2018年3月26日月曜日

20180326 国際政治学の著作のあとに民俗学の著作を読んでいて思ったこと・・

つい先日、サミュエル・ハンティントン著『文明の衝突』上下巻を読了し、その後は民俗学分野の著作をいくつか拾い読みしつつ現在に至っています。そして今後はさらにそれらから絞り込まれていくのではないかと思われます。また他方で先日まで前述の国際政治学分野の著作を読んでいた自身が、突如として民俗学分野の著作へと切り替え、読み進めていく作業とは、意識してみますとそれなりに(少なくとも当初は)面倒なものであり、また、以前の自身であれば、こうした著作分野間の断層も現在ほどは気にしないで読み進めることが出来ていたようにも記憶しています。これは年齢の為であるのでしょうか、あるいは現在の季節特有の花粉症による目鼻の不調に因るところが大きいのでしょうか?はたまた、ブログ記事作成の継続による一つの負の効果であるのでしょうか・・?
ともあれ、その何れであったとしても、こうして自身の文章を作成することは出来ていますので、ブログ記事の作成を始めた時期に比べれば随分と良くなったのではないかと思われます・・。

さて、さきにも述べましたが、つい先日国際政治学の著作を読了し、その後民俗学分野の著作を読んでいますと、ある程度明瞭に感じ得ることは、自身にとって民俗学とは日常的な感覚の延長線上にあるということです。

つまり日常の不図した時に思いつく考え、思考のパターンあるいはこれまた日常的に他者より見聞きするそうしたものと、民俗学分野の著作・文献内の記述が何かしらの関連・類似性を匂わせるのです・・。

これを異言しますと、自身のあるいは他者から見聞きした日常的な感覚の歴史的な意味での普遍性・共通性を民俗学を通して感知し得るといったところでしょうか・・?

また、民俗学分野の著作・文献内での記述にある伝承・伝説とは、かなり古くからのものも珍しくないことから、そこから歴史学からの検証もまた行うに足るようになり、そしてそれがある程度史実に沿う伝承・伝統であったとすれば、それは貨幣的な価値にて換算することは困難であるのかもしれませんが、その伝承・伝説には『かなりの価値がある』と評し得るものと考えます。

面白いもので、こうしたものの多くとは貨幣的な価値として換算し、保存などを試みる場合、まさしくそうした意図・手法にて保存することにより、ホンモノでなくなっていくように思われるのです・・。また、これまた面白いもので、こうした構図の認識を逆さまに用いて今度はそうした価値ある伝承・伝説の発見が各地で相次ぐようになるのです・・(笑)。

おそらくそれらは捏造ばかりではないと思われ、また、こうした一種の凝集性らしきものも一つの時代精神を映すものであると思われるため、それはそれで良いのではないかと考えます・・。

そしてまた、古来より我が国にそうした性質があったことから、東北北部と九州南部といった我が国の辺縁部と評しても良い地域において厳めしい顔つきの男性像を用いる祭事が共通して遺っているという事態もまた看取されるのではないかと思われます。

あるいは、こうしたことをさらに抽象的に述べてみますと、何らかの道徳律を伴わない社会においては必然的に男系もしくは社会における男性的要素が劣化・腐食し易い環境が醸成され、また、そうした環境とは他面において内部分裂・抗争といったものが激化していくような性質があるように思われるのですが、さて如何でしょうか?
そうした環境により男系・男性的要素の劣化・腐食し易さにが高まると、より代替としての男系・男性的要素の需要が高まり、それにより役者・アイドル・お笑い芸人などがさまざまな画面を通じて供給そして消費されていくのかもしれない・・。)
多少、飛躍のし過ぎはあるかもしれませんが、一方であながちウソばかりでもないようにも思われますが、さてこちらも如何でしょうか・・(笑)?

近年以来、現在までに日本列島各地にて生じた、あるいは現在も継続して発生している地震・大雨・水害・火山噴火などの大規模自然災害によって被害を被った(被っている)諸地域の安全そして復興を祈念しています。


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ISBN978-4-263-46420-5