、運ではなく、自身の実力であり、またそこでスマホや電子辞書を取り出し検索をはじめたら、それはダメであったろうと思います・・(笑)。

ちなみにこの時、わたしはD2病の真只中にいました・・(苦笑)。

こうした経緯から思うことは、おそらく本当の知識の獲得や勉強とは、そこまで簡単なことではないと思われるのですが、現在の世間の動向を見ておりますと、どうもそうばかりではないようにも思われるのです。これはこれで今後の面白いことにつながっていくものなのでしょうか?
私には、イマイチよく分かりません・・(苦笑)。


~書籍のご案内~
ISBN978-4-263-46420-5

~勉強会の御案内~
前掲著作の著者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の材料に関しての勉強会・講演などのご要望がございましたら、こちらも承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執った経験から、さまざまなご要望に対応させて頂けます。

この件に関する連絡先メールアドレスはconrad19762013@gmail.com となっております。
併せて、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今回もここまで読んで頂きまして、どうもありがとうございます。


数年前から現在までに列島各地にて発生した大規模自然災害により被害を被った地域のインフラの回復および、その後の復興を祈念します。