2017年1月30日月曜日

20170129 アメ横に久しぶりに行って思ったこと・・

A「本日の首都圏はこの時季にしては気温が上昇し、日中は多少過ごし易かったと思います・・。

また久しぶりに御徒町アメ横に出向き、相変わらずの喧騒の中、探しものをしておりました。

とはいえ、最近はインターネットによる通販サイトが大変発達しておりますので、よく考えてみますと何もアメ横で商品を探し、購入する必要性はないのかもしれませんが・・。

しかし、それでも個人的にはアメ横や秋葉原の電気街そして神田神保町古書店街などには何かしら捨て去ることの出来ない魅力があると思うのです・・。

また、私はいくつかの地域に住み、それぞれ大変良いところであると思っておりますが、この点、つまり、何かしらの分野における圧倒的な商品量を誇る古くから市場街といったものに関しては、やはり東京の方が幾分優れているのではないかと思います・・。

そして昨今、そうした古くからの即物的ともいえる市場街が仮想空間上のインターネット通販サイトの市場規模拡大により押されつつあるというのは、少し抽象化してみますと、同じく昨今、さまざまな場面において見受けられる現象と同根であると考えることも出来るのではないでしょうか?

これは、地域の商品購買力、経済規模などを別にして考えてみますと、地域間の格差を平均化するものであるとは云えます・・。

また、それがある面における進化であり、他面における退化、劣化ではあるのでしょうが、何れにせよ、そうしたものが時代精神といったものの一側面であるのではないでしょうか?

そして我々は、そうした時代精神からほぼ無意識のうちにさまざまな影響を受け、日々ものごとを考え、行動しているのですが、ここで大事であると思われることは、その時代に生じている現象、傾向に対し、抽象化を試み、その上で抽出される、ある程度簡素化された、さきの現象、傾向の『原理』(メカニズム、作用機序)に類似した『原理』が何時、何処の歴史の流れにおいて作用していたかを考えてみることです。

そうしますと、当然、対象となる歴史の流れを数多く且つ多面的に知っておいた方が、より深化させて現在対象とする現象、傾向を考え、そして洗練された結論を出すことが出来ると考えます・・。

これはつまり、考える時に『能動的に』引き出すことの出来る歴史の流れを、より多く持つということです。

そして、これがいわゆる『教養』といったものの一側面ではないでしょうか?

さて、現在、その進化発展が著しい人工知能であり、また、これには膨大な知識が内蔵されているのでしょうが、おそらく現今においては、あるコトバになっていない、流れ、動き、傾向といったものを感知、抽出し、それに対し能動的に見解を発し、さらにそれに関連させた知識(体系)を付加させ、考えを駆動させていくといった一連の活動に関しては未だ開発途上であり、さらに、そこに至るまでは今後も難しいのではないかと考えます・・。

しかし今後、もしそうなった場合『教養』とは、人工知能を指すことになるのかもしれません・・(苦笑)。

しかし、少なくとも現在においては『教養』とは、そういったものではなく、また本質的には、あくまでも人間に対して付与されるものであるとは考えるのですが如何でしょうか・・?

今回もここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございました。

また2016年に熊本、山陰東部そして福島県周辺にて発生した大地震にて被災された地域の出来るだけ早期の諸インフラの復旧および、その後の復興を祈念しております。」








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